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小児の熱傷の多くは家庭内で発生する事故で、大部分は未然に防止しうるものです

しかし、熱傷は小児の救急疾患の中で実際には頻度が多いことも事実です。

熱傷は深度(深さ)、受傷面積、受傷部位などにより治療や経過が異なります。

深度 皮膚の障害部位 肉眼所見 瘢痕 治るまでの期間
1度 表皮 発赤 残らない 1週間
浅達性2度 真皮の浅層まで 水疱、その下は赤色 残らない 1-2週間
深達性2度 真皮の深層まで 水疱、その下は白色 残る 3週間以上
3度 皮膚全体 真珠様白色 残る 1カ月以上
獨協医科大学越谷病院小児外科の経験から


1)受傷時年齢

0歳、1歳のこどもが全体の2/3を占めていました。




2)受傷原因

ポットの湯、味噌汁、ラーメンのスープなど熱湯(熱性液体)による受傷が最も多く、次に多いのが調理器具や暖房器具に原因する熱傷です。


3)受傷部位と深度

上下肢の熱傷が多く、これは小さいこどもが自分で手を伸ばし、熱湯をあびることが多いためです。

深度は1度または浅達性2度が大部分ですが、全体の6%は深達性2度または3度の熱傷でした。



4)治療

全体の約90%は外来通院で治療できましたが、約10%は入院を必要としました。



熱傷の治療は初期の全身治療と局所治療に大別されます。局所治療は形成外科医と協力しながら行うことが重要です。




参考文献:
石丸由紀、他:小児の熱傷:その特徴と治療。小児外科、33:679-683,2001
Last Update 2013/10/16