獨協医科大学大学院 看護学研究科 教育要綱 令和6年度
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- 103 -実践看護学演習Ⅱ(小児看護学) Seminar on Practical Nursing Ⅱ 科目名・英名 (Child Health Nursing) 教員名 小西 美樹 講義:30% 演習:70% 講義:教員からの講義・ディスカッション 演習:クリティーク、学生によるプレゼンテーション 授業形態 関心のある領域やテーマに関する文献を多数かつ丁寧に読解することで、1.研究成果を実践に活用できる 2.その領域やテーマに関する最新の知識を得る 3.自らの研究テーマを見いだすなどのメリットがある。これらのいずれも専門家として備えるべき要件である。 本科目は、文献を構造的に読解するための基礎的な能力を養うことを目的とする。具体的には、受講生の関心に沿って、テーマを選択し、グループ別に学習を進める。授業の進め方として、受講生は文献を検索し、それをプレゼンテーションし、その後、討論を通して当該研究に対する理解を深める。また、研修会、研究会、学会等へも参加する。 科目概要 この科目では、あらゆる健康レベル・発達段階にある子どもとその家族に関するテーマを扱う。 子どもと家族に関する文献抄読を通して、「倫理課題について多角的に分析し、対応できる能力」および「看護現象を科学的に分析・評価し、看護学を発展させるための基礎的研究能力」を学修する。 1.関心テーマの文献を検索し、入手できる 2.文献を構造的に読解し、その内容を説明できる 3.研究論文をクリティークできる 4.子ども・家族を対象とした研究方法の特徴、倫理的配慮を理解できる 授業目的 到達目標 単元主題 回 ガイダンス 1 論文抄読の基礎 授業 計画 2-30 論文抄読の実際 31-59 まとめ 60 第2〜30回では、担当章を精読し、ディスカッションのポイントを明らかにしておくこと。第31〜59回では、文献検索、文献の入手、文献の精読をして授業に望むこと。 プレゼンテーション時は、資料作成と発表準備をしておくこと。 選択した文献の適切性(20%)、発表資料の適切性(30%)、発表及び討論の適切性(30%)、 最終プレゼンテーション(20%) 授業外における 学習・時間 評価方法 テキスト・参考書 講義内で紹介する。 国内文献はもとより、英語で書かれた文献も積極的に収集すること。収集した文献は、文献管理ソフトを活用し、ファイリングするなどして整理し、内容はレジメにまとめておくこと。最終回までに、受講生が行おうとする研究の意義を考察し、プレゼンテーションできるよう準備しておく。 オフィスアワー:月~金 16時~18時 Email : konimiki@dokkyomed.ac.jp にて対応いたします。 履修上の注意 質問への対応 (オフィスアワー・Email) 本科目の授業目的、授業目標、展開方法を説明する。 学生と共に授業計画を立案する。 文献データベースについて理解する。 研究や論文に関する成書数冊を題材に、受講生が主体的に抄読会を開催する。 受講生は関心テーマに沿った文献を検索、入手し、精読する。研究の概要とクリティークした内容を資料にまとめ、プレゼンテーションする。 先行研究を踏まえ、受講生が行おうとする研究の意義を見いだし、プレゼンテーションする。 授業内容 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 小西 美樹 4単位 開講年次 1年次 開講学期 通年 担当者 授業方法 Zoomでの 受講可 Zoomでの 受講可 対面のみ 対面のみ 1コマ/60 分

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