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医局紹介

急性心不全における心筋保護

グループ名 CCU(救命救急センター) 責任者 菊地 研

近年、高齢化とともに急性心不全で救急来院する症例が増えています。このような症例は何らかの誘因で急性増悪することが多く、入院での治療が繰り返し必要になります。そして、その入院を繰り返すたびに、心筋は傷害を受けてポンプ機能がさらに低下していくことが知られています。

しかしながら、この心筋傷害が生じる病態やその治療または予防に関し未だ不明な点が多いのです。

我々は、この急性心不全の心筋傷害の病態解明とその保護効果などに関して研究を行っています。

12誘導心電図伝送によるST上昇型心筋梗塞の治療効果

近隣消防(栃木消防・鹿沼消防)との協力のもと、救急隊員が現場から12誘導心電図を当救命救急センターへ送信するシステムを開始しています。

このことにより、胸痛例では病院到着前に心電図を確認することができ、ST上昇が確認できれば、救急車が病院到着した時には心カテ室の準備が整っており、直ちにカテーテル治療による再灌流療法を行うことが可能になっています。

ドクターヘリの効果とも合わせて、病院到着時から再灌流するまでの時間が短縮され、さらに発症から再灌流するまでの時間が短縮されています。

我々は、この時間短縮によるST上昇型心筋梗塞の治療効果と転帰の改善を研究しています。

院外心停止例への目標体温管理療法

突然心停止の予後は徐々に改善していているとはいえ、いまだ良くはありません。心停止後自己心拍再開例の神経学的転帰を改善させる唯一の治療法が低体温療法なのです。

現在は低体温療法から目標体温管理療法へと変更して称されることが多くなってきました。

しかしながら、この目標体温の設定やその持続時間が重症度により異なるのかなど未だ不明な点が多いのです。

我々は、この心停止後自己心拍再開例の病態解明とその目標体温管理療法の効果などに関して研究を行っています。

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