① 授業への取り組み状況(積極性、継続性)(20%) ② 研究計画書の作成(20%) ③ 看護研究倫理審査申請書の作成(20%) ④ 修士論文(課題研究)の完成(20%) ⑤ 修士論文(課題研究)発表(20%) 1.D.F.ポーリット、C.T.ベック(2010):看護研究 原理と方法 第2版.医学書院. - 270 -(オフィスアワー・Email) 課題研究 科目名・英名 Research project in clinical nursing 教員名 金子昌子、丸山良子、小西敏子、鈴木珠水、関根 正、花里陽子 単位数 2単位 専門看護師は、現場の看護を改善するチェンジエージェントとしての役割が期待されている。専門看護師として、現場での看護を改善し根拠基づくケアを実践するために、研究を活用する能力、研究を計画し、実施する能力が必要不可欠である。 科目概要 本科目は、共通科目や専門科目の学修を統合し、実践経験と文献クリティークを通して自己の研究課題を明確にし、研究計画書を作成し、修士論文(課題研究)を作成することを目標としている。本科目を通して、専門看護師の役割の一つである研究に必要な基礎的な能力を学修する。 まだ解決されていない看護上の課題に対する、科学的手法を用いた解決方法を獲得する。 授業目的 看護現象を科学的に分析・評価し、創造的な実践を開発するための基礎的研究能力を修得する。 1.看護実践及び文献購読を通して、研究課題を明らかにできる。 2.文献レビューを十分行える。 3.看護研究方法を理解し、自己の研究課題の解決に最適な研究方法を選択できる。 4.一貫性のある研究計画書を作成できる。 到達目標 5.自己の研究に必要な倫理的配慮について考え、看護研究倫理審査申請書を作成できる。 6.研究計画書にもとづき、研究を遂行できる。 7.データを適切に科学的な方法で分析し、結果を得ることができる。 8.研究結果について文献を用いて、考察できる。 9.一貫性をもって研究を修士論文にまとめ、成果を公表できる。 回 1 ガイダンス 2-6 論文のクリティーク 7-8 自己の研究テーマの検討 9-12 研究方法について 授業 13-15 研究計画書について 内容 16-17 看護研究の倫理審査について 18-22 研究の実施 23-25 データ整理・分析 26-29 修士論文の作成 30 修士論文(課題研究)の完成 授業外における 自己学習における予習 学習・時間 評価方法 テキスト・参考書 2.ナンシー・バーンズ、スーザン・K・グローブス(2007):看護研究入門.エルゼピア・ジャパン. 3.野口美和子監訳:ナースのための質的研究入門 第2版.医学書院. 履修上の注意 主体的学修を望む。 質問への対応 オフィスアワー:初回授業で提示する。 必修・選択 単元主題 必修 開講年次 研究動機、研究目的の明確化1 自己の研究目的に関連する研究についての文献クリティーク 研究動機、研究背景、研究目的の明確化2 研究方法に関する検討と決定 研究計画書の完成 看護研究倫理審査申請書の作成 研究の実施とデータ収集 データ整理・分析の実施 研究結果のまとめ、考察 修士論文(課題研究)の完成と修士論文発表会での発表 2年次/通年 授業内容 科目区分 研究科目 授業形態 演習 教員名 1コマ/30分
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