令和4年度 獨協医科大学大学院 看護学研究科シラバス
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- 262 -精神看護学演習(治療技法) 科目名・英名 Psychiatric and Mental health Nursing seminar 教員名 関根 正 単位数 2単位 精神科領域で行われる支持的面接、認知行動療法、心理教育、リラクセーション法、マインドフルネス、弁証法的行動療法などの治療技法の理論と精神看護専門看護師が実践する介入技法について学修する。また、精神看護専門看護師が科目概要 実践する治療技法に関する研究論文をクリティークし、ディスカッションを通して実践上の課題や今後の方向性を検討する。さらに、事例を科学的な観点から分析し、ディスカッションを通して適切な治療技法を選択・実践・評価できる能力を養う。 授業目的 専門看護師が実践する治療技法について学修し、適切な治療技法を選択・実践・評価できる。 専門分野における最新の知見と技術を備え、根拠に基づいた高度な看護実践能力を修得する。 1. 専門看護師が実践する各治療技法の基盤となる理論の概要を説明できる。 2. 専門看護師が実践する治療技法の適用と技法について説明できる。 3. 精神看護専門看護師が実践する治療技法に関する研究論文をクリティークし、論理的な形式で発表できる。 4. 発表内容について検討し、実践上の課題や今後の方向性を提示できる。 5. 事例を通して治療技法を検討し、適切な治療技法を選択・実践・評価できる。 到達目標 回 治療技法の理論と技法 1-2 支持的面接の理論と実際 3-4 心理教育の理論と実際 5-6 認知行動療法の理論と実際 7-8 生活技能訓練(SST)の理論と実際 生活技能訓練の概要を学修し、ロールプレイを通じて生9-10 リラクゼーション法の理論と実際 授業11-12 計画 行動療法(トークンエコノミー法)の理論13-14 と実際 弁証法的行動療法の理論と実際 15-16 17-18 暴力行為への介入技法の理論と技法 暴力行為への介入の理論と技法について学修する。 暴力行為への介入技法の実際 19-20 21-22 児童思春期病棟における治療技法の理論 と技法 23-24 精神看護専門看護師が実践する治療技法 の現状と今後の課題 25-26 事例(統合失調症患者)に対する治療技法 の検討 必修・選択 単元主題 選択 開講年次 専門看護師が実践する治療技法の理論、技法(支持的面 接、心理教育、認知行動療法について学修する。 支持的面接の概要を学修し、ロールプレイを通じて支持 的面接を実践し、ディスカッションを通して評価する。 心理教育の概要を学修し、ロールプレイを通じて心理教育(服薬、疾患教育)を実践し、ディスカッションを通 して評価する。 認知行動療法の概要を学修し、ロールプレイを通じて認知行動療法を実践し、ディスカッションを通して評価す る。 活技法訓練を実践し、ディスカッションを通して評価す る。 リラクゼーション法の概要を学修し、ロールプレイを通じてリラクゼーション法を実践し、ディスカッションを 通して評価する。 行動療法(トークンエコノミー法)の概要を学修し、ロールプレイを通じて行動療法(トークンエコノミー法) を実践し、ディスカッションを通して評価する。 弁証法的行動療法の概要を学修し、ロールプレイを通じて弁証法的行動療法を実践し、ディスカッションを通し て評価する。 ロールプレイを通じて暴力への介入技法(CVPPP)を実 践し、ディスカッションを通して評価する。 児童思春期病棟における代表的な治療技法の理論と技 法について学修する。 治療技法に関する研究論文をクリティークし、実践上の 課題や今後の方向性について検討する。 事例(統合失調症患者)に対する適切な治療技法につい て検討し、プレゼンテーションする。 1年次/後期 授業内容 科目区分 専門科目 授業形態 演習 担当者 関根 正

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