慢性呼吸器疾患(Chronic Respiratory Disease, CRD)とは

CRDの治療薬一覧

副腎皮質ステロイド薬
一般名・商品名 剤形・用法 備   考
●吸入用ステロイド薬
キシナホ酸サルメテロール
salmeterol xinafoate
プロピオン酸フルチカゾン
fluticasone propionate
アドエア
Adoair
(グラクソ・スミスクライン)
ディスカス100(1回72.5μg[サルメテロールとして50μg],100μg),ディスカス250(1回72.5μg[サルメテロールとして50μg],250μg),ディスカス500(1回72.5μg[サルメテロールとして50μg],500μg):100ディスカス1吸入(サルメテロールとして50μg及びフルチカゾンプロピオン酸エステルとして100μg)を1日2回 適応:気管支喘息
副作用:ショック,アナフィラキシー様症状,血清カリウム値低下,口腔及び呼吸器カンジタ症,嗄声など
禁忌:有効な抗菌剤の存在しない感染症、深在性真菌症の患者(ステロイドの作用により症状を増悪するおそれがある),本剤の成分に対して過敏症の既住歴のある患者
シクレソニド
ciclesonide
オルベスコ
Alvesco
(帝人ファーマ-アルタナファーマ)
50エアゾール(5.6mg 50μg/回,112回),100エアゾール(11.2mg 100μg/回,112回),200エアゾール(11.2mg 200μg/回,56回):1回100〜400μgを1日1回,1日最大用量800μg
800μgを投与する場合は,朝・夜の1日2回
適応:気管支喘息
副作用:呼吸困難,嗄声,発疹など
禁忌:有効な抗菌剤の存在しない感染症、深在性真菌症の患者,本剤の成分に対して過敏症の既住歴のある患者
プロピオン酸ベクロメタゾン
beclometasone dipropionate
キュバール
Qvar
(大日本住友)
(大日本住友-シェリング・プラウ)
50エアゾール(7mg 50μg/回,100回),100エアゾール(15mg 100μg/回,100回)。アダプター付:1回100μgを1日2回吸入。1日最大用量800μg
*小児に対して
1回50μgを1日2回。1日最大用量200μg
適応:気管支喘息副
作用:コルチゾール減少,鼻出血,咳,咽喉頭症状,口渇,嗄声,気管支喘息の増悪など
禁忌:有効な抗菌薬の存在しない感染症,全身真菌症,本剤過敏症
プロピオン酸フルチカゾン
fluticasone propionate
フルタイド
Flutide
(グラクソ・スミスクライン)
ロタディスク・ディスカス(50μg,100μg,200μg),50エアー(9.72mg50μg/回,120回),100エアー(12.25mg 100μg/回,60回)。専用吸入器あり:1回100μgを1日2回吸入。1日最大用量800μg
*小児に対して
(200μg製品は除く)1回50μgを1日2回吸入。1日最大用量200μg
適応:気管支喘息副
作用:アナフィラキシー様症状,咽喉頭症状,口腔内カンジダ症,嗄声,咳。悪心・腹痛。鼻炎,胸痛など
禁忌:有効な抗菌薬の存在しない感染症,深在性真菌症,本剤過敏症
ブデソニド
budesonide
パルミコート
Pulmicort
(アストラゼネカ)
100タービュヘイラー(11.2mg 100μg/回),200タービュヘイラー(11.2mg 200μ g/回,22.4mg 200μ g/回):1回100~400μgを1日2回吸入。1日最大用量1,600μg 適応:気管支喘息
副作用:アナフィラキシー様症状,咽喉頭症状,発疹,蕁麻疹,口腔内カンジダ症,嗄声など
禁忌・副作用:フルチカゾン参照
●経口・注射剤
ヒドロコルチゾン
hydrocortisone
コートリル
Cortri
(l ファイザー)
錠(10mg):1日10~120mgを1~4回分服 適応:慢性および急性副腎皮質機能不全,関節リウマチ,エリテマトーデス,ネフローゼ,気管支喘息,薬剤などの化学物質によるアレルギー・中毒など
副作用:感染症,続発性副腎皮質機能不全,糖尿病,消化性潰瘍,骨粗鬆症,緑内障など
禁忌:本剤過敏症
コハク酸ヒドロコルチゾンナトリウム
hydrocordisone sodium succinate
ソル・コーテフ
Solu-Cortef
(ファイザー)
サクシゾン
Saxizon
(日研化学)
注(100mg/ソル・コーテフ。100mg,300mg/サクシゾン):1回50~100mgを1日1~4回静注,点滴静注,筋注など。 適応:急性副腎皮質機能不全,甲状腺中毒症,エリテマトーデス,気管支喘息,喘息発作重積状態,アナフィラキシーショック,喘息性気管支炎(小児喘息性気管支炎を含む)など
副作用:ショック,感染症,続発性副腎皮質機能不全,骨粗鬆症,胃腸穿孔,消化管出血,消化性潰瘍,ミオパチー,うつ状態など
禁忌:本剤過敏症。感染症のある関節腔内または腱周囲,同様関節の関節腔内投与。(ソル・コーテフのみ)生ワクチン又は弱毒生ワクチン投与
注意:ソル・コーテフの250mg,500mg,1000mg注射剤には気管支喘息の保険適応がなく,かつ,防腐剤としてパラオキシ安息香酸プロピル,パラオキシ安息香酸メチルが含まれている
プレドニゾロン
prednisolone
プレドニゾロン
Prednisolone
(各社)
プレドニン
Predonine
(塩野義)
