- 106 -(オフィスアワー・Email) 科目名・英名 実践看護学演習Ⅱ(がん看護学) Seminar on Practical Nursing Ⅱ(Cancer Nursing) 教員名 小西 敏子 講義:1回、演習:59回 講義:教員からの講義・ディスカッション 演習:学生によるプレゼンテーション・ディスカッション 関心のある領域やテーマに関する文献を多数かつ丁寧に読解することで、①研究成果を実践に活用でき授業形態 る、②その領域やテーマに関する最新の知見を得る、③研究テーマを見いだす、などのメリットがある。これらのいずれも専門家として備えるべき要件である。 本科目は、文献を構造的に解読するための基礎的な能力を養うことを目的とする。具体的には、学生の関心に沿ってテーマを選択履修し、グループ別に授業を進める。授業の進め方として、学生が解読する文献を検索し、それをプレゼ ンテーションし、その後、討論を通して当該研究に対する理解を深める。また、研修会、研究会、学会等へも参加する。 科目概要 ここでは、がん患者の各病期において、特に終末期看護に関するテーマを担当する。 看護現象を科学的に分析・評価し、創造的な実践を開発するための基礎として、文献を構造的に解読するための能力を養う。 1.関心のある文献を検索・入手する。 2.文献を構造的に読解する。 3.文献をプレゼンテーションする。 4.研究論文をクリティークする。 授業目的 到達目標 回 【講義】ガイダンス 1 【演習】研究論文クリティークの基礎 2-30 【演習】文献講読、文献クリティーク 授業 計画 31-59 【演習】まとめ 60 2回~30回:研究や論文に関する成書2,3冊を読みこみ、抄読会に向け、要約して発表資料授業外における 学習・時間 31回~59回:がん患者に関する文献を検索・入手し、プレゼンテーション、クリティーク・選択した文献の適切性 10% ・プレゼンテーション資料・内容・方法 40% ・討論内容・参加度 30% ・課題レポート(講義の中で提示する) 20% 教科書 評価方法 テキスト・参考書 D.F.ポーリット,C.T.ベック:看護研究 原理と方法第2版,医学書院,2010. 参考書 適宜紹介する。 履修上の注意 主体的な取り組みを期待する。 質問への対応 小西 敏子 【オフィスアワー】水曜日17時-18時(研究室16)【E-mail】konishit@dokkyomed.ac.jp 単元主題 全体計画、演習の進め方について説明する。 研究論文をクリティークするための基礎知識を学修するために、研究や論文に関する成書 2,3冊を題材に、学生が主体的に抄読会を開催し、各章ごとに分担して要約・発表し討論を深める。 がん患者の各病期における看護実践及び研究に関する国内外の文献の中から、関心のある文献を検索・入手し、プレゼンテーション、クリティークを行なう。その後、討論を通して内容を深め、研究論文の作成に活用する。 授業は、プレゼンテーション者が主体となり、発表と討論に責任を持ち運営する。 <発表方法及び発表者の役割> 発表者は、授業 1 週間前までに、参加者全員に講読する文献を配付する。 授業開始までに、発表に必要な資料を全員に配付する。資料は発表論文を構造的にまとめ、クリティークした内容とする。 発表後、発表内容について全員で討論する。 <授業参加者の役割> 事前に発表文献を精読する。 討論に積極的に参加する。 <その他> 学会、研究会、勉強会へ計画的に参加する。(2,3回程度) 文献クリティークを通して、自己の研究テーマの焦点化に至るプロセスを振り返り、更なる研究疑問の明確化を図る。 を作成する。 に向けた資料を作成する。 授業内容 科目区分 専門科目 単位数 必修・選択 選択 4単位 開講年次 1年次 開講学期 通年 担当者 授業方法 対面のみ Zoomでの 視聴可 小西 敏子 対面のみ 3時間/コマ
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