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  1974年4月〜1994年3月 初代 原田尚教授
獨協医科大学の内科学講座の1つとして開設された(開設時は消化器内科と呼称、その後1976年に「第二内科」と名称変更)。
肝胆膵領域、消化管領域を主な対象とする診療が行われた一方で、肝・膵疾患に併発した糖尿病や循環器疾患など内科疾患一般に対する診療も行われた。特に原田尚教授の専門分野である肝疾患については、腹腔鏡・肝生検、超音波、血管造影、内視鏡など画像診断、組織診断を駆使した的確な診断および治療が行われ、入院患者の50%以上を占めていた。研究面でも肝および消化管を中心とした基礎的・臨床的研究が行われ多くの成果を得ることができた。1994年3月退任後、同年4月より獨協医科大学学長を6年勤められた。
  1994年4月〜2004年3月 2代 寺野彰教授

寺野彰教授の専門領域は消化管であり、研究の方針は消化管の分子生物学が主流となっていた。臨床的には肝胆膵と消化管領域がほぼ相半ばしていた。特に内視鏡部門、超音波部門の充実に力を入れ、その設備の設置に尽力された。H. pylori の診断と除菌、さらに基礎的研究、炎症性腸疾患の診療のためのIBD外来の設置、血管造影を中心としたIVR の充実、病理学と連動した免疫組織学的研究を指導された。2004年4月、獨協医科大学学長に就任された。

 2004年8月〜 3代 平石秀幸教授
平石秀幸教授の専門領域は消化器病学(消化管学および臨床肝臓病学)である。
臨床的には、消化管領域では特に逆流性食道炎、H.pylori 感染症、消化性潰瘍、カプセル内視鏡およびダブルバルーン内視鏡による小腸疾患の診断および治療、高画素内視鏡を用いた消化管疾患の精密診断、炎症性腸疾患に対する血球成分除去療法(GCAP、LCAP)、消化管の悪性腫瘍に対する内視鏡治療(EMR、ESD)、光線力学的療法(PDT)など多岐にわたる研究・診療を行っている。光学医療センター内視鏡部門、病理学教室との交流による研究も進行しつつある。また、肝胆膵領域では、肝腫瘍に対するラジオ波焼灼療法(RFA)などの局所治療および interventional radiology ( IVR )を含めた集学的治療、慢性肝疾患に対するインターフェロンを含めた抗ウィルス治療、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)に対する治療、胆膵疾患での内視鏡治療(EPBD、EST)など、全国的にも高度の医療を提供している。また、消化器系がんの診断、治療効果を含めたがん診療を目的として2005年4月よりPET(Positron Emission Tomography)センターが大学病院内に設置され、稼動している。これらの診療が光学医療センター、外科学および病理学教室などとの有機的な連携に基づいてなされているのが大きな特徴である。基礎的にも、消化管の炎症の病態、組織修復、発癌機序などを解明する目的で、分子生物学的および病理学的アプローチを中心として、先端的な研究が進められている。