錠(1mg,5mg),末,散(1%):1日5~60mgを1~4回分服 適応:(内服・注射)慢性副腎皮質機能不全,関節リウマチ・若年性関節リウマチ,エリテマトーデス,ネフローゼ,気管支喘息,中毒疹,紫斑病,湿疹・皮膚炎群など
副作用:誘発感染症,感染症の増悪,続発性副腎皮質機能不全など
禁忌:本剤過敏症
コハク酸プレドニゾロンナトリウム
prednisolone sodium succinate
水溶性プレドニン(塩野義)
水溶性注(10mg,20mg,50mg):1回10~50mgを3~6時間毎静注・筋注/1回20~100mgを1日2回点滴静注/1回4~30mgを関節・腱鞘内・軟組織内注(投与間隔2週以上)/1回0.1~0.4mgずつ4mgまで皮内注 適応:プレドニゾロン参照
副作用:ショック,アナフィラキシー様症状,誘発感染症など
禁忌:本剤過敏症,感染症のある関節腔内,滑液嚢内,腱鞘内または腱周囲,動揺関節の関節腔内
メチルプレドニゾロン
methylprednisolone
メドロール
Medro
(l ファイザー)
錠(2mg,4mg):1日4~48mgを1~4回分服 適応:プレドニゾロン参照,および気管支喘息重積発作
副作用:感染症,続発性副腎皮質機能不全,骨粗鬆症など
禁忌:本剤過敏症,生ワクチンまたは弱毒性ワクチン投与
酢酸メチルプレドニゾロン
methylprednisolone acetate
デポ・メドロール
Depo-Medro
(l ファイザー)
水懸注(20mg 1mL,40mg 1mL):1回40~120mgを1~2週おき筋注。
または1回4~40mg関節注・滑液嚢内注入。1回2~10mgネブライザー吸入など
適応:プレドニゾロン参照
副作用:アナフィラキシー様症状,感染症,続発性副腎皮質機能不全など
禁忌:本剤過敏症,感染症のある関節腔内,滑液嚢内,腱鞘内または腱周囲,動揺関節の関節腔内。生ワクチンまたは弱毒性ワクチン投与
コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム
methylprednisolone sodium succinate
ソル・メドロール
Solu-Medro
(l ファイザー)
注(40mg,125mg,500mg,1g):初回量40~125mgを静注または点滴静注。40~80mgを4~6時間毎追加可
*小児に対して
1.0~1.5mg/kgを静注または点滴静注。1.0~1.5mg/kgを4~6時間毎追加可
適応:急性循環不全(出血性ショック,感染性ショック),腎臓移植に伴う免疫反応の抑制,気管支喘息。
警告:緊急時に十分対応できる医療施設,十分な知識・経験をもつ医師のもと,適切と判断される症例にのみ実施すること。患者選択は併用薬剤の添付文書を参照し,患者・家族へ十分な説明を行い同意を得た上で投与すること。血清クレアチニン高値の敗血症症候群および感染性ショックに大量投与で死亡率増加
副作用:ショック,心停止,循環性虚脱,不整脈,感染症など
禁忌:本剤過敏症,生ワクチンまたは弱毒性ワクチン投与
トリアムシノロン
triamcinolone
レダコート
Ledercort
(アルフレッサ)
錠(4mg):1日4~48mgを1~4回分服 適応など:プレドニゾロン参照
トリアムシノロンアセトニド
triamcinolone acetonide
ケナコルト-A
Kenacort-A
(ブリストル)
筋注用(40mg 1mL):1回20~80mgを1~2週おき筋注関節・皮内用(50mg 5mL):1回2~40mgを投与間隔2週以上で関節注,1回0.2~1mgを10mgまで週1回局所皮内注 適応など:プレドニゾロン参照
禁忌:本剤過敏症など
デキサメタゾン
dexamethasone
オルガドロン
Orgadrone
(オルガノン-三共)
デカドロン
Decadron
(万有)
錠(0.5mg),エリキシル(0.01%):1日0.5~8mgを1~4回分服
*小児に対して
1日0.15~4mgを1~4回分服
注〔0.5mL,1mL,5mL(リン酸デキサメタゾンナトリウムとして5mg/mL)/オルガドロン。0.5mL,1mL,2mL(リン酸デキサメタゾンナトリウムとして4mg/mL)/デガドロン〕:リン酸デキサメタゾンナトリウムとして2~8mgを3~8時間ごと静注,または2~10mgを1日1~2回点滴静注
適応:プレドニゾロン参照
警告:緊急時に十分対応できる医療施設,十分な知識・経験をもつ医師のもと,適切と判断される症例にのみ実施すること。患者選択は併用薬剤の添付文書を参照し,患者・家族へ十分な説明を行い同意を得た上で投与すること
副作用:ショック,アナフィラキシー様症状,誘発感染症,感染症の増悪など
禁忌:本剤過敏症,感染症のある関節腔内,滑液嚢内,腱鞘内または腱周囲,動揺関節の関節腔内
ベタメタゾン
betamethasone
リンデロン
Rinderon
(塩野義)
錠(0.5mg),散(0.1%),シロップ(0.1mg/mL):1日0.5~8mgを1~4回分服
*小児に対して
1日0.15~4mgを1~4回分服
坐剤(0.5mg,1mg):初期1日0.5~2mgを1~2回分割
注〔(リン酸塩)0.4% 4mg/mL(0.5mL,1mL,5mL)〕:1回2~8mgを3~6時間毎静注,筋注。1回2~10mgを1日1~2回点滴静注。1回1~5mgを関節腔内注入,投与間隔2週間以上
注〔(リン酸塩)2% 20mg/mL(1mL,5mL)〕:1回0.5~4mg/kg静注
