血 液

 血液外来では、毎月約1,000名の初診または再診の患者さんが受診されております。
 血液疾患の診療においては、末梢血・骨髄の血球形態、白血球CDマーカーや染色体・遺伝子検査、 リンパ節病理組織像や各種画像診断を駆使し、専門的に的確な診断を下しております。 白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫などに対する化学療法では、副作用に留意しつつ、 次々に登場する新薬を導入した最先端の治療を施行しております。
 また、無菌治療室2床も稼動し、急性白血病に対する寛解導入療法のときなどに使用しております。
 悪性リンパ腫や多発性骨髄腫の放射線照射適応例では、当院放射線科との密接な連携のもとに治療を進めております。
 播種性血管内凝固症候群 (DIC)、血栓性血小板減少性紫斑病 (TTP)、後天性血友病などの凝固異常症の診断・治療も行っております。
 なお、当科では造血幹細胞移植は施行しておりませんが、東京都内や埼玉県内の移植専門病院と連携し、 移植適応のある患者さんにつきましては、それらの病院に、ご紹介しております。


対象疾患

骨髄性腫瘍 急性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群、慢性骨髄性白血病、真性多血症、
本態性血小板血症、原発性骨髄線維症、慢性骨髄単球性白血病
リンパ性腫瘍 急性リンパ性白血病、慢性リンパ性白血病、ホジキンリンパ腫、
非ホジキンリンパ腫、成人T細胞性白血病・リンパ腫
各種貧血 再生不良性貧血、自己免疫性溶血性貧血、その他の溶血性貧血、赤芽球労、
腎性貧血、発作性夜間ヘモグロビン尿症、ビタミンB12欠乏性貧血、
葉酸欠乏性貧血、鉄欠乏性貧血
血小板減少 特発性血小板減少性紫斑病 (ITP)、血栓性血小板減少性紫斑病 (TTP)
凝固異常症 播種性血管内凝固症候群 (DIC)、後天性血友病、先天性血友病、
フォン・ウィルブラント病
その他 キャッスルマン病、好酸球増多症、伝染性単核球症、血球貪食症候群など


研究内容

(1)白血病の各種遺伝子解析

(2)多発性骨髄腫におけるレチノイドの抗腫瘍効果に関する基礎的研究

(3)免疫不全動物を用いた悪性リンパ腫のin vinoモデルの確立

(4)慢性骨髄性白血病のTKI治療時における合併症及び予後に関する臨床研究

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