令和4年度 獨協医科大学大学院 看護学研究科シラバス
250/380

- 248 -精神看護学特論Ⅱ(精神看護アセスメント) 科目名・英名 Psychiatric and Mental health Nursing Ⅱ 教員名 関根 正 単位数 2単位 精神機能および人格水準の評価に必要な精神力動理論、人間発達論、ストレス対処モデルなどの基盤となる理論や精神・身体状態のアセスメントツールについての理解を深める。また、対象者の精神・心理状態や社会的状況を的確にとらえ、看護支援に結びつけるための基礎的知識についての理解を深める。さらに、人間の精神や問題行動、さらに家族の病理について諸理論を用いて総合的に査定・評価ができる能力を養う。 科目概要 精神機能および人格水準の評価に必要な理論やアセスメントツールについて理解を深め、看護活動に活用できる。 倫理課題について多角的に分析し、対応できる能力を養う。 授業目的 1.精神力動論と人間発達論等の主要概念やモデルについて説明できる。 到達目標 2.精神・身体状態のアセスメントに関する多様な理論や方法について説明できる。 3.対象に応じた活用方法について説明できる。 4.対応困難事例に関するディスカッションを通して、精神看護アセスメントに活用できる。 回 精神力動的アセスメント(1) 1 2 精神力動的アセスメント(2) 精神力動的アセスメント(3) 3 精神力動的アセスメント(4) 4 5 成長発達的アセスメント(1) 6 成長発達的アセスメント(2) 7 人格と行動の査定 8 授業精神医学的評価 計画 Mental-status-examination(MSE)(1) アセスメントツールを活用して精神健康状態、精神健康度 9 Mental-status-examination(MSE)(2) アセスメントツールを活用して精神健康状態、精神健康度 10 Mental-status-examination(MSE)(3) アセスメントツールを活用して精神健康状態、精神健康度 11 12 うつ病とせん妄のアセスメント 13 生活機能のアセスメント 14 精神看護アセスメントのまとめ(1) 事例(統合失調症患者)を基にアセスメントツールを活用 15 精神看護アセスメントのまとめ(2) 事例(摂食障害患者)を基にアセスメントツールを活用し 授業外における 14-15 回目の講義に向けて、自らの課題について討議するレポートを作成すること。 学習・時間 授業外学習は、配付資料を基に講義内容を整理すること。 講義への参加状況(発言、プレゼンテーション、討議への参加状況):60% 評価方法 レポート:40%(A4 用紙2 枚程度のレポートを作成する) 必修・選択 単元主題 選択 開講年次 フロイトの自我、防衛の観点から精神状態の査定をする。 エリクソンの発達段階の観点から心理社会的状態の査定 ピアジェの発達段階の観点から心理社会的状態の査定を エゴグラムを活用して性格や人間関係のあり方の査定を フロイトの自我、防衛の観点から精神状態の査定をする。 対象関係論の観点から精神状態の査定をする。 ボウルビィの愛着理論の観点から精神状態の査定をする。 をする。 する。 する。 DSM-5 とICD-10 を活用して精神状態の査定をする。 の査定をする。 の査定をする。 の査定をする。 アセスメントツールを活用してうつ病、せん妄の査定をす る。 ICF モデル(国際生活機能評価)を活用して生活機能の査 定をする。 して精神健康状態の査定し、プレゼンテーションする。 て精神健康状態の査定し、プレゼンテーションする。 1年次/前期 授業内容 科目区分 専門科目 授業形態 講義 担当者 関根 正 1~2 時間程度

元のページ  ../index.html#250

このブックを見る