懸濁注〔(酢酸塩)2mg,(リン酸塩)0.66mg各0.5mL〕:1回0.2~1mLを筋注。1回0.1~1.5mLを関節腔内注入,投与間隔2週間以上
適応:プレドニゾロン参照(2%注)出血性ショックにおるけ救急,または術中・術後のショック
副作用:ショック,アナフィラキシー様症状,誘発感染症など
禁忌:本剤過敏症,感染症のある関節腔内,滑液嚢内,腱鞘内または腱周囲,動揺関節の関節腔内
酢酸パラメタゾン
paramethasone acetate
パラメゾン
Paramesone
(田辺)
錠(2mg):1日2~24mgを1~4回分服 適応:プレドニゾロン,別表参照
副作用:連用により眼圧亢進,緑内障,後嚢白内障など
禁忌:本剤過敏症
気管支拡張薬
一般名・商品名 剤形・用法 備   考
キサンチン誘導体
テオフィリン徐放製剤
theophylline
テオドール
Theodur
(三菱ウェルファーマ-日研化学)
テオロング
Theolong
(エーザイ)
スロービッド
Slo-bid
(サンド)
ユニフィル
Uniphy
(l 大塚)
ユニコン,ユニコンCR
Unicon
(日医工)
(テオドール,テオロング)錠(50mg,100mg,200mg):1回200mgを1日2回内服(朝・就寝前)
*小児に対して
1回100~200mgを1日2回内服(朝・就寝前)
(ユニフィル,ユニコン)
錠(100mg,200mg,400mg):1回400mgを1日1回内服(夕食後)
(スロービッド)
カプセル(100mg,200mg):1回200mgを1日2回内服(朝・就寝前)
*小児に対して
1回100~200mgを1日2回内服(朝・就寝前)
(テオドール)
G顆粒(20% 200mg/g),(テオロング)
顆粒(50% 500mg/g),(スロービッド)
顆粒(20% 200mg/g):1回200mgを1日2回内服(朝・就寝前)
*小児に対して
1回100~200mgを1日2回内服(朝・就寝前)
(テオドール)
シロップ(20mg/mL),ドライシロップ(20% 200mg/g),(スロービッド)
ドライシロップ(20% 200mg/g):1回8mg/kgを1日2回内服
(ユニコンCR)
ドライシロップ(20% 200mg/g):1回400mgを1日1回内服(夕食後)
*成人の気管支喘息に対して
1回400mg,1日1回内服(就寝前)可能。ただしテオロング,スロービッドは除く
適応:(テオドール,テオロング,スロービッド)気管支喘息,喘息性気管支炎,慢性気管支炎,肺気腫(ユニフィル,ユニコン)気管支喘息,慢性気管支炎,肺気腫
副作用:痙攣,意識障害,急性脳症,横紋筋融解症,消化管出血,赤芽球癆,アナフィラキシーショック,肝機能障害,黄疸,頻呼吸,高血糖賞,過敏症,不眠,興奮不安,動悸など
禁忌:本剤・キサンチン系薬への重篤な副作用既往歴
[注射用テオフィリン製剤]
テオドリップ
Theodrip
(日研化学)
注( 0.1% 200mL,袋):1回200mgを1日1~2回,15分以上かけて
点滴静注
*小児に対して
1回2.4~3.2mg/kgを20分以上かけて点滴静注。投与間隔は8時間以上とし,1日最高用量9.6mg/kg
気管支喘息,喘息性気管支炎,閉塞性肺疾患での呼吸困難
本剤200mgはアミノフィリン注射液250mgに相当する。(アミノフィリン×0.8)
副作用・禁忌:テオフィリン徐放製剤参照
アミノフィリン
aminophylline
ネオフィリン
Neophyllin
(エーザイ)
アルビナ
Albina
(エスエス)
末(原末),錠(100mg):1日300~400mgを3~4回分服
*小児に対して
1回2~4mg/kgを1日3~4回内服
注(250mg 10mL),点滴用バッグ(250mg 250mL):1回250mgを1日1~2回,5~10分かけて緩徐に静注または点滴静注
*小児に対して
1回3~4mg/kgを静注,投与間隔8時間以上。1日最高用量12mg/kg
坐剤(アルビナ50mg,100mg,200mg,400mg):1回400mgを1日1~2回
*小児に対して
通常体重30kg以上の小児には1回200mg,30kg以下の小児には適宜分割
適応:気管支喘息,喘息性気管支炎,閉塞性肺疾患,肺性心,うっ血性心不全など
副作用:テオフィリン参照+好酸球増多,鼻出血,口や舌周囲のしびれ
コリンテオフィリン
choline theophylline
テオコリン
Theocolin
(サンノーバ-エーザイ)
錠(100mg),散(50% 500mg/g):1日200~800mgを3~4回分服 適応:気管支喘息,喘息性気管支炎,閉塞性肺疾患,うっ血性心不全,心臓喘息
副作用・禁忌:テオフィリン参照
ジプロフィリン
diprophylline
コルフィリン
Corphyllin
(日本新薬)
ネオフィリンM
Neophyllin M
(エーザイ)
末:1日300~600mgを2~3回分服
注(300mg 2mL):1回300~ 600mgを皮下,筋注,静注
適応:気管支喘息,喘息性気管支炎,うっ血性心不全
副作用:長期大量服用により中枢神経興奮症状,頭痛,不眠,心悸亢進,悪心・嘔吐,食欲不振など
禁忌:テオフィリン参照
プロキシフィリン
proxyphylline
モノフィリン
Monophyllin
(日医工)
末,錠(100mg):1日200~300mgを2~3回分服
注(200mg 2mL):1回200mgを皮下,筋注,静注
適応:気管支喘息,うっ血性心不全,喘息性気管支炎
