入院・手術実績

外来・入院実績

単位:人

  H26年度 H27年度 H28年度
外来患者延べ数 29,188 29,542 29,082
入院患者数 1,132 1,103 1,246


耳鼻科の主病棟は4階北病棟です。入院の場合は、大部屋(原則6人)と3人部屋、個室(共に差額ベッド代有)があり、入院時に患者さんのご希望になるべく沿うかたちで対応させていただきます。(満床の際は希望にお応え出来ないこともあります)
外来患者数は年々増加傾向を認めており、とくに紹介患者数の増加が顕著です。


術実績 (年間症例数)

単位:人

  H26年度 H27年度 H28年度
鼻科手術 300 282 323
頭頸部手術 187 198 174
耳科手術 100 99 94

手術件数は増加傾向にありましたが、手術枠の関係上ここ1年は横ばいとなっています。しかしながら、2017年に新棟が竣工し、2018年度は現在の1.5倍の手術件数を見込んでいます。
当科ではひとつの領域だけに特化した治療を行うのではなく、耳科領域、鼻科領域、頭頸部領域ともバランス良く手術治療することに力を注いでおります。そして各々の領域ごとのエキスパートが術者または手術助手として手術を担当致します。
具体的な疾患とその治療法については以下のとおりです。

耳科領域

真珠腫性中耳炎
基本的には外耳道後壁を保存する手術を行います。外耳道と呼ばれる耳の穴から鼓膜までの形態が維持されますので、術後のトラブルが少なく、手入れの必要が少ない利点があります。また聴力改善に関しては、アブミ骨が残存している場合は70%以上の成功率を認めています。
癒着性中耳炎
難治として知られている癒着性中耳炎ですが、耳介軟骨を用いた鼓膜形成術を行い、再癒着を防止する術式をとることにより良好な成績を得ています。
耳硬化症
テフロンピストンワイヤーを用いたアブミ骨手術を行います。90%以上の症例で、ほぼ正常に近く聴力は改善します。
高度感音難聴
両側耳の高度感音難聴症例に対しては人工内耳埋込み術を行います。
メニエール病などをはじめとする内耳性のめまい
保存的治療と症例に応じて平衡機能検査などを用いて原因検索を行います。

鼻科領域

慢性副鼻腔炎、副鼻腔嚢胞
ほとんどの症例に対し、内視鏡を用いた鼻内鼻副鼻腔手術を行います。再手術症例や多発する副鼻腔嚢胞など解剖学的に手術が困難な症例に対してはナビゲーションシステムを用い、安全かつ的確な手術を行います。
アレルギー性鼻炎
高周波電気凝固術、炭酸ガスレーザーによる蒸散術、タービネートブレードを用いた下甲介粘膜下組織除去術や、後鼻神経切断術などの手術療法を行います。手術治療以外の根治的な治療としては原因抗原を同定したうえでの減感作治療も行っています。アレルギー専門医が患者さんの症状と臨床所見に応じた治療を判断しますので、アレルギー性鼻炎でお悩みの患者さんはご相談ください。

頭頸部領域

舌、口腔、咽頭(上咽頭、中咽頭、下咽頭)、喉頭、唾液腺(耳下腺、顎下腺)、甲状腺の治療を行っております。悪性腫瘍では治療成績の向上のみならず、QOL(生活の質)の向上をめざし、機能温存(音声機能、摂食機能など)を考慮した治療や、頭頸部再建を含めた手術も行います。そのため、手術治療だけでなく放射線治療、化学療法や、抗癌剤の超選択的動注療法と放射線療法との併用療法も患者さんに合わせて選択します。

主要機器

ナビゲーションシステム、マイクロデブリッター、炭酸ガスレーザー、高周波電気凝固装置(コブレーター)