獨協医科大学大学院 看護学研究科 教育要綱 令和5年度
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慢性看護学特論Ⅳ(慢性病者に関連する制度や体制) 科目名・英名 Advanced Lecture of Chronic Illness and Conditions Nursing Ⅳ 鈴木 珠水、須坂 洋子 履修生のサブスペシャリティーに適うメディカルスタッフ 教員名 講義7回、演習:8回 講義:教員からの講義・文献抄読・ディスカッション 演習:学生によるプレゼンテーション 授業形態 慢性病者と慢性病に起因する障がい者(以下、慢性病者に含む)に適用される医療・福祉の制度や体制について学修する。 科目概要 具体的には、慢性病者に関連する国内外の制度と体制(診療報酬、保健医療制度・体制、職種間の連携)の現状と課題を把握した上で、慢性病者の自己実現、安寧な死、QOL の向上の観点から、今後のあり方について検討する。 「最新の知見と技術を有し、根拠に基づいた高度な看護実践能力」を培うために、慢性病者の状態に見合った支援をするための制度や体制について学修する。 1.慢性疾患管理モデル及びディジーズマネジメントプログラムについて説明する。 2.慢性病者に適用される保健医療・福祉の制度や体制の現状と課題をプレゼンテーションする。 3.慢性病者の自己実現、安寧な死、QOL の向上の観点から、慢性病者に適用される医療・福祉の制度や体制 授業目的 到達目標 の革新方策を探求し、履修生のサブスペシャリティー領域の今後のあり方を提言する。 回 【講義】ガイダンス 1 【講義】わが国の制度や体制に関わる慢性病者の概要 2 【講義】慢性病者と保健医療制度(国内)1:診療報酬制度・慢性病者の看護に関連した診療報酬制度と診療報酬制度 【講義】慢性病者と保健医療制度(国内)2:保健医療制度 【演習】慢性病者と保健医療制度(国内)3:医療の提供体制(包括的地域診療連携) 【演習】慢性病者が活用できる福祉制度(国内):事例を通して演習 【演習】慢性病者が活用できる保健医療・福祉制度(海外) 3 4-5 授業 計画 6 7 8-9 【講義】慢性病者に適用される保健医療・福祉の支援体制と多職種連携1: 10-11 【講義】慢性病者に適用される保健医療・福祉の支援体制と多職種連携2: 12-13 単元主題 ・カリキュラムにおける本科目の位置づけと構成、授業の進め方、評価方法を説明する。 ・新しい慢性疾患管理の考え方として、慢性疾患管理モデル及びディジーズマネジメントプログラムについて教授する。 ・慢性病者、健常者に対する医療・福祉に関連する政策について学修する。 ・わが国の慢性病者の有病率、年齢構成等から、慢性病者の特徴を理解する。 ・慢性病者が保健医療財政に与えている影響を 理解する。 ・算定となった背景を調べ、現状、課題とその対策(制度・体制)と専門看護師の役割について検討する。 ・慢性病者が利用できる保健医療制度を調べ、現状、課題とその対策(制度・体制)と専門看護師の役割について検討する。 ・慢性病者への医療の提供体制(特に包括的地域診療連携)を調べ、現状、課題とその対策、専門看護師の役割について検討する。 ・慢性病者が活用できる福祉制度を調べ、発表 し、現状、課題とその対策(制度・体制)、専門看護師の役割について検討する。 ・海外の慢性者が活用できる保健医療・福祉制度を調べ、我が国の慢性病者が活用できる保健医療・福祉制度との比較を通して、我が国の保健医療・福祉制度や体制の課題とその対策、専門看護師の役割について討議する。 ・施設から在宅への連携を中心に慢性病者の治療・療養の場の移動(施設から在宅へ)の際に適用される保健医療・福祉の支援体制、多職種連携、ソーシャルサポートについて学修する。 ・地域全体での包括的な支援・糖尿病または、脳卒中患者または、履修生のサブスペシャリティー領域の慢性病者について、地域における包括的診療体制を調べ、課題とその対策、専門看護師の役割について検討する。 授業内容 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 鈴木 珠水 須坂 洋子 ルスタッフ 鈴木 珠水 履修生のサブスペシャリティーに適うメディカルスタッフ 2単位 開講年次 1年次 開講学期 後期 担当者 授業方法 対面のみ 対面のみ 対面のみ Zoomでの 受講可 対面のみ 対面のみ 対面のみ Zoomでの 受講可 鈴木 珠水 履修生のサブスペシャリティーに適うメディカZoomでの 受講可 - 135 -

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