教授ご挨拶

  皆さんこんにちは。2015年4月から当教室を担当させていただくことになりました。 当科は1984年初代小原 喜隆 教授のもとで診療を開始しました。その後、二代目の筑田 眞 教授に引き継がれ、埼玉県東部の中核施設として発展してまいりました。

  日本は超高齢化社会を迎えており、高齢者のQuality of lifeが重要となります。高齢者の眼疾患(例えば白内障、緑内障、加齢黄斑変性などなど)の頻度は、今後増え続けます。これらの疾患の殆どは治療可能であり、高齢者のQOLの改善を眼科医が担うといっても過言ではないと思います。今後、眼科はますます重要な診療科となり、日本の医療に貢献してゆくと予想されます。埼玉県は眼科医の数(人口当たり)が最も少ないとされており、ひとりひとりの眼科医の役割は重要であり、やり甲斐のある職務であるとのプライドをもって、我々は日々の努力を続けています。

  私が眼科を主宰するに際して掲げたキーワードは「貢献」です。まず、地域医療への貢献を大切にしたいと考えています。医療は日進月歩であり、高いレベルの医療を供給するためには、医療機器などのハード面での向上のみならず、一流の医療を目指した日々の努力が肝要と考えています。地域の皆様が安心して受診して頂ける診療科を目指しています。次に、眼科医療への貢献です。中長期的な展望としては、教育が最重要課題と考えています。レベルの高い眼科専門医を育てることで、地域ならびに日本の眼科医療に貢献したいと考えています。最後に、眼科学の発展への貢献です。平成28年度から当院にも大学院が設立されました。若手には社会人大学院として基礎あるいは臨床研究に従事してもらい、その成果を世界に発信してほしいと考えています。このような努力が、眼科学の発展に貢献すると考えています。

  患者様にご満足頂ける診療科、医局員が生き生きと輝ける教室を目指し努力する所存です。このページをご覧いただき、当教室に興味を持っていただいた方からのご連絡を心からお待ちしております。


獨協医科大学越谷病院眼科 主任教授
町田 繁樹