- 265 -精神看護学実習Ⅱ(役割機能とコーディネーション) 科目名・英名 Advanced Practicum of Psychiatric and Mental Health Nursing Ⅱ 関根 正、石川 純子 実習指導者)佐々木 佑架 教員名 単位数 2単位 本実習は基礎分野、ならびに精神看護学特論I~Ⅴ及び特論Ⅵを基に、CNS の役割と機能を学修し、専門看護師としての素養と実践能力の基礎を養う。コーディネーションについては、ケースマネジメントをはじめ、治療や援助が円滑に進むための調整のアセスメントや方法の実際を学修する。 科目概要 授業目的 専門看護師が医療施設で担っている実践・教育・相談・調整・研究・倫理調整の役割と機能を学修する。 専門分野における最新の知見と技術を備え、根拠に基づいた高度な看護実践能力を修得する。 1. 大学付属病院におけるCNS の役割と機能について参加観察を通して学修する。 2. 各自の関心テーマに基づいて、独自に実習の焦点を定め、それに基づいて実習中に参加観察を行う。 到達目標 実習施設 獨協医科大学埼玉医療センター 実習期間 2 週間、1 時限~4 時限 事前調整: 1.具体的な実習日程は1 年次後半ころに決定する。 2.実習前2~3 週間前に病院指導者にメールで連絡し、実習期間のスケジュールや準備事項等について確認してお く。 実習内容: 1.CNS の役割と機能について、病院 CNS からオリエンテーションを受け、CNS の活動に同行し、相談・調整・教育実習内容 などのCNS の役割と機能について参加観察を通して学習する。 2.1 日の終わりに、CNS とカンファレンスを実施し、その活動の意図について検討する。カンファレンス: カンファレンスの開催日程は、早めに教員に連絡し調整すること。 1.中間カンファレンス 1 週間目末に開催し、実習の進捗状況の報告を行う。 2.最終カンファレンスにおいて、CNS の役割と機能について学習したことを発表し、ディスカッションを通して、学 びを共有する。その際、学生は交代で司会を実施する。その他、各自の実習の焦点に合わせ、学びを発表し、実習全体の学びを相互に共有する。 実習目標に沿った実習目標の作成、日々の実習のまとめ、カンファレンスのための準備 授業外における 学習・時間 実習の事前準備から、実習終了までの全過程を通じて形成評価とする。 評価方法 実習計画の作成(15%)実習態度(10%)実習成果の発表(15%)実習目標の達成度(60%) テキスト・参考書 精神看護学特論Ⅵの参考図書と同様。 履修上の注意 実習指導者と共に行動しながらも実習への取り組みは主体的に進める。学修を深めるための討論を積極的に活用する。 質問への対応 (オフィスアワー・Email) オリエンテーションで提示する。 必修・選択 選択 開講年次 2年次/前期 科目区分 専門科目 授業形態 実習 実習中2 時間
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