ようこそ 獨協医科大学脳神経内科ホームページへ

 とうとう2018年度がスタートしました.なんと平成30年度なのです.2017年度の新語として第1位「インスタ映え」,第2位「忖度」そして第3位は「プレミアム・フライデー」とのことでしたが,これはわれわれの感覚を反映したものとも思えます.すなわち,実際はともかく美しいものの表現を大事にし,不正を嫌い,そしてよりよい人生のために働き方を改革しようということと思います.いまを大切に生きること,それはとても大事なことです.しかし,病める方々を診て治すという責務がわれわれにはあります.われわれは,脳卒中,認知症,頭痛,てんかん,睡眠障害さらに神経難病などに対しその診断・治療を昼夜行っております.また,いまの医療を行うだけでなく未来もみています.いまは若くて元気な人も,いずれは老いてゆき,病に伏せりという問題にも対処しようと努力しております. 非常に崇高なことですが,ここまでは言わば2010年代の問題とその対処でした.しかし,先年も書きましたがリンダグラットン氏はその著書「WORK SHIFT」のなかで,今ではすぐここにある変化の影響がただちにグローバルに波及し,スピードはますます加速していく.テクノロジーの進化,グローバル化の進展,人口構成の変化と長寿化,社会の変化,エネルギー・環境問題の深刻化,この五つの要因が世界を突き動かし,産業革命に匹敵する変化が今まさに進行していると述べています.そうです,これからは津波のような情報を制御しながら生きてゆくことが必要とされているのです.また,2025年,2040年問題として警告されているように,わが国ではどのような問題よりも世界で類をみない少子高齢化を迎えつつある問題に直面しており,少ない若者が多くの高齢者を支える,特に病に苦しむ高齢者を支えるということが,社会全体の不安材料となっています.われわれ医療人がすべきことはなんなのでしょうか?まさにこの不安解消を行うこと,安心できる社会を構築するそのための制度の根幹をになうものの一つがわれわれ医療に携わるものです.
 これからの超少子高齢化に具体的に対処するためにはわれわれのもつ最大限の英知と実行を傾注しなければ,暗黒の時代が訪れることは確実でしょう.ではわれわれ獨協医科大学脳神経内科がこれからなすべきこととはなんでしょうか?自律神経を含めた各神経支配のもとに働く種々の臓器自体の治療は,その代替を含めはある程度は可能でおそらく20年以内には可能であるとの見解もありますが,高度に発達した神経細胞ネットワーク,とくに高次脳機能障害の治療は当面できそうにありません.例えば,脳を取り換えるようなことはその人の人格が無くなってしまう.すなわちこれは治療ができないということになります.その治療、いかに長く健やかな状態でその人の意識そして判断力、神経疾患の発症を予防し,完全でないまでもより良い治療法を開発する.それが今後の神経学をめざすわれわれのありかたです.それはすぐそこにある病気で困っている方の治療、そして先進的な神経学的神経の治療,最後には人間が望んでやまない不老不死とまではいかないけれどずっとしっかりした心と身体を持つ治療、そのための神経学とくに治療学であり,これはよく考えてみると人間にとって最も大きな命題であった不老不死への挑戦であるといえば言い過ぎでしょうか.そのために,未来の彼方まで見通せるための付け焼刃ではない研究マインドを持つ医師の養成が望まれています.IPS細胞研究のような超一流のものはもちろんよいのですが,とにかく研究を通した思考能力を鍛えることは,医師として広く疾病の診断・治療戦略を進め,未来の医療への小さな第一歩になるはずです.
 われわれの教室としての目標とはなにか.それは,日本で,そして世界で一番になろうと診療への向上心,それを支えるシステムの構築,その基盤をなす医局の良い雰囲気,差別なく人を愛し,共に楽しく,前に進もうという気概.これが,われわれ獨協医科大学脳神経内科のありかたなのです.斬新な発想力をもった迅速かつ正しい決断を持った医療人の養成を目指します.
 実際,当教室には各専門疾患の指導者,睡眠での宮本,脳卒中の竹川,末梢神経の国分,頭痛の小職,パーキンソン関連疾患の鈴木など多くの指導者が日本のトップレベルでおります.
 進化の渦に巻き込まれている医療人のありかたの根源にあるものはなにか.その1つには,先に述べた科学的な発想・根拠が決断に重要視されることはもちろんのこと,医師であるわれわれは日本の武士道にも通ずる紳士たる者,命をも賭して果たさねばならない責任という意味があるNoblesse Obligeを肝に銘じて行うべきものと思います.先に述べた人を愛することです.患者さんには慈愛にみちた臨床,楽しい未来を担う医療従事者の養成,社会のためになる研究を行えば患者,医師そして社会の間に良い循環が形成され,おのずから目的は達成されてゆくものと信じます.
そしてこれはまさに,獨協学園の中興の祖,天野貞祐先生の理念,「大学は学問を通じての人間形成の場である」を実践することにあります.医療人として病める方々を癒せる人間として教室員がお互い,感化,指導されながら成長していくという基本方針をなによりも大切にしてゆきたいと思っています.
 必ず努力は報われ,医療者,患者そして世界中の方がともに幸せを分かち合える日々が訪れると信じ思い,皆様,手に手をとって助け合い前進しましょう.
 2018年度も獨協医科大学脳神経内科を宜しくお願い申しあげます.楽しく安心して暮らせる社会を作って行くべく,一同切磋琢磨努力してゆくことを誓います.

