獨協医科大学大学院 看護学研究科 教育要綱 令和5年度
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精神看護学特論Ⅵ(リエゾン精神看護) 科目名・英名 Psychiatric and Mental health Nursing Ⅵ 教員名 関根 正、加藤 郁子、佐々木 佑架 講義・演習(講義13回、演習2回) 講義:教員からの講義・文献抄読 演習:学生によるプレゼンテーション・ディスカッション リエゾン精神看護の目的や発展の経緯、求められる時代的背景とリエゾン精神看護専門看護師の役割と機授業形態 能について、活動に必要な諸理論や概念、技法についての理解を深める。その上で、精神的諸問題を抱える患者のアセスメントと直接ケアおよび間接ケアの目的と技法について学修する。さらに、医療者へのメンタルヘルス支援のあり方についても学修する。 科目概要 リエゾン精神看護専門看謹師として、精神的問題をもつ患者に対してケアとキュアを融合した高度な看護 実践を展開するために必要な知識と技法を修得する。 倫理課題について多角的に分析し、対応できる能力を養う。 授業目的 1.リエゾン精神看護の目的や発展の経緯、求められる時代的背景について説明できる。 2.リエゾン精神看護専門看護師の目的、役割、機能について説明できる。 3.身体疾患患者にみられる精神的問題のアセスメントや診断、直接ケアおよび間接ケアの基本的な考え方や到達目標 技法について説明できる。 4.看護師のメンタルヘルスに関する問題の動向を調べ、医療者と組織に対する支援のあり方について説明できる。 5.リエゾン精神看護専門看護師としての役割と機能について自分の考えを述べることができる。 回 リエゾン精神看護の役割と機能 1 リエゾン精神看護専門看護師が行う直接ケア(支持的面接) 2 リエゾン精神看護専門看護師が行う直接ケア(リラクセーション法) 3 リエゾン精神看護専門看護師が行う間接ケア(コンサルテーション) 4 5 リエゾン精神看護専門看護師が行う間接ケア(メンタルヘルス支援) リエゾン精神看護専門看護師が行う間接ケア(調整、ケアの変革の促進) 6 授業 計画 抑うつ状態の患者に対する治療と効果 7 せん妄、不眠のある患者に対する治療 8 抑うつ状態にある身体疾患患者への支援 9 せん妄状態にある身体疾患患者への支援 10 攻撃的な状態にある身体疾患患者への支援 11 終末期や告知を受けた身体疾患患者への支援 12 精神的問題を抱える身体疾患患者への支援の展開 13-14 単元主題 授業内容 リエゾン精神看護の発展や求められる時代的背景について理解し、専門看護師の役割と機能について学修する。 リエゾン精神看護専門看護師が行う支持的面接(患者・家族面接)の目的と技法について学修する。 リエゾン精神看護専門看護師が行うリラクセーション法の目的と技法について学修する。 リエゾン精神看護専門看護師が行うコンサルテーションの目的と技法について学修する。 リエゾン精神看護専門看護師が行う医療者へのメンタルヘルス支援とアサーション技法について学修する。 リエゾン精神看護専門看護師が行うコーディネーションや倫理調整、ケアシステムの変革等について学修する。 抑うつ状態の患者への治療と効果について学修する。 緩和医療におけるせん妄、不眠のある患者に対する治療と効果について学修する。 抑うつ状態にある患者への支援(ケアおよび医療者・家族調整等)と支援の実際について学修する。 せん妄状態にある患者への支援(ケアおよび医療者・家族調整等)と支援の実際について学修する。 怒り・攻撃的な状態にある患者への支援(ケアおよび医療者・家族調整等)と支援の実際について学修する。 終末期や告知を受けた患者への支援(ケアおよび医療者・家族調整等)と支援の実際について学修する。 事例(精神的問題を抱えるがん患者)に基づき、患者・家族への支援と看護師への支援について展開し、プレゼンテーションする。 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 2単位 開講年次 1年次 開講学期 後期 担当者 授業方法 対面のみ 対面のみ 対面のみ 関 根 正 対面のみ 対面のみ 対面のみ 対面のみ 対面のみ 対面のみ 加藤 郁子 関根 正 対面のみ 対面のみ 佐々木 佑架 関根 正 対面のみ 関 根 正 対面のみ - 215 -

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