・神経所見と脳、脊髄レントゲン、CT、 慢性看護学特論Ⅱ(慢性病者の査定) 科目名・英名 Advanced Lecture of Chronic Illness and Conditions NursingⅡ 鈴木 珠水、佐藤 佳子 履修生のサブスペシャリティーに適う臨床医および メディカルスタッフ 教員名 講義8回、演習:7回 講義:教員からの講義・文献抄読・ディスカッション 演習:学生によるプレゼンテーション 授業形態 慢性病者と慢性病に起因する障がい者(以下、慢性病者に含む) の包括的査定方法について講義を通して学修する。 具体的には、履修生のサブスペシャリティーに応じて、糖尿病または脳卒中のいずれかを選択して、これらの疾患をもつ慢性病者に特化した身体心理社会的アセスメントを学修するほか、慢性病者に共通するSF36、自尊感情、ローカスオブコントロール、不安尺度、うつ状態自己評価尺度、家族などの心理社会生活面のアセスメントについて学ぶ。慢性看護学特論Ⅰで学んだ病みの軌跡をもとに、病体験によるアセスメントに上述した医学、心理学、社会学などの学際的な知識を取り入れ、病者を主観的、客観的または量的(程度)に捉え、多角的、科学的かつ包括的なアセスメントについて学修する。 「最新の知見と技術を有し、根拠に基づいた高度な看護実践能力」を培うために、慢性病者の査定について、学際的な知識を取り入れ、病者の包括的なアセスメントについて学修する。 科目概要 授業目的 慢性病者の査定に必要な医学的診断知識をもとに次のことについて学修する。 1.慢性病者の身体面の査定と方法を説明する。 2.慢性病者の心理社会面の査定と方法を説明する。 3.慢性病者の生活面とその家族の査定と方法を説明する。 4.病体験の包括的査定を説明する。 到達目標 回 【講義】ガイダンス 1 【演習】慢性病者全般についての査定の特徴 2 次の3~10 回は、履修生のサブスペシャリティーによって、糖尿病をもつ慢性病者か、脳卒中をもつ慢性病者のいずれかを履修する。 授業 計画 【演習】糖尿病をもつ慢性病者の査定 【演習】脳卒中をもつ慢性病者の査定 3 【演習】糖尿病をもつ慢性病者の長期的影響の査定 1:細小血管障害 【演習】脳卒中をもつ慢性病者の運動・感覚機能障害の査定 4 単元主題 ・本科目の位置づけ(慢性看護学特論Ⅰ、特に実習との関連)と構成、授業の進め方、評価方法についてオリエンテーションを行う。 ・専門看護師に求められる高度な査定技術について国内外の関連団体の見解をふまえ、看護系大学協議会の基準について理解する。 ・主要な慢性疾患について、主観的(主訴)、客観的(症状)所見、検査(一般的検査、精密検査)などを通して、医学的診断に必要な情報の収集技術(診察技術)と根拠について理解し、看護の査定に必要な知識を学修する。 ・糖代謝、糖尿病の病態と病型、診断のための症状、検査を通して、診断基準について理解し、査定に必要な知識を学修する。 ・脳卒中の病態、診断のための症状、検 査を通して、診断基準について理解し、査定に必要な知識を学修する。 ・糖尿病網膜症の査定の方法と程度 ・糖尿病腎症の査定の方法と程度 ・糖尿病神経障害(自律神経、末梢神経)の査定方法と程度について学修する。 MRIの所見に基づく診断について学修する。 授業内容 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 担当者 鈴木 珠水 鈴木 珠水 履修生のサブスペシャリティーに適う臨床医およびメディカルスタッフ 鈴木 珠水 履修生のサブスペシャリティーに適う臨床医およびメディカルスタッフ 鈴木 珠水 履修生のサブスペシャリティーに適う臨床医およびメディカルスタッフ 鈴木 珠水 履修生のサブスペシャリティーに適う臨床医およびメディカルスタッフ 鈴木 珠水 履修生のサブスペシャリティーに適う臨床医およびメディカルスタッフ 2単位 開講年次 1年次 開講学期 後期 授業方法 対面のみ 対面のみ 対面のみ 対面のみ - 130 -
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