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2年次選択科目 感染制御・臨床検査臨床研修プログラム

 臨床研修2年次に行う選択科としての感染制御・臨床検査研修プログラムの概要を以下に示す。診療、研修の特徴は以下の通りである。

① 臨床検査センター(検体検査・生理検査)と輸血部において、検査の実際を研修することができる。
② 感染制御センターにおいて、感染対策の手法の習熟、管理運営を習得する。
③白血病の遺伝子診断(PT-PCR、リアルタイムPCR法)や、細菌およびウィルスの遺伝子診断(PCRシークエンス法、パルスフィールド電気泳動法)を行っており、他の遺伝子診断法も研修することができる。甲状腺関連の遺伝子診断では、センター的役割りを果たしている。
④輸血部での自己血輸血の研修が可能である。
⑤微生物検査結果に基づく院内・外来での感染症例のコンサルテーション、診療を行うことができる(感染症専門医・抗菌化学療法指導医の指導を受ける)。

1.研修施設

獨協医科大学病院

2.研修期間

1か月単位で研修医の希望により1か月から6か月間まで選択できる。

3.指導体制

指導責任者: 菱 沼   昭  教 授
主任指導医: 吉 田   敦

4.研修内容

感染制御センターでの研修は感染症診療の基本から始め、各種感染対策手法の習得を目指す。
臨床検査センターでの研修は臨床医として必要とされる検査診断等の他に進んだ検査法の習得を目指す。

5.研修目標

基本的検査(1)
一 般 目 標 (GIO)
病態と臨床経過をもとに、必要に応じて自ら検査を実施し結果を解釈できる
到 達 目 標 (SBO)

尿(肉眼的観察、試験紙法及びスルホサリチル酸法による蛋白半定量)、尿沈渣顕微鏡検査(赤血球、白血球、扁平上皮、円柱、桿菌、酵母様真菌、精子、トリコモナス原虫)を実施し、結果を解釈できる
便(肉眼的観察および免疫学的潜血反応)検査を実施し、結果を解釈できる
血液一般検査(計算盤法による白血球算定、末梢血液塗抹標本の作成、末梢血液像の判定)を実施し、結果を解釈することができる
ABO式およびRh式(D)血液型判定と交差適合試験を実施し、結果を解釈することができる
心電図検査を実施し、結果を解釈することができる
動脈血ガス分析を実施し、結果を解釈することができる
自動分析機器による生化学検査(肝機能検査、腎機能検査、血糖検査、電解質検査など)を実施し、結果を解釈することができる
簡単な細菌学検査(グラム染色、抗酸菌染色)やA群β溶血連鎖球菌抗原迅速検査、インフルエンザ抗原迅速検査などの簡易キットによる同定検査を実施し、結果を解釈することができる
髄液検査を実施し、結果を解釈することができる
簡単な免疫学的測定法(尿の妊娠反応、血中CRP、FDPなど)を実施し、結果を解釈することができる
出血時間(lvy)法、毛細管抵抗試験を実施し、結果を解釈することができる

遺伝子検査を実施し、結果を解釈することができる

基本的検査(2)
一 般 目 標 (GIO)
検査の適応が判断でき、必要に応じて指導医の指導のもとで結果を解釈できる
到 達 目 標 (SBO)

臨床検査医学会「日常初期診療における臨床検査の使い方」小委員会の提案する、基本的検査(1)と(2)のセット検査の適応を判断し、結果を解釈できる
尿沈渣検査(各種結晶、異常細胞)の適応を判断し、結果を解釈できる
基本的検査以外で使用頻度の高い、一般臨床検査(寄生虫検査など)の適応を判断し、結果を解釈できる
基本的検査以外で使用頻度の高い、血液学的検査(止血、血栓検査など)・生化学検査(薬物血中濃度検査など)の適応を判断し、結果を解釈することができる
基本的検査以外で使用頻度の高い、血清免疫学的検査(免疫細胞検査、アレルギー検査、免疫電気泳動検査など)の適応を判断し、結果を解釈することができる
腎機能検査(クレアチニンクリアランス、尿中電解質、フィッシュバーグ濃縮試験、微量アルブミン測定、NAG測定など)の適応を判断し、結果を解釈することができる
内分泌・代謝検査(糖尿病、甲状腺機能、下垂体機能、副腎機能など)の適応を判断し、結果を解釈することができる
骨髄像、白血病の遺伝子診断の適応を判断し、結果を解釈することができる
微生物学検査(微生物の同定検査と薬剤感受性検査)の適応を判断し、結果を解釈することができる
結果に基づき院内の感染症診療ならびに感染対策に貢献する
微生物の遺伝子検査法と質量分析検査法を習得し、結果を解釈することができる
呼吸機能検査の適応を判断し、結果を解釈することができる
神経生理学的検査(脳波、筋電図など)の適応を判断し、結果を解釈することができる
精度管理法を習得する
国内外の学会・研究会など学術的活動に参加し、症例・研究成果などを発表する
論文作成・発表も行う

 

6.研修の週間スケジュール(例)

午 前午 後
オリエンテーション
免疫学的検査(抗核抗体、免疫電気泳動など)
POCT(point of care testing) 血算、血液像、骨髄検査
遺伝子検査
遺伝子検査
輸血検査
微生物検査(グラム染色、抗酸菌染色など)
生理検査(心電図、呼吸機能など)
R-CPC、カンファレンス

この他、感染症例のコンサルテーション(毎日)や感染対策を目的としたInfection Control Team(ICT)のラウンド(毎週火曜日午後)に参加可能。