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医師臨床研修プログラムについて

 当院における臨床研修の基本理念と臨床研修プログラムコース

当院における臨床研修は、医師が医師としての人格を涵養し、将来専門とする分野に関わらず医学及び医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、一般的な診療において頻繁に負傷又は疾病に適切に対応できるよう、プライマリ・ケアの基本的な診療能力(態度・技能・知識)を身に付けることを基本理念としています。

 基本的には研修医の選択権を尊重したプログラムでローテーション研修を実施しますが、必要となる研修内容を達成するために、3つのプログラムコースを用意しています。

 

 ①基本プログラム(24ヵ月)  募集定員56名(予定)

基本プログラム

 

②産科婦人科重点プログラム(24ヵ月)  募集定員2名

産科婦人科重点プログラム

 

 ③ 小児科重点プログラム(24ヵ月)   募集定員2名

小児科重点プログラム

 

臨床研修施設

 獨協医科大学病院(以下本院という)を基幹型臨床研修病院とし、協力型研修病院とする臨床研修病院群を形成し、充実した研修環境を構築しています。

 

・協力型研修病院

 ①医療法人清和会鹿沼病院(精神神経科)   ②医療法人朝日会朝日病院(精神神経科)

 ③獨協医科大学越谷病院(全診療科)      ④獨協医科大学日光医療センター(全診療科)

 ⑤足利赤十字病院(全診療科)            ⑥国立病院機構宇都宮病院(全診療科) 

 ⑦那須赤十字病院(平成27年度より実施予定)

 ⑧上都賀総合病院(平成27年度より実施予定)

 

・研修協力施設

 ①栃木県赤十字センター   ②栃木県保健衛生事業団

  

研修プログラム詳細

 オリエンテーションと基礎事項 

 研修開始後2週間は、研修を円滑に実施できるよう、医師として仕事を始めるためのオリエンテーションとインフォームド・コンセント、チーム医療、保険医療、医療安全対策、院内感染防止対策など、医療を行うために必要な基本事項を学びます。

 

①必修科目:内科6ヵ月、救急3ヵ月、地域医療1ヵ月

 各プログラムとも、内科6ヵ月、救命救急センター(ICUを含む)3ヵ月、地域医療1ヵ月を必修研修とします。

  

 

 

 必

 

 修

 内 科(6ヵ月研修を行う)

   救命救急センター(3ヵ月研修を行う)  

 

地域医療(下記医療機関より選択し1ヵ月研修を行う)

 

  鹿沼病院

  朝日病院

 獨協医科大学日光医療センター

 栃木県保健衛生事業団

  赤十字血液センター

 国立病院機構宇都宮病院 

  

②選択必修科目:外科、麻酔科、小児科、産婦人科、精神科から選択し、4ヶ月研修

          ※小児科重点プログラム及び産婦人科重点プログラムの場合は2ヵ月研修となります。

 

 

 

  外科 

 

  麻酔科

   

小児科

 

 産科婦人科 

 

  精神神経科

  

③選択科目:希望診療科10ヵ月(基本プログラムの場合)

        専門領域・関連する診療科を中心に12ヵ月(小児科及び産婦人科重点プログラムの場合)

 研修医の判断によって研修不十分な内容の補填や将来の専門分野への研修を行います。 

 ※希望に応じて協力病院での研修も可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

選 

 

 

 

 

 

病    院    名 

 

 

獨協医科大学病院

 

心臓・血管内科 消化器内科 血液・腫瘍内科 循環器・腎臓内科 神経内科
内分泌代謝内科 呼吸器・アレルギー内科 精神神経科 皮膚科 放射線科
小児科 第一外科 第二外科 心臓・血管外科 呼吸器外科
脳神経外科 整形外科 泌尿器科 眼科 耳鼻咽喉・頭頸部外科
産科婦人科 麻酔部 救命救急センター 口腔外科 リハビリテーション科
健康管理科 形成外科・美容外科 臨床検査センター 病理部

 

獨協医科大学越谷病院

(臨床研修センターページへ) 

 

  

獨協医科大学日光医療センター

  

呼吸器内科 消化器内科 循環器内科 糖尿病・内分泌内科 膠原病・アレルギー内科
心臓・血管内科 放射線科 外科 整形外科  心臓・血管外科
形成外科 泌尿器科 麻酔科 形成外科  

  

足利赤十字病院

 

  

鹿沼病院 

  

  

 朝日病院

  

  

 国立病院機構宇都宮病院  

 

 

那須赤十字病院 ※平成27年度より実施予定

 

 

上都賀総合病院 ※平成27年度より実施予定

 

