獨協医科大学 呼吸器外科

獨協医科大学 呼吸器外科 | 教授挨拶

教授挨拶

獨協医科大学・呼吸器外科学講座は、創立以来の歴史を有する獨協医科大学胸部外科[外科学(胸部)講座]を母体とし、2010年に心臓・血管外科学講座と共に分離誕生しました。

私たちは肺・縦隔・胸壁疾患の外科治療を中心として診療しています。すなわち、心臓・大血管以外の胸部全般を取り扱い、当講座の英語名はGeneral Thoracic Surgery(一般胸部外科)となっています。また当院は、全国で9施設のみ認定されている脳死肺移植実施施設であり、関東で初の脳死肺移植や生体肺移植を実施してまいりました。これら呼吸器外科領域の疾患は診断・治療が困難な病気も多く、一般病院での治療が難しい疾患ですが、この領域の専門医が多数いる私たちの科は呼吸器領域のセンター的診療科として、北関東一円から患者さまが集まっています。

特に肺癌・胸腺腫瘍の手術数および手術成績は関東でも有数であり、さらなる治療成績の向上のため日夜努力しています。また、手術だけを行なうのではなく、診断から手術、術後補助化学療法まで一貫して行ない、万が一の再発に対しても癌化学療法・放射線療法・緩和治療などを組み合わせた集学的治療を行なっています。一方では、気胸・肺抗酸菌症・膿胸・肺アスペルギルス症などの良性疾患も数多く経験しています。

肺移植では、進行性の呼吸器疾患で余命に限りある患者さまを対象に、脳死片肺移植、脳死両肺移植、生体肺移植手術を実施しております。関東の施設の中では最も多い肺移植を実施しております。肺移植では月単位の入院が必要であり、北関東を中心とした患者さまが地元で高度医療を受けられる施設として多数のご紹介を頂いております。

このように呼吸器外科領域は大手術が多いため、患者さまと厚い信頼関係を築き上げることが大変重要と考えています。外来受診時、入院時や手術前後の十分な説明(インフォームドコンセント)と、きめ細かいフォローアップを心がけています。また、看護師・理学療法士・栄養士・薬剤師などとメディカルチームを作って治療に当たっており、「患者さまに優しい医療と先進医療の調和」を基本理念として診療を行なっています。他院からのセカンドオピニオンも受け付けておりますので是非受診ください。

教授 千田 雅之

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