副作用:頭痛,不眠,心悸亢進,胃腸障害,過敏性
禁忌:テオフィリン参照
ジプロフィリン配合剤
diprophylline
アストフィリン
Asthphyllin
(サンノーバ-エーザイ)
錠(ジプロフィリン100mg,塩酸エフェドリン1 0 mg,塩酸パパベリン10mg,ノスカピン5mg,塩酸ジフェンヒドラミン10mg含有):1回1~2錠を1日2~3回内服。頓用の場合は1回1~2錠を発作予想時または就寝前に内服 適応:下記疾患に伴う咳嗽および気管支閉塞症状。気管支喘息,喘息性気管支炎,急性・慢性気管支炎
副作用:トリメトキノール参照
禁忌:緑内障,カテコミラン投与中など
β2刺激薬
キシナホ酸サルメテロール
salmeterol xinafoate
セレベント
Serevent
(グラクソ・スミスクライン)
ロタディスク(25μg,50μg),ディスカス(50μg):1回50μgを1日2回吸入(朝,就寝前)
*小児に対して
1回25μgを1日2回吸入(朝,就寝前)。1回50μgまで増量可。専用吸入器あり
適応:気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患
副作用:心悸亢進,振戦,頭痛,咳など
禁忌:本剤過敏症
特徴:1回の吸入で気管支拡張効果が12時間以上持続する(長時間作用型吸入β2刺激薬)
注意:本剤は吸入ステロイド薬等の抗炎症効果を有する薬剤を併用して使用すること
硫酸サルブタモール
salbutamol sulfate
ベネトリン
Venetlin
(三共)
サルタノール
Sultano
(l グラクソ・スミスクライン)
アイロミール
Airomir
(大日本住友)
(サルブタモールとして)
錠(2mg),シロップ(0.4mg/mL*製造・グラクソ・スミスクライン):1回4mgを1日3回内服。
症状が激しい場合は1回8mgを1日3回内服
吸入液(0.5%):1回1.5~2.5mg吸入
インヘラー(0.16% 13.5mL。1回噴霧100μg,1缶噴霧回数約200回):1回2吸入(200μg)
エアゾル(1缶8.9g中,硫酸サルブタモール34.3mg。1回噴霧100μg,1缶噴霧回数約200回):1回2吸入(200μg)。1回で3時間以上効果持続する
*小児に対して
錠,シロップ:1日0.3mg/kgを3回分服。吸入液:1回0.5~1.5mg吸入。
インヘラー,エアゾル:1回1吸入(100μg)
適応:気管支喘息,小児喘息,肺気腫,急性・慢性気管支炎,肺結核など
副作用:塩酸トリメトキノール参照
禁忌:本剤過敏症
硫酸テルブタリン
terbutaline sulfate
ブリカニール
Bricany
(l アストラゼネカ)
錠(2mg):1回4mgを1日3回内服
シロップ(0.5mg/mL):1日0.45mL(0.225mg)/kgを3回分服。年齢,症状で増減する
注(0.2mg 1mL):1回0.2mgを皮下注
*小児に対して
錠:5歳以下は1回1mg,6歳以上は1回2mgを1日3回内服。
シロップ(0.5mg/mL):1日0.45mL(0.225mg)/kgを3回分服(年齢,症状で増減)。
注:5歳以下は1回0.05mg,6歳以上は1回0.1mgを皮下注。
適応:(内服)気管支喘息,慢性気管支炎,喘息性気管支炎,気管支拡張症,肺気腫など(注射)気管支喘息
副作用:動悸,頻脈,手指の振戦・こわばり・しびれ感,頭痛,ふらつき,悪心・嘔吐,発疹など
塩酸ツロブテロール
tulobuterol hydrochloride
ホクナリン
Hokunalin
(アボットジャパン)
ベラチン
Berachin
(三菱ウェルファーマ-日研化学)
錠(1mg),ドライシロップ(0.1%1mg/g):1回1mgを1日2回内服
テープ(0.5mg,1mg,2mg):1回2mgを1日1回胸部,背部,上腕部に貼付(マルホも販売)
*小児に対して
錠(1mg),ドライシロップ(0.1%1mg/g):1日0.04mg/kgを2回分服(ホクナリン)
テープ(0.5mg,1mg,2mg):0.5~3歳未満は0.5mg,3~9歳未満は1mg,9歳以上は2mgを1日1回胸部,背部,上腕部に貼付
適応:(内服)気管支喘息,慢性気管支炎,急性気管支炎,喘息性気管支炎,肺気腫,珪肺症,塵肺症
(テープ)気管支喘息,急性・慢性気管支炎,肺気腫
副作用:心悸亢進,顔面紅潮,振戦,頭痛,悪心・嘔吐など
禁忌:本剤過敏症
特徴:テープは1回の貼付で気管支拡張効果が24時間以上持続する(長時間作用型貼付β2刺激薬)
塩酸プロカテロール
procaterol hydrochloride
メプチン
Meptin
(大塚)
顆粒(0.01% 100μg/g),錠(50μg),ミニ錠(25μg),シロップ(5μg/mL),ドライシロップ(0.005% 50μg):1回50μgを1日1~2回内服
吸入液(0.01% 30mL。ユニット0.01% 0.3mL,0.5mL):1回30~50μg吸入
エアー(0.0143% 5mL。1吸入10μg),キッドエアー(0.0143% 2.5mL。1吸入5μg),クリックヘラー(2.0mg/キット。1吸入10μg):1回20μg吸入。原則1日4回まで
*小児に対して
顆粒,錠,ミニ錠,シロップ,ドライシロップ:6歳未満1回1.25μg/kgを1日2~3回,6歳以上1回25μgを1日1~2回内服
吸入液(ユニット):1回10~30μg吸入エアー,キッドエアー,クリックヘラー:1回10μg吸入。原則1日4回まで
