- 165 -生体防御・感染看護学演習Ⅱ 科目名・英名 Seminar of nursing care and Infection controlⅡ 教員名 丸山 良子 単位数 2単位 本科目では、感染症あるいは生体の持つ防御機能に関する最新の文献講読を通し、感染症に関する新たな生体防御機能を理解し、防御機能を高めるために必要な新規的な看護ケアを創出できる能力を養う。生体指標から対科目概要 象者の健康状態や感染状態を評価し、学生は自ら想定した感染症患者を対象に、生体防御に基づいた感染症看護の新しい視点を見出す。 生体の持つ防御機能を理解し、生体指標を測定・評価・分析し新規性のある看護ケア方法を開拓できる能力を授業目的 養う。専門分野における最新の知見と技術を備え、根拠に基づいた高度な看護実践能力を習得する。 1. 健康状態を評価できる生体指標の測定、評価できる各種感染症の関連論文の検索、講読ができる。 2. 文献をもとに生体防御機能や感染症のアセスメントができる。 3. 学生自らが課題とする対象患者を想定し、患者の持つ問題解決方法を見出す。 到達目標 4. プレゼンテーションを通して、自らの考えや意見述べ、他者の意見や評価をもとに、課題レポートを作成 回 研究論文の講読 1-5 授業 新規的な生体防御、感染の兆候や感染症のアセスメント方法の理解 計画 6-10 11-15 各自の課題に沿った看護ケアの計画 授業外における事前の準備を行なって演習に参加すること。 学習・時間 演習への出席 (30%)、文献選択の妥当性、作成資料、討論への参加度(30%)課題レポート(40%)を総合的に評価評価方法 する。レポート課題については演習時に提示する。 テキスト・参考書 必要に応じて適宜提示する。 履修上の注意 演習への積極的な参加を求める。 質問への対応 オフィスアワー: 火曜日13:00〜16:00 (オフィスアワー・Email) E-mail: r-maruyama@dokkyomed.ac.jp 必修・選択 する。 単元主題 選択 開講年次 1.生体防御、感染症に関する研究論文を検索する。2.論文講読を通して、研究の背景、目的を理解する。 3.結果、考察、研究の限界を理解し、説明する。 1.バリヤー機能の破綻や感染兆候のアセスメント ・皮膚創傷の感染と免疫機能の評価 2.呼吸器感染症のアセスメント ・呼吸器感染と免疫機能の評価 3.免疫機能低下、ストレス状態のアセスメント 自らが想定した患者の生体防御機能、感染の兆候を評価できる方法を見出し、患者の問題解決方法を見出す。 科目区分 2年次/前期 授業形態 授業内容 専門科目 演習 担当者 丸山 良子
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