獨協医科大学脳神経内科教授 平田幸一

外来担当医表

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平田教授 辰元准
教授
鈴木(圭)
准教授
舩越講師 鈴木(紫)
助教
岡村助教
國分准
教授
竹川
教授
門脇講師 駒ヶ嶺
助教
川ア助教  
辰元准
教授
横田講師 大門講師 鈴木(紫)
助教
松原(健)
助教
 
宮本(雅)
教授
岩崎講師 川ア助教 椎名助教    
平田教授 舩越講師 加治助教 石井助教 駒ヶ嶺
助教
 
藤田助教 渡邉(悠)助教 椎名助教 松原(健)助教    

*専門外来(要予約)

 頭痛外来:

月曜日(14〜16時)

平田教授

火曜日(9〜12時)  鈴木(紫)助教

水曜日(14〜16時)

椎名助教

不定期

清水臨床准教授

 物忘れ外来:

水曜日(9〜12時)

石井助教

木曜日(9〜12時)

渡邉(由)准教授

 睡眠医療外来:

月〜金曜日
(火・金は午前、水・木は午後のみ)

宮本(雅)教授

木曜日

鈴木(圭)准教授

 ボツリヌス療法:

月曜日(14〜16時)

川ア助教

  木曜日(14〜16時) 柳助教

 DBS外来:

土曜日(9〜12時)

門脇講師

   予約は平日の午後2時より受け付けております

   お知らせ  
  獨協医科大学脳神経内科の【メディカルノート】医局情報サイト公開のご連絡
2018年11月06日 (TUE)
獨協医科大学脳神経内科の【メディカルノート】医局情報サイト公開がされました.
こちら
  大規模自然災害で被災された方々へのお見舞い
2018年09月06日 (THU)
今回の近畿四国地方の台風,また,北海道での大地震で被災された方々のひとりでも多くの方の心身が癒され,少しでも早い復興がなされることをお祈りいたします.
  2018年当科主催の日本神経治療学会が行われます
2018年03月17日 (SAT)
第36回日本神経治療学会学術集会を2018年11月 23日(金)・24日(土)・25日(日)に,東京有明の東京ファッションタウン(TFT)ホールで開催させていただきます.メインテーマ: 開眼:神経内科治療のすべてがわかる・身につく
演題募集期間: 2018年3月12日(月)〜4月25日(水)
こちら
  獨協医科大学病院長としてのご挨拶
2018年03月17日 (SAT)
こちら
  後期研修医募集
2018年03月15日 (THU)
日本最大規模の神経内科で研修してみませんか?
  栃木県神経難病医療ネットワーク事業のご案内
2014年04月01日 (TUE)
難病医療専門員が相談に応じます。
  オシム脳卒中を語る
2010年07月10日 (SAT)
元日本代表監督、オシム氏のインタビュー「オシム脳卒中を語る」をご覧いただけます。
  脳卒中診断治療マニュアル改訂
2010年02月26日 (FRI)
獨協医科大学神経内科脳卒中部門作成の獨協医科大学神経内科 脳卒中診断・治療指針(医療関係者向け)が改訂されました.
  ネッツトヨタから障害者移送用の乗用車を2台寄贈
2009年03月31日 (TUE)
2008年も栃木県神経難病医療に対しネッツトヨタから障害者移送用の乗用車を寄贈していただきました.ありがとうこざいました.
 
栃木県下都賀郡壬生町北小林880番地  外来受付電話 0282-87-2198

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