適応:気管支喘息,慢性気管支炎,肺気腫,急性気管支炎(錠,ミニ錠,顆粒,シロップのみ),喘息様気管支炎(ミニ錠,顆粒,シロップのみ)
副作用:動悸,頻脈,上室性期外収縮,めまい,不眠,振戦など
禁忌:本剤過敏症
臭化水素酸フェノテロール
fenoterol hydrobromide
ベロテック
Berotec
(ベーリンガー)
錠(2.5mg),シロップ(0.5mg/mL):1回2.5mgを1日3回内服
エロゾル100(0.2% 10mL):1回2吸入(0.2mg)。吸入後2~5分で効果不十分の場合はさらに1~2吸収する。それ以上の場合は6時間間隔をあける。1日4回まで
*小児に対して
錠(2.5mg),シロップ(0.5mg/mL):1日0.375mg/kg(0.75mL/kg)を3回分服
適応:(錠,エロゾル)気管支喘息,慢性気管支炎,肺気腫,塵肺症
(シロップ)気管支喘息,喘息性気管支炎,急性気管支炎
副作用:動悸,頻脈,振戦,頭痛,嘔気,発疹,倦怠感など
禁忌:カテコラミン投与中,本剤過敏症
警告:(エロゾル)使用方法について十分に理解し,過量投与のおそれのないことが確認されている場合,他のβ2刺激吸入薬が無効な場合,小児へは他のβ2刺激吸入薬が無効な場合で入院中など医師の厳重な管理・監督下に限る
フマル酸ホルモテロール
formoterol fumarate
アトック
Atock
(アステラス)
錠(40μg):1日160μgを2回分服
*小児に対して
ドライシロップ(0.004% 40μg/g):1日4μg/kgを2~3回分服
適応:気管支喘息,急性・慢性気管支炎,喘息性気管支炎,肺気腫
副作用:塩酸トリメトキノール参照
塩酸クレンブテロール
clenbuterol hydrochloride
スピロペント
Spiropent
(帝人ファーマ)
顆粒(0.002% 20μg/g),錠( 10μg):1回20μgを1日2回内服(朝,就寝前)。頓用の場合は1回20μg
*小児に対して
5歳以上の小児には1回0.3μg/kgを1日2回内服(朝,就寝前)。頓用の場合は1回0.3μg/kg
適応:気管支喘息,慢性気管支炎,肺気腫,急性気管支炎に基づく諸症状
副作用:振戦,動悸,頭痛,めまい,嘔気,食欲不振,発疹など
禁忌:下部尿路閉塞,本剤過敏症
塩酸マブテロール
mabuterol hydrochloride
ブロンコリン
Broncholin
(科研)
錠(25μg,50μg):1回50μgを1日2回内服(朝,就寝前)。頓用の場合は1回50μg
*小児に対して
6歳以上の小児には1回25~50μgを1日2回内服(朝,就寝前)。頓用の場合は1回25~50μg
適応:気管支喘息,急性・慢性気管支炎,肺気腫
副作用:塩酸クレンブレロール参照
禁忌:本剤過敏症
エピネフリン
epinephrine(アドレナリン)
ボスミン
Bosmin
(第一)
エピネフリン注0.1%シリンジ(テルモ)
液(0.1%):5~10倍に希釈し,1回0.3mg以内にて吸入
(ボスミン)注(1mg 1mL),(エピネフリン注0.1%シリンジ)注(0.1%1mL):1回0.2~1mgを皮下注または筋注。1回0.25mg以下静注
適応:気管支喘息,百日咳などに伴う気管支痙攣など
副作用:心悸亢進,不整脈,頭痛,発疹,悪心・嘔吐など
禁忌:ハロゲン含有吸入麻酔薬,ブチロフェノン・フェノチアジン系薬,α遮断薬,カテコラミン製剤,アドレナリン作動薬。狭隅角や前房が浅く眼圧上昇
硫酸イソプレナリン配合
ストメリンD
Stmerin D
(アステラス)
エアロゾル(5mL:硫酸イソプレナリン1.667mg/mL,臭化メチルアトロピン0.111mg/mL,デキサメタゾン 0.556mg/mL含有:約60回噴霧可能):1回1吸入,効果不十分でも2吸入までとする。続けて吸入する場合は4~6時間の間隔をおく。1日最大用量4回(8吸入)
*小児に対して
1日最大用量4吸入
適応:気管支喘息,慢性気管支炎,肺気腫
禁忌:有効な抗菌薬の存在しない感染症,全身真菌症,過敏症の既往歴,結核性疾患,呼吸器感染症
注意:甲状腺機能亢進,心疾患,高血圧,糖尿病,カテコールアミンとの併用を避ける。および呼吸器以外の感染症
塩酸イソプレナリン
isoprenaline hydrochloride
(塩酸イソプロテレノール
isoproterenol hydrochloride)
プロタノール-L
Proternol-L
(日研化学)
アスプール
Asthpu
(l アルフレッサ)
イソパール・P
Isopal・P
(科研)
注(0.2mg 1mL,1mg 5mL。l 体):1回0.2~1mgを等張溶液200~500mLに溶解し点滴静注。緊急時には0.2mgを等張溶液20mLに溶解して2~20mLを徐々に静注,筋注または皮下注
吸入液(0.5% 50mL,1%10mL。dl体):1回3mgずつ3~10分かけネブライザー使用にて吸入
カプセル(10mg。プロナーゼ5000単位も含有):1回2カプセルを1日3回内服
*小児に対して
6歳以上の小児には,1回1カプセルを1日3回内服
適応:気管支喘息,急性・慢性気管支喘息,気管支拡張症,肺気腫など
副作用:心悸亢進,頻脈,頭痛,振戦,発汗,発疹など
禁忌:特発性肥大製大動脈弁下狭窄症,ジギタリス中毒,カテコラミンとの併用,本剤過敏症など
硫酸オルシプレナリン
orciprenaline sulfate
(硫酸メタプロテレノール)
アロテック
Alotec
(ベーリンガー)
