令和4年度 獨協医科大学大学院 看護学研究科シラバス
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授業計画 - 50 -フィジカルアセスメント 科目名・英名 Physical Assessment 教員名 板倉 朋世、杉木 大輔、阿久津 美代、吉田 弘毅 単位数 2単位 必修・選択 生理的および病態学的徴候に関する高度実践看護師の備えるべきフィジカルアセスメントの技能を効科目概要 果的な学習法(講義とシナリオ型シミュレーションの授業)によって修得する。 最新の知見と技術を備え、根拠に基づいた高度な看護実践能力に関する知識・技能・態度を修得するとともに、看護職者及び関連する多職者の中で専門的な役割を発揮し、教育的役割を担う指導能力に関する知識・技能・態度を修得する。自らが自立した学習者となることを目指し、その手法についても修得する。 授業目的 1.患者の背景や症状から予測を立て、身体所見を中心に患者の初期状態の評価、判断、今後のプラン策定と報告ができる。 到達目標 2.各々の専門分野の場面で根拠をもったフィジカルアセスメントを適用させることができる。 3.高度実践看護師が備えるべきフィジカルアセスメントの技能と一般の看護師のそれとがどのように違うのか説明することができる。 回 学習のガイダンス 1 実力テスト評価方法 2 論文:選択 CNS:必修 単元主題 開講年次 1年次/前期 授業形態 google classroomに以下のオリエンテーション資料を 掲載 1)自己紹介(それまでの経験と将来像も含めて記載) 2)シミュレーション学習のゴールと合格条件 3)クラウド型学習管理システムを用いた講義とシナリオ型シミュレーションを組み合わせた授業の進め方 4)学習の進め方(タイムマネジメント度チェックリストとヒント)と自己調整学習・自己主導学習(簡単な紹介) 5)高度実践看護師のフィジカルアセスメント能力が歴史的にどのように求められてきたか、なぜ今求められているのか 6)5)についての自分の考えと目標をgoogle classroomに投稿(相互コメントあり) 7)フィジカルアセスメントや臨床推論に関する資料やリンク、推奨図書などの提示あり 8)科目における自分自身の目標を立てる(第11,15回で振り返る) 前提テストの実施と解説 授業ではオリエンテーションの4),5)について討論する 基本的なフィジカルアセスメント能力をチェックする(失敗力について) 模擬患者・シミュレーターを用いたフィジカルアセスメント能力を診断する ・実施方法についてはgoogle classroom上に昨年度の テストの様子を撮影し許可を得た動画を掲載し、確認しておき、自分のフィジカルアセスメントとのギャップをメモし、google classroomへ投稿しておく ・今までの自分のフィジカルアセスメントと同じか、異なるのであればどこが違うのか、考えてもらう テスト結果に合わせ学習者の学習目標を設定する 課題シナリオに示された患者の背景や症状から予測を立て、身体所見を中心に患者の初期状態の評価、判断、今後のプラン策定と報告を行う ・判断の根拠を明確にし、行動に移る ・推論した結果をSBAR で報告する ・失敗した場合にはどう対応したかが重要である CNS に必要なフィジカルアセスメントと自分自身のギャップについて振り返る 本科目における評価方法を知り、実践する 科目区分 授業内容 共通科目 講義10%(1 コマ) 演習90%(14 コマ) 担当者 板倉 朋世 杉木 大輔 阿久津 美代 杉木 大輔 板倉 朋世

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