(オフィスアワー・Email) 看護理論 Nursing Theory 科目名・英名 教員名 菊池 麻由美 う) 授業形態 講義:10回、演習:5回(講義:教員からの講義・文献抄読・ディスカッション 演習:学生によるプレゼンテーション) 高度な実践能力を育成するにあたり、看護理論は「看護」という営みを理解し、新たな看護実践を創造する理論枠組として価値づけられる。 科目概要 本科目では、代表的な「ドロセア・オレムのセルフケア理論」「ジーン・ワトソンのケアリング理論」「パトリシア・ベナーの看護理論」などについて論及し、理論の看護事象への活用法を示す。また、1 つの理論について検討した結果をプレゼンーションする。 看護現象を科学的に分析・評価し、基礎的研究能力を有する高度専門職業人としての看護実践者、看護管 授業目的 理者、看護教育・研究者育成の為に、実践・管理・教育・研究の基礎と発展にとって重要な看護理論の理解を 深める。 1.看護学の理論体系の発展経緯と看護現象の概念化や理論化の意味や重要性を理解する。 2.看護実践の基盤となる諸理論の構成、利点及び限界や、看護実践・研究・教育への活用を検討する。 3.看護学の理論体系の発展経緯を説明することができる。 4.看護理論の読み方(分析・評価の方法)を知る。 5.理論と実践の関係を検討する。 6.1 つの看護理論について分析・評価し、実践との関係をふまえてプレゼンテーションする。 7.学習した内容やその他の理論を、各自のフィールドでどのように活用するかを述べる。 到達目標 回 看護学の理論体系の発展経緯と看護現象の概念化や理論化の意味や重要性 1 2 3 4 オレムのセルフケア理論 5 授業 計画 6 課題演習:看護実践の中に看護理論を捉える① 7 ワトソンのケアリング理論 8 9 課題演習:看護実践の中に看護理論を捉える② 10 中範囲理論: 病みの軌跡理論・症状マネジメント理論 など 11 12 課題演習:看護実践の中に看護理論を捉える③ 13 看護実践の中に看護理論を捉える 14 15 看護理論の看護実践への活用を支援する 事前に『筒井真優美編集(2015). 看護理論家の業績と理論評価. 医学書院.』の[序] および[第一部:看護理論の発展と理論評価の基本となるもの]を読んで授業に臨む ことが好ましい。 授業外における 学習・時間 評価方法 プレゼンテーション60%、グループ討議への参加40%等を総合評価する。 テキスト・参考書 1.筒井真優美編集(2015),看護理論家の業績と理論評価,医学書院. その他、担当教員より随時に明示する。 履修上の注意 討議形式の授業・課題検討・課題発表をするので積極的参加を期待します。 質問への対応 E-mail:twinpeaks9@outlook.jp 単元主題 科目区分 共通科目 単位数 論文:選択 開講年次 C N S:選択 開講学期 必修・選択 授業内容 2単位 1・2年次 後期 リアルタイム、ディスカッション型授業(但し、 Zoomを用いるが全コマ数のうち過半数のコマは対面で行担当者 授業方法 対面授業 Zoom 菊池 麻由美 Zoom 対面授業 対面授業 1コマ/30分 - 46 -・看護における理論開発の歴史 ・看護理論の概観と看護科学、看護学との関連 ・看護理論の諸概念、看護実践・教育・研究における重要性 ・卓越した看護実践への看護理論の活用 ・看護実践の質を維持・発展させるための理論構築 ・理論と概念、理論の評価(分析とクリティーク) ・ケースの検討(看護理論の活用) ・理論家の背景、理論の源泉、問題意識、前提、主要概念、命題 ・ケースの検討(看護理論の活用) ・理論家の背景、理論の源泉、問題意識、前提、主要概念、命題 ・ケースの検討(看護理論の活用) ・理論家の背景、理論の源泉、問題意識、前提、主要概念、命題 課題発表準備 課題発表:選択した看護理論の看護実践への活用-その実際と課題-
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