錠(10mg):1回10mgを1日3回内服
吸入液(2% 20mL,40mL):1回0.2~0.5mL(4~10mg)をネブライザー使用にて吸入
注(0.5mg 1mL):1回0.5mgを皮下注,筋注または静注
適応・副作用:硫酸イソプレナリン参照
禁忌:特発性肥大性大動脈弁下狭窄症,カテコラミン投与中,本剤過敏症
塩酸トリメトキノール
trimetoquinol hydrochloride
イノリン
Inolin
(田辺)
錠(3mg),散(1%),シロップ(1mg/mL):1回2~4mgを1日2~3回内服
*小児に対して
シロップ:1歳未満は1~2mg,1~2歳は2~4mg,3~4歳は4~6mgを1日3~4回分服
吸入液(0.5%):1回0.25~0.5mL吸入
適応:気管支喘息,気管支炎など
副作用:心悸亢進,頭痛,振戦,めまい,悪心,過敏症状など
プロキシフィリン配合剤
アストモリジンD
Asthmolysin D
(マルホ)
アストモリジンM
Asthmolysin M
(マルホ)
D(腸溶)錠,M(胃溶)錠(プロキシフィリン150mg,塩酸エフェドリン20mg,フェノバルビタール20mg配合):1回1錠を1日1~2回内服。D錠は就寝前または必要時 適応:気管支喘息,急性・慢性気管支炎
副作用:過敏症,眠気,不眠,頭痛,心悸亢進,振戦,胃腸障害,頻尿,巨赤芽球性貧血など
禁忌:キサンチン系・バルビツール酸系薬過敏症,カテコラミン,ボリコナゾール投与中
臭化チオトロピウム水和物
tiotropium bromide hydrate
スピリーバ
Spiriva
(べーリンガー・ファイザー)
カプセル:18μg
1回1カプセル,1日1回専用器具(ハンディへラー)を用いて吸入
適応:慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎,肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の貫解
副作用:重大:心不全,心房細動,期外収縮 その他:口渇など
禁忌:緑内障.前立腺肥大等による排尿障害.本剤・アトロピン過敏症
副交感神経遮断薬
臭化イプラトロピウム
ipratropium bromide
アトロベント
Atrovent
(帝人ファーマ)
エロゾル(4.20mg/mL。20μg/噴霧。200回噴霧可能):口腔用として1回1~2吸入を1日3~4回(無水物として20~40μg) 適応:気管支喘息,慢性気管支炎,肺気腫
副作用:頭痛,振戦,嘔気,心悸亢進,発疹,口内乾燥など
禁忌:本剤・アトロビン過敏症,緑内障,前立腺肥大
臭化オキシトロピウム
oxitropium bromide
テルシガン
Tersigan
(ベーリンガー)
エロゾル100(0.178% 9.5g。100μg/噴霧):1回1~2吸入(0.1~0.2mg)を1日3回 適応:気管支喘息,慢性気管支炎,肺気腫
副作用:頭痛,嘔気,口渇など禁忌:緑内障,前立腺肥大,スコポラミン系薬過敏症
抗アレルギー薬
一般名・商品名 剤形・用法 備   考
ロイコトリエン受容体拮抗薬
プランルカスト水和物
pranlukast hydrate
オノン
Onon
(小野)
カプセル(112.5mg):1日450mgを2回分服(朝・夕食後)
ドライシロップ(10% 100mg/g):1日7mg/kgを2回分服(朝・夕食後),用時懸濁。1日最高用量10mg/kg,450mg/日まで
適応:気管支喘息,アレルギー性鼻炎
副作用:副白血球減少,発疹,q痒感,嘔気・嘔吐,腹痛。肝障害。胸部絞扼感,不眠,発熱,蛋白尿など
ザフィルルカスト
zafirlukast
アコレート
Accolate
(アストラゼネカ)
錠(20mg,40mg):1日40~80mgを2回分服(朝・就寝前)1日最高用量80mg(高齢者は1日40mg) 適応:気管支喘息
副作用:劇症肝炎,肝機能障害,黄疸,無顆粒球症,好酸球性肺炎,頭痛,AST・ALT・Al-P上昇,嘔気,腹痛,発疹,q痒,蕁麻疹など
禁忌:本剤過敏症,本剤による肝障害
モンテルカストナトリウム
montelukast sodium
シングレア
Singulair
(万有)
キプレス
Kipres
(杏林)
錠(10mg):1回10mgを1日1回内服(就寝前)
*小児に対して
チュアブル錠(5mg):6歳以上の小児に1回5mg,1日1回内服(就寝前)。口中で溶解またはかみ砕いて服用
適応:気管支喘息
副作用:アナフィラキシー様症状,血管浮腫,肝機能障害,黄疸,皮疹,q痒感,頭痛,傾眠。易刺激感,情緒不安定。痙攣。消化不良,下痢,腹痛。AST・ALT・Al-P・γ-GTP・総ビリルビン上昇。口渇。尿潜血,血尿,尿糖。浮腫。筋痙攣を含む筋痛,挫傷など
禁忌:本剤過敏症
メディエーター遊離抑制薬
クロモグリク酸ナトリウム
sodium cromoglicate
インタール
Intal
(アステラス)
カプセル(20mg):1回20mgを1日3~4回吸入(気管支喘息にはスピンヘラー,イーヘラーを,アレルギー性鼻炎にはネーザルインサフレーターを用いる)
吸入液(1% 2mL):1回1Aを1日3~4回吸入(電動式ネブライザーを用いる)
エアロゾルA(2% 10mL,1噴霧中1mg。吸入用噴霧器あり):1回2噴霧,1日4回吸入
適応:気管支喘息,アレルギー性鼻炎
副作用:(気管支喘息に用いた場合)咽喉頭部刺激感,PIE症候群,気管支痙攣,過敏症状
トラニラスト
tranilast
