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小児科

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診療部長 吉原 重美

吉原 重美
病棟医長 山崎  弦
外来医長 今高 城治
医局長 栗林 良多

関係する症状

小児期に認められるすべての症状に対応いたします。

 

疾患名

小児期に発症するアレルギー・呼吸器、感染症、血液・腫瘍、神経、内分泌・代謝、膠原病、免疫、腎、循環器、精神、新生児疾患です。詳細は診療内容を御参照下さい。

 

診療内容

 

小児アレルギー・呼吸器・免疫疾患

 主に吉原、福島、福田、中山(産休中)、加藤、安藤、宮本(学)が気管支喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎を中心としたアレルギー・呼吸器・免疫疾患と、低出生体重児に合併する慢性肺疾患などの小児特有の呼吸器疾患の治療を行っています。

 気管支喘息や食物アレルギーなどのアレルギー疾患は近年増加の一途を辿っています。当教室は、治療バイブルである『小児気管支喘息治療・管理ガイドライン』および『食物アレルギー診療ガイドライン』の作成にも関与しており、最先端の治療を行う栃木県唯一の小児アレルギー認定施設です。他施設と共同で、アレルギー疾患の病因解明のための遺伝子検索や、食物アレルギーに対する経口免疫療法などの先進的研究を行っており、小児アレルギー疾患の治療と研究のメッカとなっています。また、最近では学会主導の『小児咳嗽診療ガイドライン』の作成にも中心的な役割を果たしており、長引く咳(慢性咳嗽)にお困りの紹介患者様に対し、科学的な根拠に基づいた実践的な治療を行っております。

 他にも、アレルギー疾患児の治療の一環として「アレルギーサマーキャンプ(喘息サマーキャンプから名称変更;平成29年で通算28回目)」を、食物アレルギーの患児とそのご家族を対象に「食物アレルギー教室」を毎年開催し、ご好評を頂いております。

 これからも栃木県内外全ての紹介患者様に対し最新の科学的根拠に基づいた医療を行うと同時に、最先端の治療の発信源を目指しております。 

 

小児血液・腫瘍疾患

  日本小児血液・がん学会専門医研修施設に認定され、黒澤、福島、佐藤、奥谷(血液専門医、小児血液・がん指導医専門医、がん治療認定医、造血細胞移植認定医の資格を有しています)が中心となり診療しています。

  鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、血小板減少性紫斑病、血友病などの小児血液疾患と白血病、悪性リンパ腫、神経芽腫、ウィルムス腫瘍といった小児悪性腫瘍疾患などの疾患を対象にしています。全国で実施している多くの小児血液・腫瘍性疾患の臨床研究の登録施設であり、ご同意いただければ参加することが可能です。

  診断には遺伝子診断や病理の中央診断などを積極的に導入し的確な診断を実施しています。化学療法に加えて、難治性の患者様には積極的に造血幹細胞移植を実施して治癒を目指しています。

 

小児神経疾患

 主に今高、渡部が診療を担当しています。診療内容はてんかん、脳性麻痺、筋疾患、中枢神経変性疾患、先天性代謝疾患、中枢神経感染症・自己免疫的疾患、遺伝性疾患などです。特にてんかんの診断・治療については放射線診断学的検査、神経生理学的検査などを駆使して正確な診断を行いそれに基づく適切な治療を行っています。また、適応があれば脳神経外科と連携してんかん手術も行っています。脳性麻痺の患者様にはその診断と治療をリハビリテーション科と連携して行っています。

 迅速で適切な治療が要求される急性脳症については救命救急センターと協力して脳低温療法など新しい治療法を導入しています。

 

小児感染症・膠原病・免疫疾患

 病棟医長の山崎を中心に多くの当科医師が担当して診療にあたっています。重症・難治性の感染症については感染症専門医・指導医および抗菌化学療法認定医・指導医の資格をもつ福島がご相談にのっております。免疫不全に伴う日和見感染症については、福島が中心となって専門的見地から診療を行っています。また、髄膜炎・脳炎などの中枢神経感染症は感染症専門医・指導医の資格をもつ今高と福島を中心に診療にあたっています。
 当院では院内感染対策に力を入れており、感染制御チームを編成しています。小児担当の福島(インフェクションコントロールドクター)と坪井(弥)が中心となって小児病棟および新生児病棟それぞれにおいて感染対策に努めています。
膠原病・リウマチ性疾患や免疫不全症は福島と黒澤が中心となって診療にあたっています。生物学的製剤治療などにも取り組み、積極的に治療を行っています。日本原発性免疫不全症データベースと連携して免疫不全症診療可能施設に登録されており、遺伝子診断やサイトカイン測定などの手法も用いて適切に診断し、治療を行っています。よく熱を出す、感染症が重くなりやすいといったお悩みには積極的に対応しておりますのでご相談ください。

 

小児内分泌・代謝疾患

  日本内分泌学会認定教育施設となっており、小山(日本内分泌学会専門医・指導医)、市川(専門医)、長沼の3名が診療を担当しています。下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、性腺機能異常、糖尿病など小児のすべての内分泌疾患の専門治療にあたっています。 診断には遺伝子診断などの最先端の分子生物学的な手法も駆使しています。

 低身長などの成長障害の子どもの精密な診断を行い、成長ホルモン分泌不全性低身長症やターナー症候群、SGA(子宮内胎児発育遅延)性低身長症、軟骨無形成症などに対する成長ホルモン治療、性早熟症などの思春期異常、外性器異常(性分化疾患)、ミクロペニス(小陰茎)などに対するホルモン治療を積極的に行っています。

