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Last Update 2015/6/22
 
血管性病変の分類

The International Society for Study of Vascular Anomalies(ISSVA)1996年に発表した分類により、血管性病変は血管性腫瘍と血管奇形の二つに分けられます。(表1)

 

表1:血管性病変の分類

ISSVA分類(1996

従来の名称

血管性腫瘍

 

乳児血管腫

苺状血管腫

血管奇形

 

静脈奇形

海綿状血管腫

動静脈奇形

 

毛細血管奇形

単純性血管腫

リンパ管奇形

リンパ管腫

 

  乳児血管腫(苺状血管腫)について

出生直後にはなく、生後しばらくしてから増大をはじめる赤いあざで、徐々に増大して、その後に縮小、消退するという経過をたどります。増大期には苺(イチゴ)のような外観をていするため、これまでは苺状血管腫と呼ばれました。

日本人では新生児の0.8%にみられ、女児に多くみられます。頭頸部、体幹、四肢の順に多くみられ、局面型、腫瘤型、皮下型に分類されます。通常、5歳位までに消退しますが、腫瘤型や皮下型では面の皮膚にちりめん皺が残ることや、もり上がりが残ることがあります。

治療は、薬物治療(ステロイドやプロプラノロールの内服)とレーザー治療が行われますが、薬物治療には副作用や保険未承認などの問題があります。一方、レーザー治療ではダイレーザー治療が有効で、近年、冷却装置を搭載した機器が利用できるようになり合併症の頻度が減少しました。特に早期からレーザー治療を開始すると、消退後に生じる瘢痕も軽減できる効果が示されています。

 施術前   施術後 
     
     

 

  毛細血管奇形(単純性血管腫)について

毛細血管奇形(単純性血管腫)と呼ばれる病変は、生下時からみられるピンクから赤色の斑で、発生率は0.3%と言われています。自然に消えることはなく、成人になると暗赤色になります。周辺組織の肥大(過形成)を伴うことがあり、特に顔面にある場合は大唇症、歯槽過形成、歯肉腫、上顎突出、不整咬合などの原因になることがあります。

毛細血管奇形(単純性血管腫)に対してもダイレーザーが有効で、治療により色調を薄くすることができます。一定の治療期間と治療回数が必要ですが、皮膚の肥厚などの変化が生じる前に、なるべく早期から治療を開始することが理想的です。

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日本レーザー医学会専門医が施術致します。