リザベン
Rizaben
(キッセイ)
カプセル(100mg),細粒(10%),ドライシロップ(5%):1回100mgを1日3回内服
*小児に対して
1日5mg/kgを3回分服
適応:気管支喘息,アトピー性皮膚炎,アレルギー性鼻炎,ケロイド・肥厚性瘢痕
副作用:肝機能異常,膀胱炎様症状,胃腸障害,赤血球数低下,頭痛,過敏症状など
禁忌:妊婦
アンレキサノクス
amlexanox
ソルファ
Solfa
(武田)
錠(25mg,50mg):1回25~50mgを1日3回内服(気管支喘息には朝・夕・就寝前) 適応:(内服)気管支喘息,アレルギー性鼻炎
副作用:(内服)過敏症状,悪心,嘔吐,肝障害,腎障害など
レピリナスト
repirinast
ロメット
Romet
(三菱ウェルファーマ)
錠(150mg):1回150mgを1日2回内服(朝・就寝前)
*小児に対して
小児用細粒(10%):1日8mg/kgを2回分服
適応:気管支喘息
副作用:発疹,眠気,嘔気,肝障害,尿蛋白など
イブジラスト
ibudilast
ケタス
Ketas
(杏林)
カプセル(10mg):1回10mgを1日2回内服 適応:気管支喘息,脳梗塞後遺症,脳出血後遺症,脳動脈硬化症の改善
副作用:過敏症状,めまい,頭痛,食欲不振,嘔気,心悸亢進,肝障害,倦怠感など
禁忌:頭蓋内出血で止血が完了していないと推定される患者
タザノラスト
tazanolast
タザレスト
Tazalest
(わかもと)
タザノール
Tazano
(l 鳥居)
カプセル(75mg):1回75mgを1日3回内服(食後) 適応:気管支喘息
副作用:皮疹,発疹,悪心,嘔吐,胃痛,腹痛,肝障害,倦怠感,眠気,動悸,尿蛋白増加,ほてりなど
ペミロラストカリウム
pemirolast potassium
アレギサール
Alegysa
(l 三菱ウェルファーマ-日研化学)
ペミラストン
Pemilaston
(ブリストル)
錠(5mg,10mg):1回10mgを1日2回内服
ドライシロップ(0.5% 5mg/g):1回0.2mg/kgを1日2回内服
*小児に対して
錠(5mg,10mg):1回あたり5~10歳5mg,11歳以上10mgを1日2回内服
適応:(内服)気管支喘息,アレルギー性鼻炎(錠のみ)
副作用:頭痛,嘔気,腹痛,胃部不快感,過敏症状,肝障害,尿蛋白など
禁忌:本剤過敏症,妊婦
ヒスタミンH1拮抗薬
フマル酸ケトチフェン
ketotifen fumarate
ザジテン
Zaditen
(ノバルティス)
カプセル(1mg):1回1mgを1日2回内服(朝食後,就寝前)
*小児に対して
シロップ(0.2mg/mL),ドライシロップ(0.1% 1mg/g):1日0.06mg/kgを2回分服
適応:(内服)気管支喘息,アレルギー性鼻炎,湿疹・皮膚炎,蕁麻疹,皮膚q痒症
副作用:痙攣,興奮,肝機能障害,黄疸,過敏症,眠気,倦怠感など
禁忌:本剤過敏症
塩酸アゼラスチン
azelastine hydrochloride
アゼプチン
Azeptin
(エーザイ)
錠(0.5mg,1mg),顆粒(0.2% 2mg/g):1回2mgを1日2回内服 適応:気管支喘息,アレルギー性鼻炎,蕁麻疹,湿疹・皮膚炎,アトピー性皮膚炎,皮膚q痒症,痒疹
副作用:眠気,倦怠感,口渇,食欲不振,腹部痛,顔面のほてり,トランスミアナーゼ上昇,過敏症状
オキサトミド
oxatomide
セルテクト
Celtect
(協和発酵)
錠(30mg):1回30mgを1日2回内服(朝・就寝前)
*小児に対して
ドライシロップ(2% 20mg/g):1回0.5mg/kg(ドライシロップとして25mg/kg),用時水で懸濁し,1日2回内服(朝・就寝前)。1日最高用量0.75mg/kg(ドライシロップとして37.5mg/kg)
適応:(成人)アレルギー性鼻炎,蕁麻疹,皮膚q痒症,湿疹,皮膚炎,痒疹
(小児)気管支喘息,アトピー性皮膚炎,蕁麻疹,痒疹
副作用:過敏症状,肝障害,錐体外路症状,眠気,嘔気,食欲不振など
禁忌:本剤過敏症,妊婦
メキタジン
mequitazine
ゼスラン
Zesulan
(旭化成)
ニポラジン
Nipolazin
(アズウェル)
錠(3mg):1回6mgを1日2回内服
*小児に対して
小児用細粒(0.6% 6mg/g),シロップ(0.03% 0.3mg/mL):1回0.12mg/kgを1日2回内服
適応:蕁麻疹,皮膚疾患に伴うq痒,アレルギー性鼻炎,気管支喘息
副作用:過敏症状,肝機能異常,血小板減少,眠気,倦怠感,口渇,視調節障害など
禁忌:緑内障,前立腺肥大等
塩酸エピナスチン
epinastine hydrochloride
アレジオン
Alesion
(ベーリンガー)
錠(10mg,20mg),内服液(0.2%2 mg/ m L ),ドライシロップ(1%10mg/g):1回20mgを1日1回内服 適応:気管支喘息,アレルギー性鼻炎,蕁麻疹,湿疹・皮膚炎,皮膚q痒症,痒疹,q痒を伴う尋常性乾癬
副作用:発疹,眠気,倦怠感,頭痛,めまい,嘔気,食欲不振,胃部不快感,腹痛,下痢,口渇,心悸亢進
禁忌:本剤過敏症
トロンボキサンA2合成阻害薬
塩酸オザグレル
ozagrel hydrochloride
ベガ Vega(小野)
ドメナン
Domenan
(キッセイ)
錠(100mg,200mg):1日400mgを2回分服(朝・就寝前) 適応:気管支喘息
副作用:発疹,q痒感,嘔吐,腹痛,食欲不振,肝障害,心悸亢進,出血傾向,頭痛など
