ホーム / 大学病院 / お知らせ / 手術支援用ロボット「da Vinci (ダ・ヴィンチ) S」 を導入しました

病院機能評価認定
病院機能評価認定

獨協医科大学携帯サイト
獨協医科大学携帯サイト

手術支援用ロボット「da Vinci (ダ・ヴィンチ) S」 を導入しました

 

 この平成24年4月の保険改正にて、前立腺癌に対して、ロボット支援手術器械であるda Vinci (ダ・ヴィンチ) S サージカルシステムを用いた前立腺全摘除術の保険収載が認められました。

 

現在、センター化の進んだ米国においては、前立腺全摘除の約7割がda Vinci  S サージカルシステムで行われておりますが、この背景としては、体幹の深い部位を扱う手術では、視野の確保と出血量の軽減を図ることが、周術期成績の向上につながるとされています。特に、骨盤腔の最深部にある前立腺に対しての前立腺全摘除においては、da Vinci  S サージカルシステムでは、以下の2点が可能となります。

 ひとつは、三次元的視野による前立腺および周囲臓器の詳細な立体構造の把握が可能となることです。もうひとつは、ヒトでは真似のできない三次元的動き(540度の手首の回転)が可能となることです。
 これらのことが可能となることで、周術期成績の向上が得られるのみならず、執刀医の負担の軽減にもなり、da Vinci  S サージカルシステムを用いた前立腺全摘除術の普及につながっていると考えられています。

 

 現在、日本国内では約50数施設がda Vinci  S サージカルシステムを導入済み、或は導入予定でありますが、当院は北関東地区の高速道路交通体系の要衝にあり、特定機能病院および地域がん診療連携拠点病院である当院での導入は、栃木県下はもとより、隣接県下の住民に対しても、最新医療を提供することが可能となります。

 また、学生・研修医・若手医師にも魅力的な教育の場を提供することにも役立ち、結果的に当院の治療実績の向上につながるものと考えます。今後は関係部位と協力しながら、安全なda Vinci  S サージカルシステムの運営を心がけて、創意工夫に努めて参ります。

 

病 院 長 野原   裕    

泌尿器科 診療部長 釜井 隆男