鏡視下手術と安全
    
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手術の後の創(きず)あとは本人にとっても両親にとっても予想以上に心の負担となります。
小児がんの治療後に実施したアンケート調査でも約4割のご両親が手術の創を含めた“治療のあと”が気になると回答しています。(日癌治会誌、25:1391-1396,1990)。
現在、多くの小児外科施設では創あとが小さく目立ちにくく、整容的(美容的)にも優れた手術法を開発し実施する努力をしています。
例えば、肥厚性幽門狭窄症に対する開腹手術ではおへそ(臍)の回りに創を創り手術を行う方法が復旧しており、以前のように肋骨の右下に長い創を作らなくてもすむようになりました。

肥厚性幽門狭窄症の手術

臍部弧状切開法

おへそに沿った切開により手術のあとはとほんどわからない
そけいヘルニアでも新しい方法(SSEM法)により数ミリの創で手術が可能です。
詳しくはそけいヘルニアのページをご覧ください
創あとを目立たなくするもう一つの方法は腹腔鏡や胸腔鏡を用いた鏡視下手術です。これは5ミリから1センチ程度の小さな創からお腹の中や、胸の中に細いスコープや器具を挿入し、モニターを見ながら行う手術です。鏡視下手術は体への影響が少なく手術後の回復が早い手術として90年代以降、成人の外科の領域で発展しました。現在、小児外科の料理記でも多くの手術に鏡視下手術が応用されており、体にやさしい手術としてその利点が認められています。

横隔膜ヘルニアの胸腔鏡手術

胸腔鏡の挿入
手術の創はほとんど目立たない
小児鏡視下手術のインシデント・アクシデントについて

近年、鏡視下手術は様々な外科領域で広く行われています。

小児外科でも鏡視下手術が安全に行えることを理解していただくために、獨協医科大学越谷病院小児外科で2008年1月から2009年12月までの2年間に行った鏡視下手術の実績を以下に公開します。

 手術総数  1118件
 うち鏡視下手術  145件
 (13.0%)
内訳

 腹部手術

 ・虫垂切除術
 ・停留精巣手術
 ・胃食道逆流症手術
 ・ヒルシュプルング病根治術
 ・そけいヘルニア対側検索
 ・胆嚢摘出術
 ・精索静脈瘤手術
 ・卵巣膿腫、膿腫摘出術
 ・腹腔鏡下検索
 胃瘻増設
 ・横隔膜ヘルニア
 ・腎・尿路手術
 胸部手術
 ・漏斗胸
 ・気胸
  ・肺切除

  ・その他


 105
  7
 14
  1
  3
  1
  1
  1
  1
  5
  1
  5

  2
  1
  1
  1
 鏡視下手術にともなう合併症(インシデント)  2件
 (1.4%)
 合併症(インシデント)の内訳

  ・鉗子の不具合による破損

  2
Last Update 2013/10/16