- 59 -基礎看護学特論 科目名・英名 Fundamental care of Nursing 教員名 板倉 朋世 単位数 2単位 必修・選択 看護の質の向上には、エビデンスに基づいた質の高い看護ケアの実践が不可欠である。 本科目では、看護の基礎的概念や理論を理解し、それらの概念に基づいたさまざまな看護技術のエビデンスを検証するための方法論を学び、創造的で新たな技術開発の可能性について探求する。また、看護技術提供に潜む倫理的問題と配慮について考える。 科目概要 授業目的 看護学の基盤となる学識を養い、看護現象を科学的に分析・評価し、創造的な実践を開発するための知識・技能・態度を修得する。 1.看護の基礎研究の現状とその動向について考察する。 2.科学としての看護技術について考察する。 3.看護技術のエビデンスについて具体的看護技術を取り上げ考察する。 4.エビデンスに基づいた看護技術開発の方法を検討する。 5.看護技術提供に伴う倫理的問題・配慮について説明する。 到達目標 回 1 ガイダンス・看護の基礎研究の変遷と現状 看護の基礎理論と看護の方法論および技術 開発の探求 2 看護の基礎理論と看護の方法論および技術 開発の探求 3 看護の基礎理論と看護の方法論および技術 開発の探求 4 5 看護技術のエビデンスの検証 6 看護技術のエビデンスの検証 看護技術のエビデンスの検証 7 看護技術のエビデンスと方法論および技術開発の探求 8 授業 計画 看護技術のエビデンスと方法論および技術開発の探求 9 看護技術のエビデンスと方法論および技術開発の探求 10 看護技術のエビデンスの検証 11 看護技術のエビデンスの検証 12 看護技術のエビデンスの検証 13 14 看護技術提供時の看護倫理的問題への対応 15 まとめ 単元主題 選択 開講年次 (1)心身相関の理論 (2)レジリエンス理論 (3)ストレス理論 (1)身体と精神に働きかける援助技術 (2)治癒力と生きる力を引き出す援助技術 (3)ストレスコーピング力を高める援助技術 (1)療養環境の快適性を高める技術① 臭気の特性と評価方法 療養環境における臭気の問題 病院・病室の建築計画との関連 看護現場で実践できる臭気の評価方法について (2)療養環境の快適性を高める技術② 臭気の制御方法 看護者が実践する臭気の制御 消脱臭機器を用いた臭気の制御 (3)療養環境の快適性を高める技術③ 空間認識と環境への働きかけ 療養空間の調整(プライバシー・テリトリー)における課題 病院・病室の建築計画との関連 (4)におい・かおりの評価方法、測定方法療養空間の調整(かおり)における課題 アロマテラピー、芳香技術の実践 (5)消脱臭技術と芳香技術 排泄ケアにおける臭気の制御 (6)視環境と光環境の評価 療養空間の調整(光・色)における課題 高齢者の色の認識、光と睡眠・回復の関連 看護ケア実践におけるジレンマについてディスカッションし、解方法についてレポートする。 看護技術のエビデンスについてプレゼンテーションする。 1・2年次/前期 授業形態 授業内容 科目区分 専門科目 講義 担当者 板倉 朋世
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