産科部門長あいさつ

産科部門長  宮下 進産科部門長  宮下 進

 2015年4月より総合周産期母子医療センター産科部門を 担当することになりました。前任の渡辺博教授の体制を引き継ぎ、地域の周産期臨床に貢献できますよう努力していく所存です。

 当センターでは切迫早産・妊娠高血圧などの産科救急に関する強力な診療体制を継続しつつ、総合周産期母子医療センターのもう1つの役割として、実績と実力のある新生児部門や小児外科部門を背景とした、ハイリスク胎児の診療レベル向上を目標としています。必要な診療体制について、昨年度より病院倫理委員会の審査、超音波診断装置の整備や院内での調整など、臨床研究の準備をすすめております。今春より実施可能となったものとしては、以下のものが挙げられます。
・胎児頻拍性不整脈に対する薬物療法
・胎児胸水症に対する胸腔・羊水腔シャント術
・胎児閉塞性尿路疾患に対する尿路・羊水腔シャント術
なお、ラジオ波凝固術や胎児鏡下手術については引き続き準備を継続していく予定です。
 その他、周産期における遺伝診療は従来から行っていますが、遺伝診療部門は未設置です。若手医師や関連職種の教育体制にもまだまだ改善の余地があります。
 課題が山積しておりますが、より高度な周産期診療が実践できるようなチームを、診療科の垣根を超えてつくって行きたいと考えております。
 胎児に気になる所見があればいつでもご紹介していただけるように、地域の先生方の信頼を得ることが大切ですので、スタッフと相談しつつ体制を整備できるよう足場を固めていきたいと思います。よろしくお願い致します。
略歴:
平成3年(1991年)東京医科歯科大学 医学部医学科卒業
平成3年6月 東京医科歯科大学 産科婦人科学教室入局
平成3年6月〜 東京医科歯科大学 医学部附属病院(研修医)
平成4年7月〜 旭中央病院 産婦人科(医員)
平成6年6月〜 旭中央病院 周産期医療センター 新生児科
平成7年4月〜 東京医科歯科大学 医学部附属病院(医員)
平成8年5月〜 国立循環器病センター 循環器病専門修練医
平成9年9月〜 国立循環器病センター 周産期科
平成15年5月〜 旭中央病院 周産期医療センター 新生児科(科長)
平成17年3月〜 長野県立こども病院 総合周産期母子医療センター 新生児科(医監)
平成22年5月〜 宮城県立こども病院 産科(部長)
平成26年5月〜 獨協医科大学 産科婦人科・総合周産期母子医療センター
平成27年4月〜 現職

専門医等:
周産期(母体・胎児)専門医・指導医、周産期(新生児)専門医、超音波専門医・指導医、臨床遺伝専門医、産婦人科専門医・指導医、ALSOインストラクター、NCPRインストラクター、NRP instructor

新生児部門長あいさつ

新生児部門長 鈴村 宏新生児部門長 鈴村 宏

 新生児部門のスタッフは新生児専門医師が6名、その他の小児科医師が3名です。看護師はNICUが18名、GCUが28名です。
 獨協医大NICUは総合周産期母子医療センターの新生児部門として栃木県の新生児医療を支える役目を担っています。そのため、搬送入院依頼はできる限り受け入れるよう、ベッドコントロールをしております。また、栃木県内のみならず、近隣の茨城県、群馬県からの搬送依頼にも応えています。伝統的に産科とのコミュニケーションは非常に良好で、定期的カンファレンス以外にも適宜情報交換を行っております。対外的には県内の周産期施設を対象に栃木県周産期医療研修会を年1回開催し、講演を通じて周産期医療の勉強を行っています。
 病棟内では週1回の勉強会およびスタッフカンファレンス、毎日の回診を通じて赤ちゃん一人一人への対応を検討するとともに、病棟全体の医療レベル向上に努めています。そして、赤ちゃんが快適かつ安定した入院生活を送れるようなやさしいケアを行うことをモットーとしています。
 今後とも諸先生方のご指導をいただきながら、赤ちゃんへのケアをさらに充実したものにしていきたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。



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