獨協医科大学埼玉医療センター整形外科

より良い治療をみんなのものに

整形外科は、カラダを動かす全ての機能を治療するところです。「すべての年齢のすべての運動器を」ですから、赤ちゃんから高齢者まですべての年齢の、首から足先まですべての部位の問題を治療します。骨折やケガをはじめ、赤ちゃんの先天的な変形(内反足、股関節脱臼、斜頸、側彎症、多指症など)、スポーツによる障害(前十字靱帯損傷、足関節靱帯損傷など)、腰や首の痛み(椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、後縦靭帯骨化症など)や、関節リウマチ、骨や筋肉の腫瘍(骨肉腫、ユーイング肉腫、横紋筋肉腫など)、高齢者の変形性関節症(膝関節症、股関節症など)、骨粗鬆症など障害や病気も多彩です。ですから、これらすべてに精通することは容易ではありません。そこで整形外科では、整形外科医として知っていなければならないことの他に、特に治療に精通している部分を専門分野として標榜することが多くなっています。しかし、私たちのカラダはそれぞれの部位が互いに関連しながら、「運動」という機能を担っています。カラダの一つ一つの部分の問題を、カラダ全体との関連として、統合して考える視点が大切です。わたしたちは、専門分野を持つと同時に運動機能を統合して治療する視点を持つよういつも心懸けています。

「医学はつねに進歩」私自身も医師になるまで、教科書に書いてあることをちゃんと勉強すれば良い治療ができるのだと思っていました。しかし、整形外科で研修をはじめると、指導してくれている先輩は、いつでもさらに良い治療を、もっと良い治療を探求していました。関節鏡視下手術、顕微鏡手術、革新的な脊椎の内固定の方法、創外固定による再生医療など、めざましい技術革新を起こして次々に教科書を書き替えています。教科書が進歩に追いつかないことも少なくないのです。基礎研究を臨床に応用し、今の治療よりさらに良い治療を目指すのが大学病院の大事な役割です。ホームページに私たちが行っている代表的な治療法を提示することにしたのもそのためです。「治療の方法が無い!」とあきらめてしまう人を無くしたいのです。わたしたちは、「世界の進歩」を学ぶだけでなく「独自の技術を開発」して、いつでも患者さんのための「より良い治療」を目指します。

「より良い治療をみんなのものに」医学は時に飛躍的に進歩することがあります。骨折の内固定や創外固定、人工関節、脊椎インストウルメンテーションや内視鏡の開発などはそう呼ぶことができるでしょう。大学病院は新しい治療を開発し、安全な技術に高めて、多くの先生達に広めて行く責務があります。私たちは研修医を、「高いレベルで診察と治療ができる医師」に指導し教育して行きます。多くの善意と多額の税金をつぎ込んで育てられる医師を、今度は患者さんを支えることができるまでに指導することこそ、社会の医学教育コストに報いることだと信じています。わたしたちは、高い総合力と専門知識を持った医師を育てることで、より良い治療法を社会に広めます。

獨協医科大学埼玉医療センター 整形外科 主任教授 大関 覚

常勤

氏名 職名
下肢班大関 覚主任教授
脊椎班東村 隆准教授
脊椎班飯田 尚裕准教授
下肢班栃木 祐樹准教授
上肢班佐野 和史准教授
救命救急センター杉本 一郎講師
脊椎班片柳 順也助教
上肢班橋本 智久助教
下肢班小川 真人助教
下肢班増田 陽子助教
脊椎班速水 宏樹助教
脊椎班松本 和之助教
非専門医樋口 祥平助教
非専門医鈴木 萌助教
非専門医古川 裕和助教
後期レジデント簗瀬 司レジデント

