令和4年度 獨協医科大学大学院 看護学研究科シラバス
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- 104 -特別研究Ⅰ 科目名・英名 Research Methodology in Nursing Ⅰ 教員名 *指導教員テーマ参照 単位数 2 単位 必修・選択 特別研究は、研究に必要な能力を身につけるために、共通科目や専門科目の学修を統合し、2年間かけて修士論文を完成させる科目である。修士論文を完成するまでのプロセスを2段階に分け、特別研究Ⅰ、Ⅱとして学修する。 本科目は、1 年次の通年科目であり、特別研究Ⅱに対して、研究の前半に位置づくものである。学修方科目概要 法は、研究科で定めた研究計画に沿って行う。 本科目の到達目標は、研究倫理審査申請書を作成し、研究倫理委員会に提出するところまでとする。その間のプロセスとして、研究課題の焦点化にはじめ、研究方法(研究対象、データ収集方法、データ分析方法)の選定、研究計画書の作成、などを経るものとする。 授業目的 看護現象を科学的に分析・評価し、看護学を発展させるための基礎的研究能力を有するために必要な手法を学ぶ。 1.研究課題を決定する。 2.研究課題に関連した文献レビューをする。 3.研究課題に適する研究方法を選定する。 4.研究計画を立案する。 5.研究倫理審査申請書を作成し、研究倫理委員会に提出する。 到達目標 礒山あけみ 板倉朋世 大野佳子 金子昌子 小西敏子 小西美樹 教員指導テーマ 鈴木珠水 関根 正 花里陽子 丸山良子 守田孝恵 山口久美子 看護管理者が抱える現場のジレンマや看護管理上の問題に関する研究 回 1 ガイダンス 授業 計画 2-15 文献クリティーク 女性の健康および妊娠・出産・育児期の母とその家族の健康支援に関する研究 助産師基礎教育・助産師専門職教育に関する研究 療養環境の中で発生する様々な臭気の中で、排泄物臭や体臭の制御に関する手法の開発を研究課題とし、医療や福祉施設などの療養環境の「におい」に関する研究 地域における健康課題の改善や解決を目指した看護職による国内外のアクションリサーチに関する最新の知見に基づいた予防・健康な地域づくりなどの研究 病期(急性期看護、リハビリテーション看護、がん看護、終末期など)過程にある老年患者・家族への看護ケア開発を研究課題とする老年看護学に関する研究及び看護専門職の教育に関する研究 がん患者の各病期、特に終末期看護に関する研究 あらゆる健康レベル・発達段階にある子どもとその家族に関する研究 その人を取りまく生活環境についての課題、化学物質に敏感な方のセルフマネジメント、予防に関しての支援などの研究 精神障害者、発達障害者への看護ケアに関する研究、精神科看護師に関する研究 訪問看護の実践において、療養者と家族の生活を支える支援に関する課題を研究 生体の持つ防御機能を理解し、感染から身体を守る方法や免疫力を高めるための看護アプローチに関する課題を研究 地域診断に基づく保健師のPDCA実践活動の方法論と、それに関わる専門職の能力向上を目指した人材育成プログラムの開発に関する研究 単元主題 必修 開講年次 1.履修者が関心のある課題の情報収集、関連分野の文献レビューを行い、プレゼンテーションのための資料を作成する。 2.発表の前週までに資料を授業参加者全員に配付する。 3.授業参加者はあらかじめ資料に目を通し、討論に備える。 4.発表者は、授業日にプレゼンテーションし、その後参加者とディスカッションを行う。 1年次/通年 授業内容 科目区分 研究科目 授業形態 演習 担当者 全教員

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