病院長あいさつ

このたび平成 31年 4月 1日付で原澤 寛病院長の後任として獨協医科大学日光医療センターの病院長職を拝命いたしました安 隆則(やす たかのり)です。日光医療センターは獨協医科大学の大学病院(壬生町)、埼玉医療センター(越谷市)に加えて、三つ目の大学病院として平成 18年4月 1に誕生いたしました。

当センターには、診療部門・地域医療部門を始めとして中央部門・薬剤部・看護部等があります。診療部門には、呼吸器内科、膠原病・アレルギー内科、消化器内科、循環器内科、心臓・血管・腎臓内科、脳神経内科、糖尿病・内分泌内科、皮膚科、放射線科、外科、心臓・血管外科、整形外科、泌尿器科、形成外科、麻酔科、病理診断科の計16診療科、地域医療部門の感染症内科、観光医療科、三依診療所を併せますと合計で18科・1診療所にて診療を行っております。循環器病センター、内視鏡センター、リハビリテーション部等も診療科の枠を超えて中央部門として充実した診療、治療を行っております。

 当センターは、医科大学付属病院としての特性を生かし、かつ国際観光都市日光の基幹病院として、最新の医学技術と最先端の医療機器を備え、中規模病院の小回りの良さを利用して、地域が求める急性期医療と高度医療、そしてリハビリテーションを切れ目なく提供します。特に地域が求める急性期医療には全力で取り組み、「救急車を断らない病院」として栃木県民、周辺医療機関、そして行政から頼りにされる施設を目指します。同時に医師や医療スタッフの働き方改革においても真剣に取り組み、適切な人の配置とIoT導入を臨機応変に進めていきます。

 平成28年、当センターは栃木県で 10番目の災害拠点病院としての指定を受けました。災害拠点病院とは、災害対策基本法に基づいて都道府県知事が指定する病院で、県内や近県で災害が発生し、通常の医療体制では被災者に対する適切な医療を提供する事が困難な場合に、都道府県知事の要請により、傷病者の受け入れや医療救護班(DMAT)の派遣を行う病院です。また、増加傾向にある糖尿病性腎症の患者様の重症化予防に専門の資格を有する医師、看護師、管理栄養士、リハビリスタッフが患者様1人1人に寄り添った生活習慣の見直しと食事指導や運動療法を指導しております。入院された患者様に提供する食事は、塩分を減らしてもおいしく召し上がっていただける「かるしおレシピ」に基づいて、栄養士が腕によりをかけて調理してくれています。 末期腎不全患者様に対応するため、現在25床に増床した透析棟がフル稼働しております。医療機器につきましては、MRI(磁気共鳴画像診断装置)2台、CT装置 1台フル稼働し、患者様がお待ちいただくことなく精密な検査が可能です。またこれらの高額画像診断装置は、近隣の開業医の先生にもオープンに利用できるようにしております。また、日光医療センターの特色の一つである人間ドック(温泉宿泊型人間ドック)は、国内外の利用者の皆様から大変満足していただいており、今後も継続します。

 近隣医療機関の皆様と、医療連携を通して地域医療に努めるとともに、患者様に「ここで医療を受けてよかった」と満足して帰っていただけるように、人材育成や院内協力体制の強化、職場環境の向上にも取り組んでまいります。皆様からの病院に対するご意見を是非お聞かせください(管理課 nmc-kanri@dokkyomed.ac.jp)。皆様からの喜びの声は職員に勇気を与え、皆様からの叱咤激励は職員に気づきを与えてくれ、皆様の病院の質の向上につながります。職員一同、信頼される病院をめざし更なる努力をしてまいりますので、これまで以上のご支援いただけますようお願いいたします。

 

獨協医科大学日光医療センター
病院長 安 隆則