沿革

沿 革

 獨協医科大学第一外科学教室は1973年の獨協医科大学の開学とともに初代信田重光教授(現名誉教授)が着任され「一般外科学教室」として開講しました。1974年獨協医科大学病院の診療が開始され、小児外科の長島金二助教授(現名誉教授)とともに小児から成人に至る外科系疾患の診療・研究・教育がスタートし、1976年には「第一外科学教室」に改称されました。1993年には砂川正勝教授が第2代教授(現名誉教授)に就任され、食道胃外科、大腸外科、乳腺外科、肝・胆・膵外科、小児外科の専門チームが確立されました。2009年5月より食道外科専門の加藤広行先生が群馬大学大学院病態総合外科から第3代教授に就任され、消化管外科領域の体制が格段に強化されて現在に至っています。

現 状

 第一外科学教室は食道癌、胃癌、大腸癌などの消化管外科を伝統的に専門領域としており、他に乳癌、甲状腺癌などの症例も数多くの診療経験を有しております。腹腔鏡手術も2000例を越える実績があり、胆嚢摘出術、アカラシア手術、食道裂孔ヘルニアなどの良性疾患の手術に限らず、胃の手術では幽門側胃切除、噴門側胃切除、胃全摘など、大腸手術では結腸切除、直腸切除のほか大腸全摘術まで腹腔鏡補助下で行っており、国内外から高い評価を頂いています。

 乳癌手術では乳房温存手術はもちろんのこと、放射性同位元素を利用したセンチネルリンパ節の同定を早くから導入しており、不必要なリンパ節郭清を無くして手術侵襲を極力小さくする努力を続けています。

 小児外科分野では、子ども医療センターにおける外科診療を一手に引き受けており、県内の新生児疾患、小児外科疾患の診療の中核を担い、1日24時間小さな命を見守っています。

 現在のスタッフ構成は獨協医科大学病院21名、獨協医科大学日光医療センター2名、派遣6名の総勢29名です(2014年4月現在)。加藤教授が着任されてから教室が若返り、スタッフ間はもとより初期研修医まで非常に風通しの良い自由でアットホームな雰囲気に包まれています。教室のモットーは3つのFすなわち「Friendly!」「Fair!」「Flexible!」であり、患者様からも他の医療スタッフや学生達からも心から信頼され、皆様の期待に応えられるように常に高い意識で診療に取り組んでいます。