- 153 -(オフィスアワー・Email) 授業外における 学習・時間 保健医療福祉特論 Advanced Public Health Services Administration 科目名・英名 教員名 山口久美子 単位数 1単位 質の高い保健医療福祉を提供するには、行政側が現場のニーズを吸い上げ、政策に反映させることが重要である。看護職者は、関連分野に従事する関係者と連携し、行政側に現場のニーズを伝え、保健医療福祉活動の実施とその質の向上のための要請をする。すなわち、行政と現場を結ぶパイプ役の一端を担うことが期待される。関連分野に従事する関係者、さらに行政側と効果的に連携するには、それぞれの活動の実態を知り理解することが不可欠である。 科目概要 本科目は、看護職者の役割を明確にするとともに、臨床および行政担当者から直接情報を得て実情を知り、看護職者として保健医療福祉に有効に機能するための基盤をつくることを目的とする。 総合的に看護ケアをマネジメントし、保健医療福祉チームにおいては多職者と連携・協力・調整するための知識を修得する。 授業目的 1.地域住民を対象とした保健医療福祉の施策の実情と課題を説明する。 2.地域住民の保健医療福祉のニーズを説明する。 3.地域の保健医療福祉の質の向上を図るための看護職独自の役割について考える。 到達目標 回 ガイダンス 1 保健医療福祉行政の実態と課題① ・国の政策と県における保健医療福祉行政 2 保健医療福祉行政の実態と課題② ・栃木県の医療福祉行政における看護職の立場から 3 保健医療福祉行政の実態と課題③ ・市町村および保健所の立場から 授業 4 計画 保健医療福祉行政の実態と課題④ ・地域における活動者の立場から 5 県行政に協力する本学の立場から ・保健医療福祉における大学(大学病院)の役割 6 看護職能団体の実態と課題 7 まとめ 8 事後レポートの作成(課題については授業内で提示する) 評価方法 授業への参加度(準備・積極性)30%、レポート70%で評価する。 1.岡本全勝(2005):新 地方自治入門 行政の現在と未来(第4 刷),時事通信社. 2.佐藤 進(1996):福祉と保健・医療の連携の法政策(新版第1 刷),信山社. 3.ジュリアン・ルグラン 著、郡司篤晃 監訳(2008):公共政策と人間,聖学院大学出版会. 4.健康支援と社会保障制度④関係法規,メジカルフレンド社,2013. テキスト・参考書 履修上の注意 主体的学修を望む。 質問への対応 メールもしくはオフィスアワーに研究室で対応する。(17:00~18:00) E-mail : yama-k@dokkyomed.ac.jp 必修・選択 単元主題 論文:必修 開講年次 1年次/前期 授業形態 C N S:自由 ・保健医療福祉行政における看護職の役割 ・保健医療福祉行政のおける職能団体の立場から ・自己の課題と保健医療福祉行政の視点から課題を明らかにする。 授業内容 科目区分 共通科目 講義 担当者 山口久美子 山口久美子 山口久美子 山口久美子 山口久美子 山口久美子 1 コマ/30 分 (ゲストスピーカー) (ゲストスピーカー) (ゲストスピーカー) (ゲストスピーカー)
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