作業療法および生活技能訓練の目的と技法について理解し、 - 260 -精神看護学特論Ⅷ(慢性期精神看護) Psychiatric and Mental health Nursing Ⅷ 科目名・英名 教員名 関根 正、佐々木 竹美 単位数 2単位 精神障害者の地域包括ケアシステムを踏まえて、精神機能や身体機能および社会機能、QOL を評価する能力を養う。また慢性期精神疾患患者への心理社会的療法等の治療および看護、および地域生活支援の現状についての理解を深科目概要 め、退院から地域生活における社会資源の活用を含めた地域生活支援について検討する能力を養う。さらに、慢性期精神疾患患者の QOL 向上を目指した看護についての検討を通して、看護のあり方と専門看護師としての役割と機能について自分の考えを持ち、精神看護専門看護師として慢性期精神疾患患者への卓越した看護を実践する能力を養う。 精神看護の専門看謹師として、慢性期精神疾患患者に対してケアとキュアを融合した高度な看護実践を授業目的 展開するために必要な知識と方法を修得する。 倫理課題について多角的に分析し、対応できる能力を養う。 1. 精神障害者の地域包括ケアシステムについて説明できる。 2. 文献講読により慢性期精神疾患への看護に関する動向を理解し、看護の現状と課題を説明できる。 3. 慢性期精神疾患患者の特徴を論理的にまとめて述べることができる。 4. 慢性期精神疾患の特徴を踏まえ患者の精神機能、身体機能、社会機能、QOL を評価できる。 5. 慢性期精神疾患患者の家族機能の評価方法と援助方法について説明できる。 6. 慢性期精神疾患患者への治療技法と看護援助について説明できる。 7. 慢性期精神疾患患者の地域生活支援として社会資源の活用を含めたケアマネジメントについて説明できる。 8. 慢性期精神疾患患者への看護のあり方について自分の考えを述べることができる。 9. 慢性期精神疾患患者への看護における精神看護専門看護師としての役割と機能について自分の考えを述べることが到達目標 できる。 回 1 精神障害者の地域包括ケアシステム 精神障害者の地域包括ケアシステムについて学修する。 2 慢性期精神疾患患者と看護の動向 慢性期精神疾患患者と看護の動向について学修する。 慢性期精神疾患患者の精神機能およ 3 び身体機能と評価 慢性期精神疾患患者の社会機能およ びQOL と評価 心理社会的療法を受ける慢性期精神 4 5 疾患患者への看護 作業療法・生活技能訓練を受ける慢性 6 期精神疾患患者への看護 身体合併症をもつ慢性期精神疾患患 授業7 計画 者の理解と看護 慢性期精神疾患患者への地域生活支 8 援とケアマネジメント 慢性期精神疾患患者の就労支援 慢性期精神疾患患者への就労支援の現状について理解し、ケ 9 慢性期精神疾患患者への外来支援 慢性期精神疾患患者への訪問看護と精神科デイケアの現状 10 慢性期精神疾患患者への看護の展開 事例(慢性期統合失調症患者)に基づき、退院までの看護に 11 慢性期病棟に勤務する看護師へのコ 12 ンサルテーション 慢性期精神疾患患者の看護における 13 倫理調整 必修・選択 単元主題 選択 開講年次 慢性期精神疾患患者の精神機能および身体機能と評価につ いて学修する。 慢性期精神疾患患者の社会機能およびQOL と評価について 学修する。 心理社会的療法(精神療法、心理教育)の目的と技法につい て理解し、患者への看護について学修する。 患者への看護について学修する。 身体合併症をもつ慢性期精神疾患患者について理解し、看護 について検討する。 慢性期精神疾患患者への地域生活支援の現状について理解 し、ケアマネジメントについて検討する。 アマネジメントについて検討する。 について理解し、ケアマネジメントについて検討する。 ついて検討する。 慢性期病棟に勤務する看護師へのコンサルテーションの概 要と技法について学修する。 慢性期精神疾患患者の看護における倫理的問題を理解し、倫 理調整について学修する。 科目区分 1年次/後期 授業形態 授業内容 専門科目 講義・演習 担当者 関根 正 佐々木 竹美 関根 正
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