令和4年度 獨協医科大学大学院 看護学研究科シラバス
142/380

- 140 -(オフィスアワー・Email) コンサルテーション論 科目名・英名 consultation 教員名 関根 正、佐々木 佑架、加藤 郁子、岸田 さな江 単位数 2単位 必修・選択 コンサルテーションの基本理論、プロセス、役割機能、ならびに看護学領域におけるコンサルテーションの実際を学ぶ。これらを通して、患者やその家族、看護職が抱える課題や問題解決のプロセスを共有し、有効な援助が行なわれる資源として活用されるコンサルタントの役割を理解する。 また、事例検討やロールプレイなどの学習方法を駆使して、患者や家族へのケアや組織的な課題を明確化し、具体的なケアに関する助言などのコンサルテーションのプロセスを学び、適切な援助ができることを目指す。そして看護におけるコンサルテーションに有用な対人関係スキルを学び、さまざまな健康問題において適確な判断、指導、対処ができる能力を習得する。 科目概要 コンサルテーションに関する最新の知識と複雑な倫理的問題、倫理課題について多角的に分析し対応で授業目的 きる調整能力を学修する。 1.コンサルテーションに関する基本理論と方法を理解するとともに、コンサルテーションに必要な技術 を習得する。 2.精神看護、がん看護、慢性疾患や感染領域等における専門看護師が行うコンサルテーションの実際を 到達目標 学ぶ。 3.自らの専門領域におけるコンサルテーション技法の活用方策、および今後の課題について、考察する。 回 1)コンサルテーションの理論 1-2 (カウンセリングの基礎を含む) 2)コンサルテーションの基本理論 1)精神科領域(リエゾンなど)に おけるコンサルテーションについて 3-4 2)カウンセリングの実際 精神科リエゾン領域におけるコンサルテーションの実際 5-9 授業 計画 精神科リエゾン領域におけるコンサルテーションの実際 10-11 がん・慢性疾患・感染領域におけるコンサルテーションの実際 12-13 各領域におけるコンサルテーション技法の活用と課題 14-15 14-15 回目の講義に向けて、各領域の対応困難事例について討議するレポートを作成すること。 授業外学習は、1~2 時間程度、配布資料を基に講義内容を整理すること。 授業外における 学習・時間 評価方法 講義への参加状況(60%)とレポート(40%)で評価する。 【参考図書】 E.H.シャイン(2012):プロセス・コンサルテーション-援助関係を築くこと.白桃書房. E.H.シャイン(2019):対話型プロセス・コンサルテーション.白桃書房 テキスト・参考書 講義形式の授業にも積極的に、討議に参加することを望む。 発表する各領域の対応困難事例は、A4 用紙2 枚程度のレポートを作成する。 履修上の注意 オフィスアワー:水曜日12 時から13 時 E-mail:t-sekine@dokkyomed.ac.jp 質問の対応 単元主題 論文:選択 開講年次 C N S:選択 コンサルテーションの概念、タイプ、プロセス、コンサルタントの役割の紹介と専門看護への応用的視点を理解する。 生活習慣病を中心に、依存の概念、タイプ、プロセスを紹介し、専門看護への応用的視点を理解する。カウンセリングの実際を紹介し、援助プロセスにおける援助者の役割・課題を理解する。 リエゾン精神看護および慢性疾患・感染領域に おけるコンサルテーションの実際を紹介し、専門看護への応用的視点を理解する。 リエゾン精神看護およびがん・慢性疾患・感染領域におけるコンサルテーションの実際を紹介し、専門看護への応用的視点を理解する。 リエゾン精神看護およびがん・慢性疾患・感染領域におけるコンサルテーションの実際を紹介し、専門看護への応用的視点を理解する。 各自の看護領域におけるコンサルテーション技法の活用及び課題についての発表し、討議をおこなう。 ==== 事前学習:発表する各領域の対応困難事例のレポートを作成する。 1年次/後期 授業形態 授業内容 科目区分 共通科目 講義 担当者 関根 正 関根 正 佐々木 佑架 関根 正 加藤 郁子 関根 正 岸田 さな江 関根 正 1~2 時間/1コマ

元のページ  ../index.html#142

このブックを見る