感染性胃腸炎の発生について(お詫び)
獨協医科大学病院(病院長 平石 秀幸)では、下記の通り感染性胃腸炎症状を呈する患者様からノロウイルスが検出されましたのでお知らせいたします。
1.経過
平成28年12月25日(日)から12月27日(火)までに入院患者様162名、従業員5名合わせて167名が発症。うち患者様1名からノロウイルスが検出されました。
2.症状について
嘔吐のみ、下痢のみ、下痢、嘔吐を伴う方等症状は様々ですが、幸いなことに重篤な患者様は発生しておりません。
3.対応策について
①該当病室の担当医師、看護師は患者様毎に使い捨て手袋・ガウン・マスク着用にて患者様と接触することを徹底済。また、患者様のリネン類は、ビニール袋に入れてランドリー業者に移送しております。
②職員に現状周知徹底し注意喚起するとともに、改めて、手洗い・手指消毒を徹底済。
③清掃業者担当区域においてはトイレを含め、次亜塩素酸水溶液による清拭徹底するとともに清掃回数を増加させております。
④入院患者様への面会制限・禁止を行っております。
⑤12月27日(火)に県南保健所には報告済みであり、同日に保健所による立ち入り検査・指導を受けております。
⑥感染ルートについては調査中です。
上記が検出当初から現在までの主な対応です。日頃より感染制御センターを中心として院内感染対策を実施しておりますが、今後とも、院内感染対策を厳格に実施し、発生防止に全力を尽くします。