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腹痛を訴え、嘔吐や腹満(おなかが大きく膨れる)、下痢、下血などをともない、緊急開腹術を必要とする状態です。

こどもでは症状を正確に訴えられず診断が遅れたり、また誤診を生じたりすることがあるため、注意深い観察が必要です。

特に乳幼児でミルクを飲まない(哺乳力低下)、元気がない、ちょっとした刺激で不穏な(穏やかでない)状態になる(被刺激性の亢進)などの症状は要注意です

成人に比べ進行が早く、時に致命的になることもあります。
急性腹症の原因は腸や内臓に穴があいたり破れたりする穿孔・破裂、腸や内臓がしめつけられ血液の流れが悪くなる絞扼(循環障害)、および炎症などです。


穿孔・破裂 消化管穿孔、メッケル憩室穿孔、胆道穿孔、外傷など
絞扼(循環障害) 腸重積症そけいヘルニア嵌頓、イレウス、腸回転異常症(中腸軸捻転、内ヘルニア)、卵巣茎捻転など
 
炎症 急性虫垂炎、膵炎、胆のう炎など
現在では急性腹症の原因がわからないまま手術になる例は少なくなっています。
超音波検査やCTなどの検査法の進歩がその理由です。

先端の腫大した虫垂が描出され、虫垂炎と診断された

しかし、内ヘルニアによる絞扼性腸閉塞(イレウス)のように手術前に診断することの難しい場合もあります。

原因不明の腹痛、嘔吐、下血などがみられたら小児科医、小児外科医になるべく早めに相談してください。

Last Update 2013/10/16