令和4年度 獨協医科大学大学院 看護学研究科シラバス
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対人関係理論に基づいて、事例(不安状態にある患者) - 252 -精神看護学特論Ⅳ(精神看護理論) 科目名・英名 Psychiatric and Mental health Nursing Ⅳ 教員名 関根 正 単位数 2単位 精神科領域における健康や生活機能、社会的機能の評価について、心身相関の視点からの査定に活用できる看護理論に関する理解を深め、対象者を包括的に査定する能力を養う。また、査定に基づいた看護介入の計画する能力を養う。査科目概要 定に関しては、セルフケア理論、対人関係理論、発達理論、家族理論、ストレス・適応理論、ナラティヴ・アプローチ等の精神看護の分野で活用されている諸理論やアセスメントツールに関する理解を深め、事例の分析を通して対象者の精神機能や生活機能、社会的機能を査定する能力および看護介入を展開する能力を養う。 精神看護において重要な看護理論について理解を深め、活用方法が説明できる。 倫理課題について多角的に分析し、対応できる能力を養う。 授業目的 1. 精神看護で活用される諸理論について説明できる。 到達目標 2. 精神看護で活用される諸理論に基づいて対象の精神機能、生活機能、社会的機能を包括的に査定できる。 3. 査定に基づいて、心身相関の視点をふまえた看護介入について計画できる。 4. 対象者の査定や看護介入に関する他領域の理論と比較し、精神看護における理論基盤について説明できる。 回 精神看護における理論 1 セルフケア理論と活用方法 2 セルフケア理論に基づいた査定 3 対人関係理論と活用方法 4 対人関係理論に基づいた査定 5 発達理論の理解と活用方法 6 発達理論に基づいた査定 7 授業計画 ストレス・適応理論の理解と活用方法 ストレス・適応理論を理解し、活用方法を学修する。 8 ストレス・適応理論に基づいた査定 ストレス・適応理論に基づいて事例(統合失調症患者) 9 10 ストレングスモデルの理解と活用方法 ストレングスモデルを理解し、活用方法を学修する。 ストレングスモデルに基づいた査定 ストレングスモデルに基づいて事例(気分障害患者) 11 ナラティヴ・アプローチの理解と活用方法 ナラティヴ・アプローチについて理解し、活用方法を 12 ナラティヴ・アプローチに基づいた査定 ナラティヴ・アプローチに基づいて事例(統合失調症 13 精神看護理論のまとめ① 14 15 精神看護理論のまとめ② 授業外における 14-15 回目の講義に向けて、自らの課題について討議するレポートを作成すること。 学習・時間 授業外学習は、配付資料を基に講義内容を整理すること。 講義への参加状況(発言、プレゼンテーション、討議への参加状況):60% 評価方法 レポート:40%(A4 用紙2 枚程度のレポートを作成する) 必修・選択 単元主題 選択 開講年次 精神看護における理論の必要性について理解し、理論 基盤について学修する。 セルフケア理論(オレム・アンダーウッド)について 理解し、活用方法について学修する。 セルフケア理論に基づいて事例(統合失調症患者)を 査定し、看護計画を立案する。 対人関係理論(ペプロウ、トラベルビー)について理 解し、活用方法について学修する。 を査定し、看護計画を立案する。 発達理論(エリクソン、フロイト)について理解し、 活用方法について理解する。 発達理論に基づいて事例(摂食障害患者)を査定し、 看護計画を立案する。 を査定し、看護計画を立案する。 を査定し、看護計画を立案する。 学修する。 患者及び家族)を査定し、看護計画を立案する。 事例(統合失調症患者)の査定と看護介入を展開し、プレゼンテーションする。 事例(統合失調症患者)の査定と看護介入の展開し、プレゼンテーションする。 科目区分 1年次/前期 授業形態 授業内容 専門科目 講義 担当者 関 根 正 1~2 時間程度

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