医局長 小川真人  病棟医長 片柳順也  外来医長 橋本 智久

非常勤

氏名 職名
下肢班菅野 吉一非常勤講師
脊椎班浅野 聡非常勤講師
下肢班大堀 正明非常勤講師
下肢班竹本 知裕非常勤講師
下肢班安村 建介非常勤講師
上肢班木村 和正非常勤医師
下肢班矢尾 英則非常勤医師
脊椎班中村 豊非常勤講師
脊椎班大山 安正講師
脊椎班阿藤 晃久非常勤医師
上肢班榎本 光宏助教
下肢班垣花 昌隆助教
下肢班西川 正修助教
下肢班大橋 正典助教
非専門医佐伯 辰彦助教
非専門医田中 亮太助教
非専門医渡邊 正智助教
非専門医舘浦 慎助教
非専門医山崎 貴之助教
非専門医藤井 達也助教
後期レジデント小沼 宏樹レジデント
脊椎班古波蔵 恵丈研究生
下肢班保坂 幸司研究生
下肢班金子 智則研究生

下肢診療班

本プログラムの統括責任者である大関 覚(主任教授)を中心に骨盤から足部までの筋骨格系の疾患や外傷の治療を幅広く取り扱っています。特に力を入れている分野は、 Ilizarov 創外固定器を用いた牽引性組織誘導術を応用した骨延長術や変形矯正術、先天性内反足治療、成人足変形、膝・足関節の変形性関節症に対する矯正骨切り術、膝・足関節の靱帯再建術などです。 また、大関が理事長を務める日本足の外科学会の主催で、当班が運営主体となっている『足の外科機能解剖セミナー』への関与や、他にも屍体標本を使用した卒後教育プログラムへの参加を通じて、手術テクニックの効率的な習得に重要な臨床解剖や生体外手術トレーニングを行う機会を提供していることも特徴です。

氏名 役職 専門分野
大関 覚主任教授 関節外科:足の外科、変形矯正、機能再建手術
栃木祐樹准教授 関節外科:足の外科、膝関節外科、下肢スポーツ障害、関節鏡視下手術
小川真人助教 足の外科、股関節外科、膝関節外科、スポーツ外科
増田陽子助教 関節外科
垣花昌隆助教 関節外科:小児整形外科、足の外科
西川正修助教 下肢、小児、創外固定
大橋正典助教 外傷、関節一般
菅野吉一非常勤講師 関節外科:リウマチ、リハビリテーション
大堀正明非常勤講師 関節外科
竹本知裕非常勤講師 股関節外科、関節リウマチ、骨粗鬆症
安村建介非常勤講師 股関節・膝関節の変性疾患
矢尾英則非常勤医師 関節外科、外傷一般、股関節外科
保坂幸司研究生 関節外科
金子智則研究生 股関節・膝関節

上肢診療班

肩甲帯から手指までの疾患を対象とし治療をおこなっています。当院は日本手外科学会認研修施設となっており手外科領域全般の専門的研修が可能です。肩、肘関節では人工関節、関節鏡手術、スポーツ障害に対する低侵襲手術をおこなっており良好な成績が得られています。骨折、腱損傷、神経障害、切断指や遊離組織移植などのマイクロサージェリーに加え、関節リウマチ患者の機能再建やスポーツ障害など広範囲にわたる疾患を対象としているのが特徴です。

氏名 役職 専門分野
佐野和史准教授手外科、マイクロサージャリー、末梢神経外科
橋本智久助教手外科、外傷
榎本光宏助教肩関節外科
木村和正研究生手外科

脊椎診療班

脊椎脊髄外科学会認定指導医が常勤しており、頸椎から仙椎までの脊椎と脊髄の疾患や外傷を広く取り扱っています。特に脊柱変形の手術矯正には積極的に取り組んでおり、若年者の脊柱側弯症および中高齢者の脊柱変性後側弯症に関しては国内有数の手術件数実績を誇ります。また、近年注目を浴びている小侵襲脊椎手術にも積極的に取り組み、国内からの手術見学者も多数受け入れております。

