令和4年度 獨協医科大学大学院 看護学研究科シラバス
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- 74 -(オフィスアワー・Email) 小児看護学特論 科目名・英名 Child and Family Nursing 教員名 小西 美樹 単位数 2 単位 子どもと家族の発達、生活、健康を包括した看護支援を行うため、その状況を読み解く理論を学修する。そして、あらゆる健康レベルにある子どもとその家族への支援に際し、子どもの権利に配慮した倫理的判断・行動について考える基盤を修得し、小児看護の役割と今後の課題を探求する。 科目概要 子どもと家族の成長発達と健康障害を支援するため、小児看護学に関する理論を学修し、「倫理課題について多角的に分析し、対応できる能力」と「看護現象を科学的に分析・評価し、看護学を発展させるための基礎的研究能力」を修得する。 授業目的 1.子ども観の変遷と子どもの権利について説明できる。 2.子どもの身体的な成長過程について説明できる。 3.子どもと家族の心理社会的な発達過程について説明できる。 4.小児看護の役割と今後の課題について考察し、説明できる。 到達目標 回 単元主題 1 ガイダンス 2-4 「子ども」とは 5-6 子どもの権利 授業 計画 7-8 子どもの成長 9-11 子どもの発達 12-14 家族の発達 15 まとめ 授業外における 学習・時間 各回の授業は、テーマに沿った事前学習をして臨むこと。 評価方法 各回の課題への取り組み(50%)、プレゼンテーション(30%)、レポート(20%) テキスト・参考書 講義内で紹介する。 履修上の注意 主体的な参加を求める。 質問への対応 オフィスアワー:月~金 16時~18時 Email : konimiki@dokkyomed.ac.jp にて対応いたします。 必修・選択 本科目の授業概要と展開、各回でのキーワードを示し、事前学習の方法を説明する。受講生と共に学修計画を立案する。 子ども観の歴史的変遷から、成人と異なる特徴をもった「子ども」を理解する。 児童の権利に関する条約をはじめとする、子どもの権利を守るための施策や考え方を理解する。 小児期の各段階(新生児期・乳児期・幼児期・学童期・思春期)における身体的な成長過程を学ぶ。 小児期の各段階(新生児期・乳児期・幼児期・学童期・思春期)における心理社会的な成長過程を学ぶ。 愛着、ボンディングなどの親子関係に関する理論や、家族発達理論などの子育て期にある家族への看護に必要な理論を学ぶ。 14回までの講義を通じて、受講生の看護臨床における小児看護の役割と今後の課題について考察し、プレゼンテーションする。 選択 開講年次 1・2年次/前期 授業形態 授業内容 科目区分 専門科目 講義 担当者 小西 美樹 1 コマ/1時間

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