授業外における - 245 - (オフィスアワー・Email) 在宅看護学実習Ⅳ(訪問看護ステーションの開設、管理・運営) 科目名・英名 Home Care Nursing Practicum Ⅳ 教員名 花里 陽子 単位数 2単位 訪問看護ステーションの開設、管理・運営の実際を訪問看護ステーションの管理者について実習する。また、訪問看護実践の質改善のための職場環境の整備やスタッフの教育等に関する研究的取り組みについて実習する。本実習では、CNS の共通目的の「高度実践」「教育」「相談」「連携・調整」「倫理的問題の調整」「研究」の全てを統合する実習内容となる。 科目概要 訪問看護ステーションの関連施設や地域ケアネットワークシステムの構築について学修する。 授業目的 在宅看護の最新の知見と技術を備えるため、当該科目を通し、根拠に基づいた高度な看護実能力を修得する。 1. 訪問看護ステーションの開設のための準備と方法が分かる。 2. 地域の特性を考慮した訪問看護ステーションの開設・運営について考える。 3. 訪問看護ステーションの理念を踏まえた経営方針、財務管理、運営方法、人事管理を学修する。 4. 訪問看護実践の質改善のための職場環境の整備やスタッフの教育に関する研究的取り組みについて考える。 到達目標 実習施設 訪問看護ステーション 1. 事前に、実習施設について情報を整理し、教員の指導を受けて目標達成可能な実習計画を立案し、指導者に実習目標と内容を提示する。 2. 開設者、管理者から、開設の経緯と運営の現況に関する説明を聞く。 3. 実習施設におけるケアの質評価、改善のための取り組みの実施状況について説明を受ける。 4. 訪問看護活動に参加し、施設内で行われるケアの質評価と改善ための取り組みに参加する。 5. 実習施設の関連施設の活動を見学・参加し、訪問看護活動から発展した地域ケアネットワークシステムの構築につい実習内容 て学ぶ。 6. 見学実習したことをもとに訪問看護ステーションの運営を考え、看護の質の向上や経営改善のための提言をする。 7. 実習施設、事業ごとに「実践」「教育」「相談」「連携調整」「倫理的問題の調整」「研究」の枠組みに沿って学修をまとめ、プレゼンテーションし、教員、実習指導者、施設のスタッフを含めて討論する。 ※実習計画の立案、調整については、実習要項を参照する。 学習・時間 実習期間中記録のまとめ 評価方法 実習計画の作成(10%)、実習目標の到達度(70%)、レポート(10%)、カンファレンスでの発表(10%) 1. 秋山正子:在宅ケアのつながる力,医学書院,2011. 2. ケアプロ編:新卒・新人訪問看護師教育プログラム,学研メディカル,2017. 3. 加藤明子: 訪問看護ステーションの労務管理,日本看護協会出版会,2019. 4. 浜中俊哉:訪問看護事業 成功の条件,幻冬舎2018. テキスト・参考書 これまでの実習での学びを統合して、高度な在宅看護実践ための在宅療養支援事業所の活動を管理的な見地から学修履修上の注意 すること。主体的・積極的に取り組むことを期待する。 質問への対応 オフィスアワー:12 時~13 時(水曜日) Email:y-hana@dokkyomed.ac.jp にて対応いたします。 必修・選択 選択 開講年次 2年次/前期 科目区分 専門科目 授業形態 実習 実習期間中/2時間
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