 新生児マススクリーニングで発見された先天性甲状腺機能低下症や先天性副腎皮質過形成症の多数の患者様の診療を行っています。また、肥満、メタボリックシンドローム、高脂血症などの生活習慣病や糖尿病(1型糖尿病・2型糖尿病)の治療も行い、栄養・生活指導にも力を入れています。インスリンポンプによるインスリン治療や持続血糖測定(CGM)を行い、より良いコントロールを目指しています。 

 

小児腎疾患

  主に大和田が診療を担当しています。小児特発性ネフローゼ症候群および慢性腎炎の診断と治療、尿路感染を契機に発見される先天性腎尿路疾患(膀胱尿管逆流症、先天的水腎症など)の診断、二分脊椎症における神経因性膀胱や直腸障害の管理などを中心に診療を行っています。

  腎生検は年間10数例施行しており、局所麻酔下に針生検を行っています。難治性ネフローゼ症候群(頻回再発型、ステロイド抵抗性)については、薬物療法ガイドライン作成に貢献すべく多施設共同研究に参加しています。

 

小児循環器疾患

 主に宮本、有賀、石井、井上、坪井(龍)が診療を担当しています。当院ではお子様および成人なった患者様の心臓病を迅速、正確かつ非侵襲的に早期診断したいと考えております。外来では井上、坪井(龍)が中心となり初診の患者様の診断をしております。

 乳幼児期に多い疾患は川崎病です。川崎病に関しては夜間救急診療を積極的におこなっており早期診断・加療しております。適切な治療をし副作用を最小限にとどめるよう日々務めておりますが、冠動脈拡張病変を合併する可能性が高い場合はインフリキシマブ、シクロスポリン持続静注療法を施行しております。

 当院産科医師、宮下が胎児心臓超音波検査を担当し出産の計画を立てております。出生後診断された先天性心疾患の方は心電図、心エコー図検査、レントゲンで検診をおこない、精査を要する場合は放射線被爆のない心臓核磁気共鳴画像(MRI)で評価しております。そのうえで心臓CT検査、心臓カテーテル検査の適応を検討しております。新生児期に手術適応がある場合は近隣の基幹病院へ紹介や就学頃まで待てる方は当院心臓血管外科に相談し手術をしております。

 不整脈の場合は不整脈専門医師とともにカテーテルアブレーションをしております。また不整脈を疑う場合は体外式ループレコーダー・植込み式ループレコーダ―を施行して積極的に不整脈疾患を否定するように努めております。成人の方は、当院ハートセンターの医師へ協力していただき経過をみております。

 

新生児・未熟児疾患(NICU)

 総合周産期母子医療センターの新生児部門として、鈴村、坪井(弥)、渡部、栗林を中心に9人のメンバーで診療を担当しています。年間入院数は300~350例で、うち新生児搬送入院が90例前後、母体搬送や産科ハイリスク外来紹介母体からの出生を中心とした院内出生が250例前後です。NICUで扱う疾患は新生児の全ての領域にわたりますが、低出生体重児、呼吸障害、先天異常、胎児診断症例などが多く、これらに対して高度な医療を行っています。出生時体重1000g未満の児の生存率は90%、1000~1499gの児の生存率は99~100%です。遷延性肺高血圧に対する一酸化窒素吸入療法、低酸素虚血に対する低体温療法などの先進医療も施行可能です。

 小児外科・脳外科などの外科症例に対しても小児科のメンバーが呼吸循環管理に大きく関わり、外科医とのチーム医療を実践して成果を上げています。

 退院した赤ちゃんに対しては外来で発達のフォローアップを行っています。RSウイルス感染症予防目的でパリビズマブ投与も外来で行っています。

 

 遺伝性疾患

 外来では疾患の診断に基づく健康管理を定期的に行い、家族の相談に応じています。それぞれの疾患の合併症の診療は、小児科の他部門および他科(外科・眼科・耳鼻科・皮膚科・整形外科・脳神経外科など)との連携の元で行っています。

 遺伝カウンセリングは、遺伝に関するさまざまな悩み・不安・心配なことについて、専門医が患者さん、ご家族のお話をお聞きします。専門医から疾患および遺伝に関する正確な情報をお伝えし、今後どうしていったら良いかをご家族と話し合って、ご家族の意思決定の手助けをしています。

 

外来曜日別診療医一覧表

適時変更がありますので、下記ページよりご覧ください。

 

 

専門外来当番表

小児アレルギー外来 

 午前 9時~11時: (月)吉原・平尾 (金)吉原・平尾
 午後 1時~ : (月)吉原・平尾 (火)土屋・加藤 (水)菅野 (木)阿部・福田 (金)平尾 

小児血液外来

 午前9時~11時: (月)黒澤 

 午後1時~  : (火)黒澤・佐藤・福島・萩澤・奥谷

小児神経外来

 午前9時~11時: (月)今高 (木)今高
 午後1時~ : (月)今高 (水)渡部(功) (木)今高 (金)今高

小児内分泌・代謝外来

 午前9時~11時: (水)小山・長沼 (木)小山

 午後1時~ : (月)小山 (水)市川 (木)小山

小児腎臓外来

 午前9時~11時: (木)大和田・加納 (金)大和田 

 午後1時~  : (月)大和田 (木)大和田・加納 (金)大和田

小児心臓外来

 午前9時~11時: (火)坪井(龍) (金)宮本

 午後1時~: (月)宮本(健)・有賀・石井 (火)宮本(健) (木)井上・宮本(健)・有賀 (金)宮本(健)

心身症外来

 午前9時~11時:  (金)杉田 (土)杉田 

新生児・フォローアップ外来

 午前9時~11時:  (水)渡部(功) (木)鈴村
 午後1時~  :  (火)新田(フォローアップ) (水)鈴村・坪井(弥)・渡部(功)・栗林 (金)坪井(弥)