獨協医科大学 保健センター年報2020 年度(令和2 年度)
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て 1100.. ままととめめ 99.. 面面接接内内容容 面接では、「こころの健康調査」結果票の説明と、現在不安に感じていることに関してヒアリングを行った。3学部(校)の相談内容別結果を図1に示した。 面接では、現在特に心配ことはないと話す学生が多く、対面授業が始まり友人もできて楽しいと話す学生もいた。一方で、ストレスを感じると腹痛や頭痛といった身体症状に現れやすいという学生や、自分の性格面(対人場面が苦手や、人と比べてしまうなど)に関して話す学生もいた。UPI検査は、過去一年間に生じたストレス体験に基づき回答をするため、受験期のストレスや、その時に生じた不安などが大学生活で起きないかと心配する学生もみられた。 今年度は、「こころの健康調査」結果票を改善し、全新入生への面接を通じてメンタルサポートを実施した(昨年度は全新入生の1/3程度)。昨年度に比べ、一人当たりの面接時間は短縮されたが、気軽に結果を伝えられる環境が整備されたことで、カウンセリングルームの周知や学生生活の不安軽減に寄与したと思われる。 特に心配はない71.7% 精神症状身体症状2.2%5.3%図1 面接時の内容 自分の性格について4.7%恋愛関係について0.3% 学生生活の不安1.2%友人・対人関係テストの不安2.5%受験期・高校時代のストレスについて寮・一人暮らしについ0.9%2.8%授業・課題についての不安5.6%1.6%家族関係に関する不安0.9%新型コロナウイルスに関する不安0.3%-27-

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