回 日程 授 業 計 画 1コマ/30分 － 35 －保健統計学 Health statistics 科目名・英名 教員名 西連地利己 単位数 2単位 必修・選択 因とその交絡状況を包括的に研究して、より良い社会、暮らしに還元する学問」であり、統計学は、「多くのデータを要約し、中に含まれている情報を把握しやすくする手段であると同時に、要約された事実に基づいて、科目概要 別の場面（対象）あるいは将来にどのような結果が得られるかを推定、あるいは予測する学問」である。したがって、疫学と統計学は、車の両輪のような関係であり、さまざまな研究においてはもちろん、日常の業務や生活においても重要な学問である。 授業目的 の考え方を理解する。 到達目標 類、代表値、データのばらつき、集計、推定、検定、メタアナリシスなどの理論を学修する。 のか？根拠に基づく医療と疫学研究 授業外における 学習・時間 評価方法 既講義内容の疑問点を確認する。 授業への参加度（予習、復習、発言等で50％）、レポートまたは小テスト(50％)とする。 ﾃｷｽﾄ・参考書 教科書：何冊か紹介する。授業資料はその都度配布する。 オフィスアワー:火曜日12 時～ 13 時 ※事前にアポイントを取ること。 E-mail:tossair@dokkyomed.ac.jp(西連地利己) 疫学は、「人間集団を対象として、その健康および健康障害の頻度と分布を明らかにし、それらに関連する要疫学研究デザインの能力を養い、看護現象を科学的に分析・評価し、基礎的研究能力を養うために統計解析看護研究や看護職実務上で必要な統計知識の修得を目標とする。内容としては、データの収集、データの種単元主題 1年次／前期 授業内容 質問への対応 (ｵﾌｨｽｱﾜｰ・Email) 10 11 12 13 14 15 1 4/8(金) イントロダクション～なぜ研究をする2 3 4 4/13(水) 疫学研究論文の読み方 4/20(水) バイアス・交絡とサンプルサイズ 4/27(水) 疫学研究方法の選択 5 5/6(金) データの集め方・入力と整理 6 7 5/18(水) 記述統計と推測統計 5/25(水) 研究計画書の作り方 8 6/1(水) 変数の種類と解析法（1） 9 6/8(水) 変数の種類と解析法（2） 6/15(水) 変数の種類と解析法（3） 6/22(水) 多変量解析 6/29(水) SPSSを用いた解析法 7/7(木) 疫学研究と倫理 7/15(金) 疫学研究論文の書き方 7/20(水) 疫学研究の社会実装 論文：必修 CNS：自由 開講年次 疫学研究についての概説 EBM、EBNとは科学的思考の基礎の理解 疫学論文を読む際の留意事項 必要なサンプルサイズの計算方法 疫学研究方法の選択について ファイルの型、変数の型、、外れ値の確認方法など 記述疫学、分析疫学、因果関係 研究目的の明確化、研究方法の設定、 連続量を解析する（t検定、U検定、分散分析、回帰） 割合を解析する（カイ２乗検定、ロジスティック回帰） 生存時間を解析する（ログランク、比例ハザード） 交絡因子の統計学的調整方法 SPSSを用いて実際に統計解析の演習を行う 倫理指針について STROBE声明と論文の書き方 橋渡し研究、疫学研究をどのようにして社会実装するか 科目区分 共通科目 授業形態 講義 担当者 西連地 利己
元のページ ../index.html#37