
遅くなりましたが新年のお慶びを申しあげます。旧年中は格別のお引立てを賜わり、厚くお礼申しあげます。
獨協医科大学 心臓・血管外科は2009年4月に旧外科学(胸部)から分離、独立し一つの診療科及び講座となり1991年から始まった獨協医科大学での心臓血管外科の新たな一ページを刻むことになりました。更に、獨協医科大学日光医療センターに心臓・血管外科を新たに開設し本院は心臓・胸部大血管外科、日光では腹部大動脈以下の手術を担当し役割分担することといたしました。その手術実績をはなはだ簡単ではありますが纏めました。

高齢化や経皮的ステントグラフト治療のような低侵襲手術の登場で術前ハイリスク症例が増加しています。このため引き続き、手術の低侵襲化を目指して大動脈瘤に対する経皮的ステントグラフト内挿術の適応拡大(図1)や弁膜症に対する小切開心臓手術(MICS)を積極的に行っていきます。また従来から行っている動脈グラフトの多用、僧帽弁及び大動脈弁弁形成術などのQOLを重視した手術を目指してまいります。
また大学病院の体制として心臓・血管内科、循環器内科と心臓・血管外科の関連三科でハートセンターを開設します。これは三科が連携して高度医療を提供し、患者様の受け入れ等で地域医療に更に貢献する目的で開設されます。改めてご案内があると思いますがよろしくお願い申し上げます。
| 全手術症例数 | 446例 |
|---|---|
| Major Cardiovascular Surgery (開心術+OPCAB+胸部大動脈瘤の経皮的ステントグラフト内挿術(TEVEAR)) |
229例 |
| 先天性心疾患 | 7例 |
| 虚血性心疾患 | 80例 |
| 心臓弁膜症 | 82例 |
| メイズ手術 | 12例 |
| 胸部大動脈瘤 | 60例 |
| 経皮的ステントグラフト | 21例 |
| その他の開心術 | 3例 |
| 腹部大動脈瘤 | 109例 |
| 経皮的ステントグラフト | 75例 |
| 末梢動脈疾患 | 56例 |
| その他 | 52例 |
| 全手術症例数 | 76例 |
|---|---|
| 腹部大動脈瘤 | 50例 |
| 経皮的ステントグラフト | 34例 |
| 末梢動脈疾患 | 20例 | その他 | 6例 |
