- 85 -(オフィスアワー・Email) 在宅看護学特論 科目名・英名 Advanced Lecture of Home Care Nursing 教員名 花里 陽子 単位数 2 単位 この科目では、在宅看護について学び、わが国の訪問看護の現状を看護実践、倫理的課題、ステーションの管理運営などから俯瞰し、諸外国における在宅看護を理解し、今後の在宅看護のあり方について展望する。 科目概要 主には、我が国における在宅看護の歴史と、訪問看護師に求められる専門的能力について教授する。また、諸外国との訪問看護の比較を通して、我が国における特徴と課題を理解する。更に、在宅看護に関する制度や現状を概観し、事例を通して在宅看護における課題と今後を展望する。 在宅看護領域における看護現象を科学的に分析・評価するため、関連項目である変遷や制度、海外の動授業目的 向、今後の展望から課題と解決策について論議、考察する。 1.わが国の在宅看護の歴史を学び、諸外国の在宅看護との比較から現状と課題を説明する。 2.わが国の保健医療福祉制度に基づく訪問看護の支援方法を説明する。 3.事例を通して在宅看護を探求する。 到達目標 回 1 ガイダンス わが国の在宅看護の変遷と課題 訪問看護師に求められる能力 2 3 在宅看護における倫理的課題・対応 在宅における倫理的課題と対応策について討議す地域包括ケアシステムにおける訪問看護師の役割・機能 4 5 海外における訪問看護の実態と課題 諸外国における訪問看護サービス提供システムと看訪問看護サービス提供の現状と課題 医療保険等と介護保険に基づく訪問看護サービス提供の仕組み、在宅における多職種連携の必要性、継続看護の課題について討議する。 授業 計画 6 訪問看護ステーションの管理・運営 訪問看護ステーションの事業計画・予算・人事管7-8 9-10 在宅看護の展望 (1) 在宅看護の展望 (2) 11-12 在宅看護の展望 (3) 13-14 15 まとめ 授業外における 各回の授業内容に沿った事前学習をして臨むこと。 学習・時間 評価方法 授業への参加度(準備・発表)(60%)、レポート(40%) テキスト・参考書 適宜紹介する。 履修上の注意 ゼミ形式で行う。初回に担当する内容、日程を決める。 質問への対応 オフィスアワー:12 時~13 時(水曜日) Email:y-hana@dokkyomed.ac.jp にて対応いたします。 必修・選択 単元主題 選択 開講年次 訪問看護活動に関連した歴史や制度の変遷から現状と課題を討議する。 対象を生活者としてとらえ、生活の視点から療養を支援する総合力、観察力、アセスメント力、コミュニケーション能力、調整力について討議する。 る。 保健医療福祉の動向と在宅看護活動から、地域包括ケアシステムにおける訪問看護師の役割を討議する。 護実践方法について討議する。 理・看護サービスの質保証・情報管理の実際について討議する。 認知症療養者の在宅療養支援 認知症療養者と家族の支援について討議する。 難病療養者の在宅療養支援 難病療養者の在宅療養継続における多職種連携の方法と療養者・家族の支援について討議する。 在宅における看取り支援 地域の終末期医療の現状分析から、在宅看取りの課題や在り方について討議する。 1・2年次/前期 授業形態 講義・演習 授業内容 科目区分 専門科目 担当者 花里 陽子 1 コマ/1時間
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