回 日程 授 業 計 画 1コマ/30分 科目名・英名 教員名 授業形態 科目概要 授業目的 到達目標 授業外における 学習・時間 評価方法 テキスト・参考書 履修上の注意 質問への対応 (オフィスアワー・Email) 10 11 12 13 14 15 科目区分 必修・選択 授業内容 疫学研究についての概説 エビデンスと疫学の基礎的理解 疫学でよく使われる指標の定義 4/19(水) 疫学で使用される指標 疫学研究方法について 4/26(水) 研究デザイン その数値は母集団を反映しているか 5/10(水) バイアス・交絡 5/17(水) データの集め方・入力と整理 ファイルの型、変数の型、外れ値の確5/24(水) 記述統計と推測統計 認方法など 記述疫学、分析疫学、因果関係 連続量を解析する(t検定、U検定、分散分析、回帰) 割合を解析する(カイ2乗検定、ロジスティック回帰) 生存時間を解析する(ログランク、比例ハザード) 交絡因子の統計学的調整方法 倫理指針について 研究目的の明確化、研究方法の設定 適切な対象者数の計画 STROBE声明と論文の書き方 すか 共通科目 論文:必修 CNS:自由 担当者 西連地利己 単位数 2単位 開講年次 開講学期 1年次 前期 授業方法 Zoomでの受講可 Zoomでの受講可 対面のみ 保健統計学 Health statistics 西連地利己 対面講義(15コマ)とする。必要に応じてオンラインとのハイブリッド講義やオンデマンド配信を行う。 疫学は、「人間集団を対象として、その健康および健康障害の頻度と分布を明らかにし、それらに関連する要因とその交絡状況を包括的に研究して、より良い社会、暮らしに還元する学問」であり、統計学は、「多くのデータを要約し、中に含まれている情報を把握しやすくする手段であると同時に、要約された事実に基づいて、別の場面(対象)あるいは将来にどのような結果が得られるかを推定、あるいは予測する学問」である。したがって、疫学と統計学は、車の両輪のような関係であり、さまざまな研究においてはもちろん、日常の業務や生活においても重要な学問である。 疫学研究デザインの能力を養い、看護現象を科学的に分析・評価し、基礎的研究能力を養うために統計解析の考え方を理解する。 看護研究や看護職実務上で必要な統計知識の修得を目標とする。内容としては、データの収集、データの種類、代表値、データのばらつき、集計、推定、検定、メタアナリシスなどの理論を説明する。 単元主題 研究をするのか~ 事後レポートの作成(課題については授業内で提示する) レポートの成績90%、授業参加度(出席回数)10%とする。 テキスト:講義中に何冊か紹介する。授業資料はその都度配布する。 主体的な取り組みを期待する。 オフィスアワー:水曜日17 時~ 18 時(研究室30) ※事前にアポイントを取ること。 E-mail:tossair@dokkyomed.ac.jp(西連地利己) 4/12(水) イントロダクション~なぜ疫学1 2 3 4 5 6 5/31(水) 変数の種類と解析法(1) 7 6/7(水) 変数の種類と解析法(2) 8 6/14(水) 変数の種類と解析法(3) 9 6/21(水) 多変量解析 6/28(水) 疫学研究と倫理 7/5(水) 研究計画書の作り方 7/12(水) サンプルサイズの設定根拠 7/19(水) 疫学研究論文の書き方 7/26(水) 疫学研究と地域診断・業務改善 疫学研究をどのようにして現場に生か- 35 -
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