獨協医科大学大学院 看護学研究科 教育要綱 令和5年度
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在宅看護学特論Ⅴ(訪問看護ステーション等の管理・運営) 科目名・英名 Advanced Lecture of Home Care Nursing Ⅴ 教員名 甲州 優 授業形態 講義:6回、演習(ディスカッション・発表):9回 在宅ケア事業所の開設、効果的な管理・運営についての具体的方策および経営戦略について探求する。在宅ケアの質 の評価のための方法の検討、改善策について検討する。 科目概要 総合的に看護ケアをマネジメントし、多職者との連携を調整する管理能力を養うため、関連科目を統合し、当該科目 授業目的 を理解する。 1.在宅ケア事業所の開設、効果的な管理・運営についての具体的方策および経営戦略について探求する。 2.在宅ケアの質の評価のための方法の検討、改善策について検討する。 到達目標 回 訪問看護ステーションの管理・運営 1-3 在宅ケアの質の評価 授業 計画 4-6 訪問看護ステーションにおけるケアの効果と評価 7-9 訪問看護ステーションの運営に関わる課題 10-12 訪問看護ステーションにおける人材の育成 13-14 本科目のまとめ 15 授業外における看護管理に関する文献から、各単元の主題に基づいてレポートを作成する。 学習・時間 評価方法 授業への参加度(授業準備・発表(60%)、課題レポート(40%) テキスト・参考書 初回授業で紹介する。 履修上の注意 講義に討論を交えて行う。主体的な取り組みを期待する。 質問への対応 (オフィスアワー・Email) オフィスアワー: Email: 単元主題 ・訪問看護ステーションの経営方略・訪問看護ス・訪問看護ステーションの運営に関する課題と今後につい授業内容 現役の訪問看護ステーション管理者である講師の訪問看護ステーションの設立時の体験、管理・運営の具体的な方法、スタッフのモチベーションの維持、ケアの質の保障と教育的関わりの実際例を講義する。 ・訪問看護ステーションの運営に関する法律・制 度 テーションの効率的な管理・運営 て ・訪問看護スタッフを対象とする教育指導の実際 ・訪問看護の質の保障のための対策について 訪問看護ステーション立ち上げの体験や、活動体験から、在宅ケアの質評価のあり方と改善のための具体例を講義・質の評価のための検討・改善策を検討する。 ・在宅ケアの質評価の尺度 ・訪問看護ステーションの質評価の実際 実践したケアの質評価とケアの効果を高めるための方略等の検討、研究的手法を活用し探求していく。 質評価や方略の検討など文献をもとに検討し、発表する。 訪問看護ステーションの管理運営に関する市販の冊子を収集し、現実の管理運営に関する問題点と課題の解決方法について討論を行う。 ・自分たちの仲間を育てる人材育成に、どのような形で参画できるのかを討論する。 ・他機関・多職種とのかかわりについて討論し、ネットワークの構築について考える。 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 2単位 開講年次 1年次 開講学期 後期 担当者 授業方法 甲州 優 対面のみ 甲州 優 対面のみ 対面のみ 甲州 優 甲州 優 対面のみ 対面のみ 甲州 優 甲州 優 対面のみ 1コマ/2時間 - 196 -

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