相互作用:血小板機能抑制薬との併用(本剤作用↑)
禁忌:小児など。本剤過敏症
トロンボキサンA2拮抗薬
セラトロダスト
seratrodast
ブロニカ
Bronica
(武田)
顆粒(10% 100mg/g),錠(40mg,80mg):1回80mgを1日1回内服(夕食後)
*高齢者は低用量から開始
適応:気管支喘息
相互作用:溶血性貧血が報告されている薬剤(溶血性貧血↑)。アスピリン(本剤の非結合型濃度↑)
注意:定期的に肝機能検査を行い,異常がみられた場合には中止すること。
副作用:劇症肝炎,肝障害。発疹。悪心,食欲不振。貧血,好酸球増多。眠気,頭痛。動悸,倦怠感など
Th2サイトカイン阻害薬
トシル酸スプラタスト
suplatast tosilate
アイピーディ
IPD
(大鵬)
カプセル(50mg,100mg):1回100mgを1日3回内服(食後)
ドライシロップ(5% 50mg/g):1回3mg/kg,1日2回内服,用時溶解。
*小児に対して
1回あたり3~5歳未満37.5mg,5~11歳未満75mg,11歳以上100mg,1日最大用量300mg
適応:気管支喘息,アトピー性皮膚炎,アレルギー性鼻炎(ドライシロップは気管支喘息のみ)
副作用:嘔気,嘔吐,胃部不快感,発疹,q痒感など
禁忌:本剤過敏症
漢方製剤
一般名・商品名 剤形・用法 備   考
ゴコトウ
五 虎 湯

ツムラ顆粒(TJ-95),カネボウ細
粒(KB-95,EK-95)
セッコウ10.0
キョウニン4.0
マオウ4.0
ソウハクヒ3.0
カンゾウ2.0
「ツ」7.5g,「カ」6g)
適応:咳,気管支喘息
サイボクトウ
柴 朴 湯

ツムラ顆粒(TJ-96),カネボウ細粒(EK-96)
サイコ7.0
ハンゲ5.0
ブクリョウ5.0 他7成分
「ツ」7.5g,「小」7.5g)
適応:小児喘息,気管支喘息,気管支炎,咳,不安神経症
[気分がふさいで,咽喉,食道部に異物感があり,ときに動悸,めまい,嘔気などを伴うものの諸症]
ショウセイリュウトウ
小 青 竜 湯

ツムラ顆粒(TJ-19),小太郎細粒
(N19),カネボウ細粒(EK-19),錠(EKT-19)
ハンゲ6.0
カンゾウ3.0
ケイヒ3.0 他5
「ツ」9g,「小」7.5g,「カ」6gまたは18錠)
適応:気管支炎,気管支喘息,鼻水,水様の痰を伴う咳,鼻炎
禁忌:アルドステロン症など
バクモンドウトウ
麦 門 冬 湯

ツムラ顆粒(TJ-29),小太郎細粒(N29)
バクモンドウ10.0
ハンゲ5.0
タイソウ3.0 他3成分
「ツ」9g,「小」15g)
適応:痰の切れにくい咳,気管支炎,気管支喘息
[こみあげてくるような強い咳をして,顔が赤くなるものの諸症]
マオウトウ
麻 黄 湯

ツムラ顆粒(TJ-27),小太郎細粒
(N27),カネボウ細粒(KB-27,EK-27)
キョウニン5.0
マオウ5.0
ケイヒ4.0
カンゾウ1.5
「ツ」7.5g,「小」6g,)
適応:感冒,関節リウマチ,喘息,乳児の鼻閉塞,哺乳困難,インフルエンザ(初期)
[悪寒,発熱,頭痛,腰痛があり,自然に汗の出ないものの諸症]
マキョウカンセキトウ
麻 杏 甘 石 湯

ツムラ顆粒(TJ-55),小太郎細粒(N55)
セッコウ10.0
キョウニン4.0
マオウ4.0 他1成分
「ツ」7.5g,「小」6g)
適応:小児喘息,気管支喘息
[咳嗽が激しく,発作時に頭部に発汗して喘鳴を伴い,咽喉が乾くものの諸症]
注1 用法,用量は各メーカーにより異なる。
ツムラ:1日7.5g(基本的に),2~3回に分割,食前または食間に服用(この他に1日9g,1日10.5g,1日15g,1日18gの処方がある)
小太郎:1日6g(基本的に),2~3回に分割,食前または食間に服用(この他に1日7.5g,1日9g,1日12g,1日15g,1日27gの処方がある)
カネボウ:1日6g(基本的に),2~3回に分割,食前または食間に服用(この他に1日7.5g,1日8.1gの処方がある)
注2 各メーカーにより処方内容・適用症が多少異なる。
注3 組成・容量・(1日用量)欄中の略語は以下の通りである。
「ツ」……ツムラ
「小」……小太郎
「カ」……カネボウ
ワクチン療法剤・金製剤・他
一般名・商品名 剤形・用法 備   考
金チオリンゴ酸ナトリウム
sodium aurothiomalate
シオゾール
Sioso
( 塩野義)
注(10mg/mL,25mg/mL):第1~4週は1回10mg,第5~8週は1回25mg,第9~12週は1回50mg,第13週以後は1回50mg。場合により1回100mgを筋注 気管支喘息(適応外)に有効との報告がある
副作用:ショック,アナフィラキシー様症状,A脱性皮膚炎など
禁忌:腎・肝・血液障害,心不全,潰瘍性大腸炎,金製剤による重篤な副作用の既往歴,キレート剤(ペニシリン)投与中,妊婦,授乳婦
ヒスタミン加人免疫グロブリン
immunoglobulin with histamine
ヒスタグロビン
Histaglobin
(日臓)
注(ヒト免疫グロブリン12mg,ヒスタミン二塩酸塩0.15μg。注射用水1.5mL付):1瓶を注射用水1.5mLに溶解し,1回1瓶を週1~2回で6回皮下注。維持の場合は3~4カ月ごとに1回1瓶皮下注。最大用量1回3瓶まで増量可能 適応:気管支喘息,アレルギー性鼻炎,アレルギー性皮膚炎
副作用:ショック,喘息発作,発疹など
禁忌:激しい喘息発作時,月経直前および期間中,妊婦,衰弱している患者,本剤過敏症