回 - 64 -授業外における 学習・時間 科目名・英名 シミュレーション教育論 Principle and methods of simulation-based education in healthcare 教員名 松島久雄、淺香えみ子、杉木大輔 単位数 2単位 シミュレーション教育論では、おもにインストラクショナル・デザインの理論・モデルを用いて、看護基礎教育および看護職員研修を有益なものに改善するスキルについて演習を通じて修得する。 科目概要 授業目的 看護職者及び関連する多職者の中で専門的な役割を発揮し、教育的役割を担う指導能力及び創造的な実践を開発する研究能力を養い、シミュレーション教育に関する知識、技能を修得する。 1.受講者が担当する教育・研修成果をインストラクショナル・デザインの理論・モデルを用いて改善する。 到達目標 2.改善する作業・学習を通してインストラクショナル・デザインとその背景にあるサイエンスを学習する。 3.教育・研修で使用する各種シミュレータの特徴を理解する。 4.シミュレーション教育の具体的手法について学習する。 1 オリエンテーション 2 教材作りをイメージする 3 教材の責任範囲を明らかにする 4 テストを作成する 5 教材の構造を見きわめる 6 問題の同定とニーズ分析 7 研修の構造 8 授業計画 方略 9 学習環境 シミュレータの基礎 10 (各種シミュレータについて) シミュレータの応用 11 (高機能シミュレータについて) 12 ファシリテーションの基礎 13 デブリーフィングの基礎 14 課題発表 15 課題評価 インストラクショナル・デザインの基礎を理解するため、以下の参考書を読んでおく。 受講者が担当する、あるいは計画しているシミュレーション教育の課題を素材に、授業の学習成果を応用しながら教材評価方法 としての完成度を高めていく。学習成果をどのように活用したかをプレゼンテーション・レポートとして具体的に示し、その内容を評価する。最終的には課題の完成度をどのように改善したかを含めプレゼンテーションし、教材の完成度を評価する。 テキスト・参考書 鈴木克明「教材設計マニュアル」北大路書房、2002 履修上の注意 全授業を通して各自検討した課題について、授業後の修正レポートとして提出すること 質問への対応 (オフィスアワー・Email) E-mail m-hisao@dokkyomed.ac.jp 必修・選択 単元主題 選択 開講年次 演習課題の設定 教材の4条件・Plan-Do-See 学習目標の明確化 相対評価と絶対評価 課題分析図 目標、対象者、技術、実施等の分析 構造化と系列化 学習支援の作戦 メディアとサポート シミュレータの特徴を理解し、教育・研修に取り入れる 高機能シミュレータを活用した教育・研修を設計する ファシリテーションスキルの理解 デブリーフィングの重要性と活用 課題のプレゼンテーション グループディスカッション 1・2年次/後期 授業内容 科目区分 専門科目 授業形態 講義・演習 担当者 松島久雄 淺香えみ子 杉木大輔 松島久雄 1コマ/30分
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