専門別

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小児外科

特色

 全県の小児医療施設と密に連絡を取り、小児の外科的疾患の搬送を受けています。NICU9床、新生児26床合計35床が総合周産期母子医療センターとして平成9年1月開設されました。乳児、幼児、年長児には、とちぎこども医療センターとして平成16年8月に開設され、70床で稼動し、24時間体制で診療しています。平成22年1月からドクター・ヘリの運行が予定されており、小児・新生児医療の発展に大いに貢献できると思われます。

 

対象疾患

先天性疾患 消化管奇形、腹壁異常、胆道閉鎖症など
乳幼児・小児疾患 外鼠径ヘルニア、急性虫垂炎、リンパ管腫、奇形腫など
悪性腫瘍 神経芽腫、肝芽腫、腎芽腫、悪性奇形腫など
泌尿器疾患 陰嚢水腫、停留精巣、尿道奇形、水腎症など

 

症例・治療

2012年 総入院数:289例、 総手術数:257例

手術数

新生児 10例
腹壁破裂 3例
十二指腸閉鎖 1例
空腸閉鎖  1例
小腸狭窄 1例
腸回転異常症 1例
壊死性腸炎 1例
鎖肛 1例
臍帯ヘルニア 1例
乳幼児・小児 247例
外鼠径ヘルニア(脱腸) 95例
その他 152例

*外鼠径ヘルニア(脱腸)の入院は2泊3日、手術時間は男児15分、女児10分。

トピック

臍を使った手術

 近年、臍からのアプローチでの手術を積極的に行っています。臍の創からお腹の中の悪いもの(炎症を起こしている箇所)を取り出すことで、術後の創がほとんど目立たない手術を施行しています。小児で緊急手術を必要とする病気の中で一番多い急性虫垂炎に対しても取り入れています。

      へそ1   へそ2

          術直後の創部            術後1か月時の創部

胎児(出生前)診断

 胎児超音波検査で、外科的疾患が診断された場合は、産科、新生児科、放射線科(MRI検査)、小児外科の4科が総合周産期母子医療センターに母子搬送された母親を管理しています。胎児MRI検査など、母子共に被爆のない安全な出生前検査を行い、計画分娩を行っています。新生児医療の指標となる横隔膜ヘルニアにおいても良好な成績をあげています。

 

患者さま、ご家族の皆様へ

 我々、小児外科チームは、患者さまとご家族皆さまの疑問点やご要望に耳を傾け、納得のいく治療を進められるように努力しています。また、小児科や新生児科、産婦人科、放射線科、麻酔科などとの連携も密に取りながらより良い医療を行っていきます。何かお聞きになりたいことがございましたら、お気軽にご相談ください。

 

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       とちぎ子ども医療センター外来            外来受付

 

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