氏名 役職 専門分野
東村 隆准教授 リハビリテーションセンター部長(運動器)脊椎外科、リハビリテーション
飯田尚裕准教授脊椎外科:脊柱変形、脊椎外傷、変性脊椎疾患、低侵襲脊椎手術
片柳順也助教脊椎外傷、変性疾患、成人脊椎変形、脊椎最少侵襲手術、脊椎椎体骨折、骨粗鬆症
速水宏樹助教脊椎疾患、外傷
松本和之助教外傷一般、脊椎
大山安正講師脊椎外科:脊椎変性疾患、脊椎内視鏡下手術、脊椎後側弯症
浅野 聡非常勤講師脊椎脊髄外科、骨粗鬆症
中村豊非常勤講師脊椎外傷、変性疾患、成人脊椎変形、脊椎最少侵襲手術、脊椎椎体骨折
阿藤晃久非常勤医師脊椎外傷
古波蔵恵丈研究生脊椎外傷

救命救急センター

救命救急センターにも整形外科スタッフが所属し、各専門診療班と連携しながら重症外傷の治療を行っています。 3次救急を中心に多発外傷や開放骨折に対して治療を行っています。骨盤骨折の症例も多いのが特徴です。四肢開放骨折には創外固定器を使用しながら機能再建に重点を置き治療にあたっています。
氏名 役職 専門分野
杉本一郎講師関節外科:多発外傷
鈴木萌助教

2016年

手術件数内訳 923件


関節班 649件


下肢班 570件

人工関節全置換術 THA 24件/TKA 31件
人工関節再置換術 THA 5件/TKA 1件
人工距骨挿入術 1件
骨切り術 TCVO 4件/DTOO 8件
外反母趾手術 21件
麻痺性足部変形 12件
靭帯再建術 ACL再建 4件/PCL再建術 1件/足関節外側靭帯再建術 3件       
靭帯縫合術 足関節外側靭帯縫合術 3件
観血的骨整復固定術 155件
関節鏡手術(上記以外) 15件
偽関節手術 17件
骨軟部腫瘍(悪性含む) 4
その他 225件

上肢班 79件

関節鏡手術 ARCR 18件/Bankart修復術2件

手外科手術 4件

末梢神経障害 6件
マイクロサージャリー 1件

骨軟部腫瘍(悪性含む) 4件

人工関節置換術(肩・肘) 2件

観血的骨整復固定術 20件
偽関節手術 1件
その他 21件

脊椎班 274件

側弯症手術 小児 特発性 44件/症候性 12件/成人 48件

脊柱管狭窄症 29件
頸椎症性脊髄症 13件
骨折・脱臼 24件
頸髄損傷 11件
骨軟部腫瘍(悪性含む) 9件
その他 99件

2015年

手術件数内訳 869件


関節班 合計608件


下肢班

TKA 34
THA 24
脛骨骨切り術
TCVO 7件
HTO2件

DTOO 6件
外反母趾手術 16件
膝靭帯再建術
ACL 5件
PCL 3件
足関節靭帯再建術5件

麻痺性足部変形 10件
骨折手術 36件  

上肢班

ARCR 17件
バンカート修復術 2件 マイクロサージャリー 10件
手の外科手術 16件  

その他 上肢+下肢=415件

脊椎班 合計261件

頚椎手術 37
頚椎椎弓形成 18
頚椎前方固定 10
頚椎後方固定 9

胸椎手術 17
胸椎後方除圧 4
胸椎前方固定 3
胸椎後方固定 10

胸腰椎部手術 19
胸腰椎後方固定 15
胸腰椎前方固定 4

腰椎手術 53
腰椎椎間板ヘルニア切除 1
内視鏡下椎間板切除 6
腰椎後方除圧 2
腰椎前方固定 13
腰椎後側方固定 1
腰椎後方侵入椎体間固定 10
腰椎前後方同時固定 16

側彎症手術 75
側弯症前方手術 22
側弯症後方手術 23
側弯症伸延手術 30

成人脊柱変形 25
後側弯症胸腰椎後方固定 25 腰椎前後方同時固定併施 4

腫瘍 4
腫瘍切除 4

その他 31
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