 

研修指導体制

 指導体制

 各診療科に臨床研修指導責任者及び主任指導医を配置し研修医の指導を行います。 

 

指導医 
 ①指導医は診療部長が推薦する、7年以上の臨床経験を有し、プライマリー・ケアの指導が可能かつ情熱を持つ者を充てています。
 ②臨床研修事項に関しては診療部長の了承のもとに指導医が決定し指導を行います。診療上の最終責任は診療部長が負います。
 ③研修は指導医、主治医、研修医が診療チームを構成して行われます。なお、研修医は主治医になることはできません。

 

相互評価

 研修医は指定された評価表により指導医の評価を行い、指導医は研修医の研修態度や手技の達成度について評価を行います。(相互評価) 

 評価表は研修医・指導医相互に フィードバックされ、よりよい研修となる体制を構築しています。

 

医療安全・院内感染

 対策患者様に安心安全な医療を提供することは、全ての医療機関にとって必要不可欠な要件です。

 当院では医療安全推進センターが中心となり、医療安全に関する講習会を全職員を対象に開催し、知見の向上を図っています。また、院内感染対策も同様に講習会を全職員を対象に開催し、院内感染対策の向上に努めています。

 

初期研修医対象特別セミナー

心肺蘇生法講習の様数

心肺蘇生法講習会(BLS)の開催

 医師として必要不可欠である、心肺蘇生法を習得します。

 当院では入職時のオリエンテーションプログラムにBLS(ヘルスケアプロバイダーコース)コースプログラムを設ています。   最新の国際ガイドラインに則っており、グローバルスタンダードであるAHA-BLSの全てを学ぶことが出来ます。心肺蘇生法(CPR)、AED(自動体外式除細動器)、窒息の対応法などが主題です。※受講費用は病院で負担します。

  また、院内における急変患者対応及び心肺蘇生法の継続的な技能維持・向上を目指し、救命救急センターの指導医が中心となり、継続的な講習会も実施しています。

   


 緩和ケア(がん診療)研修会の開催

 がん対策基本法に基づく国の「がん対策推進基本計画」において、「すべてのがん診療に携わる医師が研修等により、緩和ケアについての基本的な知識を習得すること」が目標に掲げられています。

 当院は地域がん診療連携拠点病院に指定されており、国が定めた標準プログラムに基づいた緩和ケア研修会を開催しており、研修医を含めたがん診療に携わる医師の教育・研修を行っています。

 緩和ケア研修会の内容は、がん性疼痛緩和に関する治療法や身体症状及び精神症状に関する緩和ケア、コミュニケーション技術などの研修となっています。(2日間・計8単位のプログラム) 

 すべての単位を取得した医師には、厚生労働省健康局長及び栃木県知事名による修了証書が交付されます。 

 


徳田特任教授・寺田特任教授による研修医セミナーの開催
 

 当院では総合診療の権威である徳田安春特任教授、及び家庭医の権威である寺田雅彦特任教授による研修医対象のセミナーを年4回開催しています。

 総合診療のプロと家庭医のプロによるセミナーは研修医に大変好評で、プライマリケアに役立つセミナーとなっております。

 

 

 

 

【平成25年度セミナー開催実績】

徳田 安春 特任教授 

  第1回臨床研修センターセミナー  (:140.0KB) 

 第2回臨床研修センターセミナー  (:164.0KB) 

   

 寺田 雅彦 特任教授

  第3回臨床研修センターセミナー  (:416.0KB) 

  ・第4回臨床研修センターセミナー (平成26年2月8日開催)

 

研修修了後の進路

  初期研修了後は、レジデントとして後期研修に続きますが、目標は専門分野での充実した研修と高度で良質な医療を提供できる専門医の育成です。レジデントプログラムはこれらの点を考慮して専門医研修が効果的に行われるように、診療各科の特徴を生かした個別的な教育プログラムとして作成されています。専門研修とは、専門性の高い医療の実践はもちろんのこと、専門医・認定医等の資格取得を目指すものであり、当院はそのための研修・指導施設として数多くの学会から認定を受けています。

 

 また、当大学大学院医学研究科では昼夜開講(社会人大学院)による教育も実施しており、当院レジデントとして病院に勤務しながら大学院に入学して専門教育を受講したり研究を行うことが可能であります。そのため、専門医・認定医等の資格と医学博士の学位を取得できるよう充実した指導体制を整えています。 当院では、広範な医学知識を持つというだけでなく、真に人間性豊かな医師並びに医学者の育成を目指し、臨床研鑽を行うことが可能です。