- 68 -基盤・機能看護学演習Ⅰ(生体防御・感染看護学) 科目名・英名 Seminar in Nursing care and Infection controlⅠ 教員名 丸山 良子 単位数 4単位 必修・選択 看護における事例分析の主要な意義は、特定の事例を深く理解し、その後の実践に活かすことである。すなわち、個人が体験した実践を経験知として深め、定着する作業である。この積み重ねにより、実践力の向上につながるものである。 本科目では、事例を分析する一連の能力を身につけることで、自己の課題を明確にし、改善するための方法を科目概要 見いだす。すなわち、自己評価や自己教育力を養うことを目的とする。具体的には、学生は自分の関心のあるテーマを選択し、学習を進める。必要に応じて、学生はフィールドワークを行い、患者会、病棟や地域連携部門などでの検討会にも積極的に参加し、そこで得た学びについて討論などを通してさらに理解を深める。 ここでは、本来生体が持つ防御機能の理解とその維持向上をめざす新たな看護アプローチに関する事例を対象とし検討する。 授業目的 専門分野における最新の知見と技術を備え、根拠に基づいた高度な看護実践能力を習得する。 1.現象を分析・評価する。2.課題を明らかにする。3.課題を改善・解決できる方法を選択する。 到達目標 4.評価する。5.上記内容のプレゼンテーションを通して、討論ができる。 回 事例検討の方法、 問題解決の基本的知識の獲得 1-2 事例を用いた問題解決の実際 3-8 授業 事例を用いた看護実践の検証 計画 9-58 59-60 まとめ 授業外における 事例の提示、発表に必要な準備は十分に行うこと。 学習・時間 評価方法 授業への参加状況(30%)、提出事例の妥当性、作成した資料、討論への参加度など(30%)、課題レポート(40%) を総合的に評価する。レポート課題は授業時に提示する。 テキスト・参考書 必要に応じて適宜提示する。 積極的な参加を求める。 履修上の注意 事例をまとめるにあたり、必要に応じて担当教員の助言を受けること。 質問への対応 オフィスアワー:火曜日 13:00〜16:00 (オフィスアワー・Email) E-mail: r-maruyama@dokkyomed.ac.jp 選択 開講年次 文献あるいは看護実践事例を題材にその内容の検証方法について学ぶ。 事例の提示方法は担当教員が説明する。 提示した事例をもとに分析・評価を行い、課題を見出し、方法を検討しその結果を評価する。 1.履修者はヒトが持つ生体防御機能や感染に関わる看護実践の場から事例を見出す。 2.事例を説明する資料を作成する。 3.資料をもとに、事例の持つ課題、問題解決の方法を検討する。 4.事例を発表する。 5.発表内容について参加者で討論を行う。 科目区分 1年次/通年 授業形態 授業内容 専門科目 演習 担当者 丸山 良子 単元主題
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